図書館でたまたま目にした幕内秀夫さんの本「変な給食」を借りてみました。
これは是非一度読んでほしいと思います。
実際の給食の献立に幕内さんのコメントが軽快に書かれていて、プッとふきだしながら読みました。手軽に読める本ですが、その中身は簡潔に分かりやすく今の給食の問題、食の事を書かれており、とても勉強になると思いました。
《おかしな給食例》 黒糖パン、桜エビのかきあげ、味噌汁、牛乳、
幕内さんのコメント「味噌汁と 天ぷらを、黒糖パンで食べなければならない・・・なぜ?の嵐」
この本を読むと既に私の頃の給食もおかしかったのでしょうが、おかしいと感じないくらい学校給食が自分の基準になっていたかのかもしれません。だからこそ、毎日出る学校給食は栄養価だけでなく全体のバランスをとるべきなのでしょうね。
私自身、牛乳神話に反対していて、息子の転校前の川崎の小学校でも異議を唱えた事もありますが、給食担当の女性は、「これは栄養価においてもはずせません」ときっぱりおっしゃってました。また、川崎の小学校でも大磯でも米飯給食を増やすように言ってみましたが、川崎の時は、「でもこどもはパンが好きなんですよ」とまたまたびっくりの回答。そして大磯ではお得意の「お金がないから・・・」と続くのです。お金がないから何故米飯給食を増やせないかと言うと、今の設備では、一度に全校児童のお米を炊く事が出来ないそう。そのため、同じ日にパンとごはんを学年別に出す事になっているらしいです。
学校給食がこんな状態だと、家ではもっとしかりた食事をださないといけないのでしょうね。
私は正直中学校でも給食提供を切望していますが、それほど誇れない我が家の弁当と給食とどちらがましなんだろう・・・と不謹慎な事を考えてしまいました。