裕ちゃんが、言うよね~! -17ページ目

道路の速度の決まりって、何だ?


速度の違い…


最高速度・法定速度・指定速度は、
似た様な言葉ですが
違いがある様です。



それぞれの速度の意味

最高速度
法令の下、車両が出す事ができる
最高の速度を最高速度と言います。
道路交通法第22条第1項で
定められています。



法定速度
道路交通法で定められる速度を
法定速度と言います。
政令によって定められている最高速度を
「法定最高速度」と言います。

道路標識等の無い道路での
最高速度となり、
乗用車は一般道では60km/h、
高速道路は80㎞/hとなります。
高速道路において、
追い越しや登坂での加速を見越して
90km/hまでの速度は容認範囲ですが、
91km/h出すと、
「1km/h超過」でなく、
「11km/h超過」として
違反キップを切られます。

91km/h以上の計測速度から
80を差し引いた数値で、
速度超過違反となるわけです。
ややこしい規定なので、
これも、教則本では教えないですね…



住宅街等に多い、
対向車線が無い車道の速度制限が、
「60km/h」から『30km/h』へ
引き下げられる法案も
実施される様だ。
車道の幅は関係なく、
中央車線の有無がポイントである。

法令により定められている
最低速度もあり、
渋滞等が無い限り、
高速道路の法定最低速度は
50km/hとなっています。
濃霧注意報や路面凍結の恐れがあると、
安全が確認されるまでは
50km/hに指定される事があります。
61km/h以上出すと、
速度超過違反ですね…

高速道路において、
積雪等により
法定最低速度を下回る場合、
通行止めの処置がされます。
原付バイクの
法定最高速度は30km/hなので、
いかなる場合も高速道路には
進入できません。


指定速度
道路標識や道路標示(路面標示)で
指定される速度の事を言います。
道路標識等によって
指定される最高速度を
「指定最高速度」と言います。

指定最高速度の標識例…

原則として
最高速度を超えてはいけませんが、
道路標識等によって
速度指定がある場合は
指定速度を優先する様です。
道路標識で60km/hが出ていても、
原付バイクで同じ速度で走ると、
原付バイクの
法定最高速度は30km/hなので、
30km/hオーバーのスピード違反が
取られます。
→イッパツ免許取り消し処分か!



原付バイクにおいて、
30km/h走行の前を走る原付バイクを
追い越したいので
35km/h以上出しても、
速度超過違反です。
原付バイクはいかなる道路でも
30km/hを超えてはならないので、
前走原付バイクも30km/h走行なら、
追い越してはいけません。
並走(横並び)もいけません。
後続の自動車等の
進路妨害行為ですので、
必ず縦に並んで走行して下さい。

見慣れない速度標識だが、
「指定最低速度」である。
この標識例の場合、
原付バイクもOKだが、
渋滞や、災害等でもないのに、
下回る速度で遅く走ると違反となる。
もちろん40に下線がある表示の場合、
指定最低速度40km/hとなるので、
高速道路でなくても
原付バイクは進入できない。

自然災害や悪天候等により、
指定最低速度以上で走れない時は、
通行止めになる事もあります。
日本の高速道路は、
指定最低速度は50km/hですね。



まとめ

それぞれの意味と違いがある事を
紹介しましたが、
必ず交通ルールを厳守し
安全運転を心掛ける様にしましょう。

図柄入りご当地ナンバー?


ナンバープレート改革♪


自動車ナンバープレートが、

変わりました!



平成28年12月28日より
道路運送車両法施行規則等の
一部改正により、
背景に図柄を入れたナンバープレートの
導入や検査標章のデザイン変更等を
行う事ができる様になりました。

今後のナンバープレートの
多角的な活用や、
検査標章の見やすさ向上による

無車検運行の防止のために

行われた様です。


普通車(白プレート)、
軽自動車(黄プレート)、
普通車営業用(緑プレート)で
対応するみたいです。
軽自動車営業用(黒プレート)は、
非対応の様ですね…

準中型車、中型車、
大型車(貨物車、観光バス)等に
ついては、不明です。

二輪車、原付バイクについても、
一部地域では、
ご当地ナンバーが出来ます。
2019年9月現在、
まだ全都道府県対応ではありません…
今付いてるナンバーを変更する場合は、
管轄の市町村役場にご相談下さい。
新車購入と同時依頼の場合は、
バイク販売店にご相談下さい。
今付いてるナンバーの番号を
そのままに、
ご当地プレートに変えられるかも
不明です。

