さて、
先週に40周年記念モデルとして発売された、
【 BOSS 40th Anniversary SD-1 4A SUPER OVERDRIVE 】
を紹介した、
【BOSS 40th Anniversary SD-1 4A SUPER OVERDRIVEキタ!】
と言う記事を書いた。
そんで、その中にも中身は現行と同じだからサウンドチェックは特別しないと言う事ではあった。
しかしながら、現在はMADE IN MALAYSIAとマレーシア製となってる。
バックパネルのデカール(ステッカー)の色が灰色になって、
現在の裏ゴムがこんな形になった段階からマレーシア製だと思われる。
俺はマレーシアになってる事は知らなかった(笑)
っで、この限定モデル、現行と中身は同じだけど、現行を所有していればそのサウンドチェックはいらないだろうと言った所だけど、俺がこれまで所有していたBOSS SD-1は日本製と台湾製。
そう、
気になるよね、
音の違い(笑)
まぁ日本製が違うのはもう分かり切った事ではあるけど、台湾製とマレーシア製の違いが気になってくる所。
っーこって、
比べて見ようと思いますです!
とりま、
並べて見ました。
左から
・1983's BOSS SD-1 SUPER OVERDRIVE MADE IN JAPAN
・1994's BOSS SD-1 SUPER OVERDRIVE MADE IN TAIWAN (ACA)
・2021's BOSS SD-1 4A SUPER OVERDRIVE MADE IN MALAYSIA
台湾製にはアダプターDC部がACAとPSAとあるけど、俺が所有するのはACAのもの。
裏蓋を開けると、
こんな感じ。
基板は
こんな感じ。
現行のはまぁね(笑)
日本製と台湾製でもこの時点で違うよね。
以前、日本製を入手した時の記事でも見比べてるけどね。
基板の
表。
こうも違うと、マレーシア製は結構違ってくる様な気がしてくるけども…
如何に?
っーこって、
それぞれ、同じセッティングで同じフレーズを弾いて見ました。
基本的にアンプをクランチにSD-1でプッシュアップ。
SD-1のセッティングは俺のいつものセッティングで
・LEVEL : 6.5~7
・TONE : 6
・DRIVE : 6.5~7
って感じ。
直列で繋いでしまうとバッファーを通すので、1台ずつで、全て殆ど同じ容量の9V電池を使用。
BOSS
— ZAKK (BLS SDMF 大阪支部) (@SDMF_Inc) June 20, 2021
SD-1 SUPER OVERDRIVE
1983's MADE IN JAPAN
vs
1994's MADE IN TAIWAN (ACA)
vs
2021's MADE IN MALAYSIA
まずは
【1983's MADE IN JAPAN】
アンプをクランチに、
SD-1でプッシュしてます。@BOSS_jpn #BOSS #SD1#SuperOverdrive #比較#日本製 #台湾製 #マレーシア製 pic.twitter.com/reoEuwGM97
【1983's BOSS SD-1 SUPER OVERDRIVE MADE IN JAPAN】
これを買った時に台湾製と比べてあるけど、やはり日本製は角が取れたマイルドなサウンドをしてる。
より柔らかい印象を受けるね。
日本製に拘る人はこの感じが良いんだと思う。
俺も最近ではSD-1を使う時はこの日本製を使ってる。
Zakk Wyldeも1998年辺りまでは結構ボロボロになったSD-1を使っていたけど、それが日本製であるとファンの間では言われてるよね。
実際には確認した訳じゃないから分からないけど、ボロボロになってまで拘ってそのSD-1を使ってる事から日本製なのだろうと推測で言われ続けてる事なんだと思う。その後は2003年~2004年辺りまで普通に現行を使ってた言えるかな。
BOSS
— ZAKK (BLS SDMF 大阪支部) (@SDMF_Inc) June 20, 2021
SD-1 SUPER OVERDRIVE
1983's MADE IN JAPAN
vs
1994's MADE IN TAIWAN (ACA)
vs
2021's MADE IN MALAYSIA
次には
【1994's MADE IN TAIWAN (ACA)】
アンプをクランチに、
SD-1でプッシュしてます。@BOSS_jpn #BOSS #SD1#SuperOverdrive #比較#日本製 #台湾製 #マレーシア製 pic.twitter.com/C7QfNp5ToI
【1994's BOSS SD-1 SUPER OVERDRIVE MADE IN TAIWAN (ACA)】
一般的に多く出回ってるものと言えるが、ACAとPSAで違いがあるのかは分からない。
日本製と比べると角が少し立っているので、元気な音って印象を受ける。
日本製よりも台湾製の方が好きだって人がいるのも頷ける。
どうにも日本人は日本のメーカーであれば「日本製」、古い「ヴィンテージ」って言葉に弱く、その先入観で日本製は良くて他は駄目みたいな風潮を出しやすいけど、台湾製は全然良いし、なんなら俺も20歳過ぎから長年使ってきたからね。
たから日本製よりも見た目ボロボロなのよ、俺の台湾製(笑)
BOSS
— ZAKK (BLS SDMF 大阪支部) (@SDMF_Inc) June 20, 2021
SD-1 SUPER OVERDRIVE
1983's MADE IN JAPAN
vs
1994's MADE IN TAIWAN (ACA)
vs
2021's MADE IN MALAYSIA
最後に
【2021's MADE IN MALAYSIA】
アンプをクランチに、
SD-1でプッシュしてます。@BOSS_jpn #BOSS #SD1#SuperOverdrive #比較#日本製 #台湾製 #マレーシア製 pic.twitter.com/jBgQiWacG4
【2021's BOSS SD-1 4A SUPER OVERDRIVE MADE IN MALAYSIA】
さて現行。
どうでっしゃろ?
元気の良さは台湾製に通じる所あるし、台湾製と殆ど違わない!
うん、とは言え台湾製とちょっと違うなぁ~と感じるものの、その違いを言葉で上手く表す事が出来ない位の微妙な差と言える。
基板がまるで違うのに音はしっかりSD-1で気にする様な違いが無いのは流石BOSSと言える。
音に関して言えばそんな所なので、特に台湾製とマレーシア製で拘るってのは無いだろう。
強いて言えば、改造目的で購入するなら台湾製と言った所(笑)
どうだっただろう?
3台共にしっかりSD-1の音である事は世界のBOSSと言えるし、もし自分が今使ってるOverdriveが故障したりして、それがスタジオだったり、LIVEの現場だったりしても、SD-1があれば借りて自分の音を出せるし、そこに無くても近くの楽器店に行けば必ず置いてある安心感。
TSも人気で好きな人も多いだろうけど、俺は断然SD-1派でSD-1が好き。
とりま軽くクランチに歪むアンプとSD-1があれば大丈夫だったりする。
っーこって、
BOSS SD-1 SUPER OVERDRIVE
日本製、台湾製、マレーシア製
のサウンド比較でした。
手前味噌な比較だったけど、誰か1人でも、ちょっとでも参考になったのなら幸いです。
ってな訳で、
今回はこの辺で~