メインのアコギ Alvarez Yairi YD-61(DY-61)の弦高下げ Part-1 | 山アリ谷アリ平地ナシ

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俺が普段からメインのアコギとして使用している、

【Alvarez Yairi YD-61 (DY-61)】

 

もう何度も紹介して来てて、TwitterやInstagramでも何度も写真を上げてるので、このBlog以外のSNSを見て頂いてる方にも御馴染みだと思う。

 

初めてとか、良くは知らないって方は、

 

過去に記事にしてるのでコチラをどうぞ。

 

あこ~すてぃっく・ぎたぁ~

 

その後、PUを載せた際の記事もあるのでソチラもどうぞ

 

Alvarez Yairi YD-61(DY-61) w/L.R.Baggs LYRIC

 

Zakk WyldeがGibson Doveと共に長年使用してきたアコギと同型のものになるが、俺のは海外発売では無くK.Yairiが逆輸入シリーズ的に販売したものなので、品番が海外ではDY-61だが日本国内販売ではYD-61と「DY」が「YD」と入れ替わる。

 

そして海外発売のものにはPU搭載なのだが、日本国内販売のものはPU搭載では無いので、俺が悩みに悩んで選んだL.R.Baggs Lyricを載せた仕様になる。

 

海外発売限定と言う事では無く、以前からYD-61品番で日本国内販売はあったが、そのモデルにはヘッドのメーカー名が「K.Yairi」となっていて、逆輸入シリーズでの販売以降、海外で販売されているものと同じ「Alvarez Yairi」になっている。

 

Zakk Wyldeが弾いてるってだけで最初は「どこのメーカー?」って感じだったが、K.Yairiなのを知り、ようやく出会ってそれ以来ずっと愛用している。もう10年にはなるかな?

 

 

 

 

っと、最近ではシングルカットのアコギも欲しいなとは思ってる。

 

アコギでもハイフレットのギターソロを取りたい時もあるからね(笑)

 

とは言え、俺がアコギに求めてるのは、このYD-61の様にアコギとして作られたものにPUが載せられたもの。

 

最初からエレアコとして作られたものは好まない。

何故なら、エレアコとして作られたものにはエレアコ用のPUが載せられていて、そのコントロール&バッテリーを取り付ける為にサイドを刳り貫いて付けられていてアコギとしての鳴りの部分では、純粋なアコギには劣ると個人的には思うから。

 

それにエレアコとして作られているものは「アンプを鳴らす」事が最大の目的となっている為、シングルカットのモデルが多いがボディサイズも少し小振りであったり、生音を鳴らした際に純粋なアコギに比べ音量が小さく感じるから。

 

勿論、これは俺個人的な主観と経験に基く部分であるので、異論は認めるし、俺が弾いて見た事が無いだけで純粋なアコギに引けを取らないエレアコもあるかもしれないので。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、

今回のBlogの本題。

 

それは弦高。

 

昔からアコギと言えば弦高が高いのが一般的だ。

これは弾き手の好みで弦高を調整出来る様に敢えて高くしていたってのが知られてる所でもあるが、弦高調整となるとわざわざ楽器店やリペアショップに出して、余分に料金を支払わなければならないと言う欠点もあった。

 

現在一般的に販売されているアコギの多くは最初から弦高が低めに設定されていて誰もが弾きやすくされてたりする。

 

俺のYD-61も1998年のモデルになる。

YD-61は俺の記憶が正しければ1999年、もしくは2000年までしか製造されてない。

 

そして例外なく、弦高は少し高い。

 

俺はアコギには12-54と言うゲージを昔から愛用しているが、長時間弾いてると指が痛い(笑)

 

弦高を測ってみると、

こんな感じだ。

 

以前より「弦高少し高いんだよなぁ~」と感じていた。

 

本当であれば、K.Yairiが全国の楽器店で行っている「ギタークリニック」に行って調整してもらいたいとずっと思っていたが、今でこそ公式のYouTubeはあるものの、以前までは無く、楽器店が「ギタークリニック開催」って告知をして初めて知る結果となり、気付いたら終わってたりとかってタイミングが合わなかったり(笑)

 

そして、去年から続くコロナの影響で「ギタークリニック」自体がK.Yairiでは中止、出来ない状況だったりする。

 

なので、ダメ元で自分でやってみる事にした。

 

まぁ失敗したら素直に楽器店に持って行く事にする(笑)

 

 

 

っとココで1つ弦高について。

 