二輪車、原付バイク用ご当地ナンバーの
デザインについては、
検索してみて下さい…

神奈川県葉山町のご当地原付ナンバー…
交付枚数限定なんだとか!
ちなみに、葉山町に実在するバス停が
デザインされています…


字光式ナンバー申請について(一般)
字光式ナンバー申請について
(軽自動車)
★新車時に字光式を希望する場合は、
 販売店の係員に申請して下さい。


今後拡がる予定の、
ご当地図柄入りナンバープレート

図柄入りナンバープレートは、
意外にも『軽自動車』に人気だとか!
軽自動車お馴染みの、
黄色いプレートで無い
理由だからだそう…

ラグビーワールドカップ
2019以外にも、
2020東京五輪競技大会特別仕様の
ものや、
地域振興・観光振興を目的とした
各地自治体独自の図柄が入った
ご当地ナンバープレート等も
交付される様になる予定です。

一般的ナンバープレートでは、
普通自動車と営業用普通自動車、
軽自動車と営業用軽自動車で
色が違いますが、
(営業用は文字色と背景色が逆なだけ)
図柄入りナンバープレートでは
普通自動車と軽自動車の区別は
今のところ無いみたいですね…


ナンバーの番号だけでなく、
背景の図柄等も選べる様になると、
より個性的なナンバープレートが
見られる様になりますね。

47都道府県全てにおいて
図柄入りナンバープレートの
地方版デザインがあるかは、
警察署か陸運局にお問い合わせ下さい…
各都道府県庁等で地方版デザインが
決まってない場合もあります。

ご当地ナンバープレートに変更したいが
ナンバー番号等のデータをそのままに、
プレートだけ変更できるかも不明です。
プレート変更時に、ナンバー番号も
変えるかもしれませんので、
最寄りの陸運局へ、お問い合せを…

出展:国土交通省

ラグビー2019プレートや
2020東京五輪限定プレート、
ご当地ナンバープレート等々
図柄入りナンバープレートは、
盗難されるかもしれないので、
ナンバー固定ボルトには
「盗難防止ボルト」等も合わせて
使いたい…
盗難防止ボルト用工具は、
車検証入れに保管しましょう…

一般ナンバーボルトも捨てないで、
車種変更や譲渡等の時に
盗難防止ボルトと交換して。


また、引っ越した後も、
要注意…
陸運支局に車両持ち込みが
必要です。

全国陸運支局 リンク先…
(国土交通省です)

2020年新型コロナウィルス対策で
県外ドライブ自粛を言われてるが、
ナンバープレートを変えてないと
あおり運転のターゲットにされたり、
駐車場で
変な張り紙やボディのキズ、
ネットへの記載等々、
イタズラされる事もあります。


雑学ネタ帳 リンク先…


高級車の象徴アイテムが…


ベンツで激減
「立ったエンブレム」。
ジャガーは全車消滅!
なぜ? 盗難対策?



メルセデス・ベンツの
「スリーポインテッド・スター」や、
ジャガーの「リーピング・キャット
(リーピング・ジャガー)」、
ロールス・ロイスの
「スピリット・オブ・エンジェル」等、
高級車の立体エンブレム
(ボンネットマスコット)や
フードマスコットは、
それぞれのブランドを象徴する
アイコンのひとつです。
古道具店や解体業者、
通販サイト等では、
事故車等から取り外された
立体エンブレムや
フードマスコットだけが
売られている事もあります。

ロールス・ロイスのフードマスコット…
エンジェル(天使)が翼を拡げた
デザインは 超高級車のシンボル…

かつては日本車でも、
ボンネットにフードエンブレムが
立体的に取り付けられた車種が
ありました。

例えば
1980年代から90年代にかけての
日産「初代シーマ」や「グロリア」、
三菱「初代デボネア」、
トヨタ「クラウンマジェスタ」等です。
こうした「立ったエンブレム」は
やはり高級車の象徴的なアイテムと
いえるかもしれません。

初代シーマやグロリアの
フードマスコット…
エアサスブームの火付け役で有名な
初代シーマは、セドリックやグロリアの
さらに高級版なので、同じ部品だった。
小さな部品だが、
他車に比べて空気抵抗が有りそう…
ちなみに初代・2代目シーマは、
プレジデントとセドリック・グロリアの
中間扱いだったが、しばらくして
インフィニティQ45ができると、
Q45とプレジデントが同格扱いで
セドリック・グロリアの中間である
シーマ・ブランドは消え去った…

