平塚市中央公民館で「ごみを活かす会」が主催した学習会に参加してきました。「旬の地場野菜をおいしく」というタイトルの講演と、「大根を丸々一本使った料理」の試食でした。
平塚で作られる野菜の話や、生産量が減った野菜をまた復活させようという話などためになるお話を聞いてきました。例えば、昔平塚は、さつまいもの生産がさかんだったそうです。今やまぼろしに近い「くりまさり」という品種で、名の通り、くりにも勝る味だそうです。が、扱いにくかったために廃れたそうです。自然薯のような感じで、長くクネクネしているので掘るのも大変だし、途中で折れたりして商品にならなかったそうです。でも、今そのくりまさりを使った「くりまさり金団」でまちおこしをしようという動きがあるそうです。
また弦斎まつりでも有名な村井弦斎さんの「食道楽」という本に書いてある四季折々のレシピも良いそうです。早速借りてみたいと思います。
料理のほうでは、新日本調理師連合会の名誉会長「渡辺将雄」氏にお話やご指導いただきました。とってもその分野では有名な方のようです。大根葉のお茶漬けの具、皮のきんぴら、実の煮物を試食しました。葉を調理する時に塩を入れると色が鮮やかになるとか、山椒の実を入れると長持ちするとか、栗の渋皮煮は重曹の変わりに大根おろしを使うとか、さといもの皮でさえも、きんぴらに出来るとか、へ~、ほ~と感心しながら聞いていました。渡辺先生はエコ活動にとても関心が高いそうで、そういうほうに力を注がれているとのことでした。
で、エコ料理の会というのがあって、20人以上の人が集まれば、交通費と材料費のみでプロの先生方が講習会をしてくれるそうです。興味のある方がたくさんいれば、ここ大磯でも開催してみたいですね。
ユミ