2024年新演技 他の新しい演技 | 中年サラリーマンがF3C日本選手権に挑戦!

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前回は、

今までに無いタイプのダブルスワローテールを取り急ぎ解説しましたが、

今回はその他の新しい演技です

 

静演技の1つ目の演技、パイです

説明文

 

 

 

上空演技の変更

説明文

 

ループを2回共に同じ大きさの円にするために、

1回目をストールターンから水平飛行の勢いのまま大きなループをすると、2回目に同じ大きさのループは難しいので、

逆に1回目のループは大きさは抑えて2回目に出来るループの大きさに合わせる事ですね

 

更に、スロースタント・等速演技に重点が置かれるので、

この演技のループの大きさは必然的に小さめになると思います。

 

この演技は自分ではまだ飛ばした事が無いので

ループの大きさの表現が大きいとか小さめとか曖昧で申し訳ありません

時間があれば色々と試して数値を出して、記事にしたいと思います。

 

 

 

演技の変更は以上の3演技ですが、

180度オートローテーションの説明分が変更されています。

 

2024年の新説明文

 

ちなみに2020年の説明文

 

違い、わかります?(笑)

 

言い回しが違うところがありますが、基本は同じだと思います。
2024年の新説明文の最後の一文が太文字になっていて、

"飛行経路は地面又はジャッジラインに平行であってはならない"

に"決して"と強調されているので飛行経路が平行になった場合に

今までより減点が大きくなるかもしれませんね

 

地面又はジャッジラインに平行とは、

例えば、

ヘリパッドに届かなくて最後に引っ張って経路が水平(地面に平行)になったり、

着地直前の経路を上から見た時に

直線進入着陸の様に真っ直ぐに(ジャッジラインに平行)

ならない様に、

着地するまで降下と旋回が続かないと大きく減点される事になると思います。

 

 

 

 

 

今後はスロースタント&等速演技がもっと求められると思います。

 

 

縦モノやループ系の演技を

機速の勢いにまかせてエレベータを引いて駆け登るのでは無く、

機速を抑えて進入し、ピッチとエレベータの操作で等速に縦に上る

降下も重力に負けて加速しない様に等速に降りる

 

 

実は新しい上空演技のツーループスは

ループ2回の簡単そうな演技に見えますが、

フライヤーの基本・基礎レベルがわかる演技だと思います

さらにスロースタント&等速演技のピッチとエレベータの操作の

出来がハッキリ出る難しい演技だと思います。

 

2024年の新しい演技は、

ピルエットが無い静演技や2回のループなど

簡単そうに見えて奥が深い演技ですね