令和にフルレストアした事で
お馴染みの、
女優・伊藤かずえさんが所有する
日産シーマは、
FPY31型の初代シーマ。 
グレードは、「タイプ2リミテッド」
ちなみに正確には
「セドリック・シーマ」で、
当時の日産モーター店で購入した
モデルという事が判る。
★当時の日産プリンス店では、
 「グロリア・シーマ」がある。
★日産モーター店は、
 1999年4月、日産店と統合して
 日産ブルーステージ店に
 なりました。
 なお、
 日産プリンス店と日産サティオ店は、
 統合して
 日産レッドステージ店になります。

なんと、
トヨタセンチュリーには、鳳凰!
さすがセレブリティな高級車。
皇室関係や首相関係の車でもおなじみ…


しかし現在、
それら立体のエンブレムや
フードマスコットが
数を減らしています。
日本車でもこれを備えた新車は
ほとんど無くなった他、
ジャガーでは全車で、
ボンネットの
「リーピング・キャット」が
消えています。

ジャガーのフードマスコット…
「リーピング・キャット」だ。

これは、
乗用車の突起物規制が
敷かれたためです。

歩行者保護の観点から、
自動車の外部には、
衝突時あるいは接触時において
歩行者等に傷害を与える恐れのある
鋭利な突起を有してはならないという
国際基準が、2009(平成21)年以降の
新車から適用されています。

日本仕様の輸入車だけでは
無いのですね…

このため、ボンネット上から
突起物が無くなった事はもちろん、
ボディの端部等も
丸みを帯びたものに
なってきているのです。

そう言えば、
フェンダー左右に有ったサイドマーカー
(コーナーマーカー)等も
見なくなりました…
教習所で停止線に合わせて
停車する時に、
車幅感覚を視覚的に確認できた
フェンダーミラーが少なくなり、
ドアミラーが主流となると、
コーナーマーカーやコーナーポールで
車両感覚を見る事ができました。
やはり突起物扱いなので、
消え去ったのでしょうか…?

こちらは、コーナーマーカー…
ポールに比べて空気抵抗は少なそう。
メーカーによりLED発光式も有った。

こちらは、コーナーポール…
伸縮収納式も有る。
下のセンチュリーのは、異様に長く、
皇室専用車は
国民の祝日等の旗も掲げられそうだ。
新聞社の社用車なら、社旗だろうか。


現在も一部車両に残る
立体エンブレムやフードマスコット、
規制にどう対応?

ジャガー
・ランドローバー・ジャパンは、
「法規に合わせて
ボンネットの
『リーピング・キャット』は
廃され、車体後部に埋め込まれる形で
配置されています。
歩行者保護の観点からは
致し方ない事でしょう」と話します。

一方、メルセデス・ベンツでは現在も、
ボンネットにフードエンブレムが
立っている車種があります。

「Sクラスと『マイバッハ』の他、
EクラスやCクラスの限定モデル等にも
残っています。

これら車種は、
『エレガンス』と呼ばれる
伝統的な形状の
フロントデザインを
採用しているもので、
元々はこちらが基本でした。

ベンツの、
アヴァンギャルド・エンブレム…
フロントグリル埋め込みが、
スポーティだ。

現在ではほとんどの車種で
フロントグリルの中央に
エンブレムを配した
(スポーティな)
『アヴァンギャルド』を
採用していますが、
『エレガンス』は昔からの形で、
現在もご要望があります」
(メルセデス・ベンツ日本)

ちなみに通販サイト調べによると、
ベンツのフードマスコットの部品代は
年式や車両型式により
サイズ等が異なるため、
ざっと確認して
5,000〜8,000円くらいと開きがある。

初代シーマのフードマスコットでは、
15,000円近くもする!
2代目シーマのリーフマスコットでは、
2,000円前後と、かなり安い…

ちなみに、2009年以降の国産車では、
通販サイトやリサイクル店等で
購入した、
ドレスアップのための
フードマスコットが
取り付けられていると、
違法改造扱いとなり、
車検を通す事ができません。

しかし、2008年12月31日までに
登録された新車・中古車の国産車で、
純正装着済みとなっている
クルマであれば
対象外ですので、
車検を通す事ができます。
純正ではない社外フードマスコットや、
純正部品でも他車の部品を流用等は、
違法改造扱いでしょう…
純正部品だとしても、
2009年以降の修理交換の場合は、
微妙かもしれません…

ベンツ車の立体エンブレムは、
前方から押せば、
ボンネット側に倒れる様に
なっています。
「道路運送車両の保安基準」では
特別規定として、この様な立体装飾が
格納または、たわんだ状態で
突出量が10mm以下であれば良い事に
なっています。

ちなみに、ロールス・ロイスでは
現在も多くの車種でボンネット上に
立体的な
「スピリット・オブ・エクスタシー」の
マスコットが取り付けられています。
こちらは格納式を採用。
ボンネットの内側に隠れる様に
なっています。