4月の食材は春の香りを運んでくれるさくらもち、よもぎ団子にしました。
さくらもちには、関西風、関東風があります。関西風はもち米を粗めに挽いた道明寺粉を使うのに対して、関東風は小麦粉を用いたクレープ生地で餡をまきます。
個人的には野草にとても関心があり、よもぎのような強い野草は体にも良いに違いない、と思っておりましたが、やはり薬効が強いそうです。といっても私もよもぎを実際に摘んで利用した事はなく、今回は生を使ってみようとヨモギを探して近場をうろうろしました。少しばかり摘む事が出来ましたが、残念ながら今回は上手く出来ず、乾燥ヨモギを使用しました。
今回参加してくれた子どもの中にはあんこが苦手な子もいましたが、皆自分の為だけでなく、家族のために一生懸命作っていました。私も「これはおじいちゃんの、これはおばあちゃんの仏壇に・・・」「これはパパに、これはママに・・・」などと言いながら一生懸命作っている姿に心をうたれました。小さな子が誰かを思ってお菓子を作る、それだけでハナマルをあげたいですね。
「大さじ1てどのくらいかな?」という質問をしてみました。大さじに山盛り一杯とすりきり一杯をみせると、多くの子が山盛りを指して「こっち!」。思わず笑みがこぼれました。大人では当たり前な事でも、子どもにはそうではないことがたくさんある!ていう事を心に留めていかないといけないですね。
今回も2時間で盛りだくさんでした。計る、混ぜる、やく、こねる、つく、まるめる、そして最後に食べる!
難しいかな、と思ったあんこをくるむ作業も、きちんと形にできました。
おもちをぺったんぺったんつく力作業も、力をあわせて乗り切りました。
いつもながら表現下手で上手く伝える事が出来ませんが、あとは今回のスタッフや子ども達に今日の様子を聞いてみてくださいね。また、何かお気づきの点があればお気軽にお知らせ下さい。
今回も、子ども達と春を感じながら手づくりを楽しむ事が出来ました。ありがとうございました。
ゆみ