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地域包括で働く社会福祉士のBlog

福祉の現場のこと、介護のこと、読んだ本のことや子育て奮闘記など日々の気づきの記録です。

 フォトリーディングの講習会に参加してからほぼ2か月がたちました。その間40冊弱の本を読んできて、だいぶ慣れてきたように思います。でもやっぱり、本来のフォトリーディングの効果は出せずにいるのも正直なところです。たしかに読むことはできているけど、理解できない部分も多い。そしてなによりも読書によって

自分自身があまり変わってきた気がしないのです。

 そんなわけでここ最近、読書本を読んでいます。前回の勝間和代さんの「読書進化論」などです。それで今回はこちらです。

ビジネスマンのための「読書力」養成講座/小宮 一慶
¥1,050
Amazon.co.jp

小宮さんの著書はもうこれで4冊目になります。すべて「ビジネスマンのための~」シリーズです。

さて、この本ですが、表紙にもあるようにいわゆる速読本ではありません。速読を含めた5段階の本の読み方を提唱しています。5段階とは速読、通読レベル1、通読レベル2、熟読、重読の5つです。内容の説明の前に目次を紹介します。

  目 次

 1 速読

 2 通読レベル1

 3 通読レベル2

 4 熟読

 5 重読

 6 読書力を高める八つのポイント

 7 本書で紹介した小宮流読書法別ビジネスマンのための必読書60


目次もほとんど読書レベルそのままですね(笑)。簡単にそれぞれの内容を説明していくと・・・

速読

情報を早く得るための読書法。目次や太字、帯などから目的にあった情報を得ていく。速読をするためには知識ベースが必要。

通読レベル1

読書を楽しむための読書法。全体を通して読み、大枠をつかんでいく。

通読レベル2

通読レベル1に加え、文章のロジックを追っていく。メモや線なども活用。

熟読

必要なところを関連資料などを調べながら、じっくり読んでいく。疑問を残さない。

重読

意識を高めるための読書法。同じ本を繰り返し読む。


と、こんな感じでしょうか。この本では読書レベルを目的に応じて使い分けることが説かれており、それぞれ非常に興味深いのですが、それ以上に私が興味深かったのは、それぞれの読書レベルにあった参考図書が大量に紹介されていたことです。半分くらいは参考図書の紹介といってもいいのではないでしょうか。

これを是とするか否とするかは意見が分かれるでしょうが(新書ですからもともとの文字数が少ない中で半分参考図書の紹介というのは・・・)、私としては読書法の本というより、ビジネスマンのための勉強法の本としてとても有効だと感じました。


フォトリーディングセミナー受講から読書法、速読法の本を数冊読んできたので、そろそろ自分なりの読書のコツをまとめていこうかなと思う今日この頃です。


 私はいま5人ほどのチームのリーダーをしています。もうこのチームリーダーという仕事も5年目になるでしょうか。公務員という年功序列の世界の中では、ずいぶん早い時期からチームを任せさせていただきました。

 その間たくさんの失敗をしてきました。仕事上の期限が間に合わないとか、事故とかもありますし、一番大きいのはチームのメンバーとうまくいかず、結果的にその人を精神的な病で長期にわたって休ませてしまったことです。いいわけではなく、私だけが悪いわけではなかった(上司以外の同僚みんながそう認めていました)のですが、結果的に精神的に弱っているその人の最後のトリガーをひいてしまうきっかけになってしまったのは確かです。このことを乗り越えるのは私にとっても非常につらいことでした。私の見方になってくれる同僚がたくさんいたことや、その当時同じ職場で働いていた現在の妻の力があってこそです。

 しかしそのことは私にとって大きな反省と学びをもたらしてくれました。チームを運営するって、リーダーってなんだろうと真剣に考えるようになりました。最近たくさんのビジネス書を読んでいますが、それらを実践するだけが正しいことだとは思っていません。正しいことが正しいとは限らないというのでしょうか。私の任務はチームをまとめて仕事の結果をだすことです。結果をだすために正論が正しくないことってたくさんあるんですよね。ようはどんな道を通っても結果を出せば仕事としては成功なのだと思うようになりました。

 私がはたらく公務員の世界は必ずしもモチベーションが高い人ばかりではないし、能力が高い人ばかりではないです。パレートの法則がこれほどあてはまる職場ってないんじゃないだろうかと思うほどです(笑)。だから、彼らを動かすのには、独特のコツがいるのだと思います。ビジネス書に書いてあるカッコイイことばかりでは結果は出せずに浮いてしまうだけです。いろいろな人の力を活かしながら、求められる結果を出していける、そんなリーダーになっていきたいです。

 

 今年度も半分が過ぎ、いま仕事で前期を総括しています。あと半年、リーダーとして結果を出したいと思いちょっと考えてみたしだいです。

待ちに待っていた勝間和代さんの新刊です。早速購入し読みました。

読書進化論~人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか~ (小学館101新書) (小学館101新書 1)/勝間 和代

今回は新書ですね。あたらしく小学館で創刊される101新書のNo.01だそうです。ラジオBOOK LOVERSでも言ってましたが、表紙はドラえもんですね(笑)。まさに小学館です。


さて今回の内容ですが、題名通り、これからの読書・本の在り方について、読む、書く、売るという視点から説明しています。この3つの視点もMECEで勝間さんらしいです。

それでなぜ「これから」なのかというと、この本の副題を見るとよくわかります。

「人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか」すごい副題ですね。要はインターネットが普及してきたこれからの時代における読書・本の在り方です。


それでは目次を紹介します。

 序 賞 成功や自由は、読書で手に入れる

 第1章 人を進化させる読書がある

 第2章 進化している「読む」技術

 第3章 「書く」人も進化する

 第4章 「売る」仕組みを進化させる

 終 章 これから「読みたい」「書きたい」「売りたい」と思っているみなさんへ


ウェブと本との関係については、これまでの勝間さんの著作を読んでいれば、ある程度想像がつく内容でした。ウェブでは多彩な情報をあっという間に集めることができますが、その中で本当に有用なものを選別するにはひと手間掛かります。それに対して本は編集などひと手間もふた手間もかかった状態で世に出ているので、良質のものが多いとは感じていました。

ただここで一番大切なのは、勝間さんも述べていますが、どちらが良いではなく、両方とも使って、使い分けていくことだと思います。そのバランス力こそが重要なのではないでしょうか。 この考え方は私もすごく好きです。白か黒かではなくて、双方の良いところをうまく取り入れていく、そんなウェブや本との関係を作っていきたいと思います。


また私はこの本を読んで、すごく本を書くということに興味が出ました。これまでも勝間さんの勧めにしたがい(笑)、このブログを開設するなどしてきましたが、今回は本を書くということに非常に魅力を感じる内容でした。でもそのためには、基本的な文章力が不足しているのはもちろんのこと、コンテンツ力が圧倒的に不足しているなぁと感じます。もっともっと人生を充実させないとですね。


最後に、今回の「読書進化論」、読書や本について読む、書く、売るという側面から見ることができましたが、それぞれの面についてもっと詳しく知りたいというのが私の思いです。新書という形式なのでページ数も少ないため、やや物足りなさも感じています。ラジオやウェブでの補完もあるのでしょうが、私としてはぜひ続編を期待したいです。