以前にも一度行った事があるんだけど、弦高ってのはフレットから弦までの間を言うんであって、指板からでは無い。

有難くもSNSで知り合った方々とスタジオに入る機会があって、そんな方々のギターを弾かさせて頂くんだが、中には指板から弦までと勘違いをしているのか、フレットにベタ付けでフレットを押さえてもビビりまくっていて全然サスティンが無くなってしまっている人がいたりする。

 

決まって、そう言う方は

 

「押さえてすぐ音が出るのが好きなんです」

 

と言う。

 

それは全然理由になって無く、基本的に押さえて弦がフレットに当たる事で音程を出すので、指板に指や弦を強く付けなきゃイケないって事ではない。

 

だってそれならスキャロップされたギターは弾けねぇじゃん(笑)

それにスキャロップのギターは物凄く弦高が高いギターって事になってしまう。

 

そして、俺のギターを弾いて頂くと、

 

「弦高高いですね」

 

と言って来たりするが、いやいや全然俺のは弦高は低め。

 

フレットに一番高さのあるJim Dunlop #6000にしてるから、指板から見ればそりゃ高いってなるが、それはスキャロップと同じ事。

 

折角良いギターを持ってる方々なのに、そこを間違ってるのはギターが残念だなと思ってしまう。

 

勿論、俺はこの事をその方に説明はするんだけどね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

っと話を戻して(笑)

 

 

 

まず弦を外して

ブリッジサドルナットはこの様に嵌っている。

 

 

 

 

 

ブリッジサドルナットは、

溝に嵌ってるだけなので、すぐに取れる。

ブリッジのローズウッドの色移りだろうかな、茶色が付いているが(笑)

 

 

 

 

 

 

弦高を下げたい所に、

ブリッジサドルナットに印を入れる。(後で消す事が可能なもので書く)

弦が直接乗る部分はアーチ上になっているので、しっかり底辺側から測る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

事前に用意した、

サンドペーパー各種。

もしくは同様のもの、ダイヤモンドヤスリでも良いかも知れない。

 

ある程度削っては底辺は平行になっているかをチェックしながら削っていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

弦高調整ついでにクリーニング。

 

いつもの様に、

フレットやペグの金属部はピカール&キムワイプにて磨く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近はエレキでメインのLes Paulやベースにも使用している、

蜜蝋ワックスを塗る。

 

このYD-61は指板がエボニー。

エボニーは割れたりする事があると聞くが、これまで割れた事は無い。

 

しかしながら蜜蝋ワックスでしっかり保湿してあげる事でより割れにくく出来るとは思っている。

 

基本、俺はギターの指板に特別何かを塗るって事はしてなく、精々お湯で指板の汚れを拭き取る程度。

 

この蜜蝋ワックスをLes Paulに使ってからは結構良いコンディションを保っているので、今後も使っていくと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アコギなので、

ブリッジ部にも塗っておく。

 

蜜蝋ワックスは30分程度置く事が基本なおで、その間もブリッジサドルナットを削る(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、

ボディには、

御決まりタートルワックス!

 

実はこれ19歳か20歳ぐらいに購入したんだけど、無茶苦茶量が入ってるし、一度に沢山は使わないのでまだまだ入っていて、もしかすると買い足す事無く、無くなるよりも俺が死ぬ方早いかも知れない(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さてさて、

 

中々どうして、ブリッジサドルナットを削るのは大変(笑)

 

結構削れにくいと言うか、結構削ったと思っても実はそんなに削れてなかったり。

 

取り敢えず、

一気に削って弦がビビッてしまうよりは様子見として、これぐらいで一旦やめておく。

 

 

 

 

そして、

溝に嵌める。

 

うん、確実に低くはなってるね。

ただまぁ実際弦を張って見るまでは何とも言えないが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

弦を張っていく。

 

前回、アコギをガンガンには弾かないので弦の錆び云々でElixerを張ってみたが…

 

やはり、俺にはElixerは合わない事が分かった。

 

なので、

Jim Dunlop 12-54に。

 

Elixerの前までは楽器店で比較的入手しやすいGHSを張っていたが、前にも愛用していたJim Dunlopがやっぱ良いって事で今後はコレを音屋で購入して行く事にする。

 

Jim Dunlopもアメ村の三木楽器アコースティックで購入出来たんだけど、今は置いてくれてないんだよね(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

っと言う訳で、

今回の作業は完了!

 

うん、弦交換&クリーニング&調整すると、どんなギターでも気持ちええね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さぁ、弦を張ってみての結果は…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれ?

気持ち的にはもう少し弦高を下げたイメージだったけど、そんなに下がってない(笑)

 

0.5mm程度下がったって感じだろうか?

 

まぁでも高音弦は割りと良い感じでもある。

 

0.5mmしか下がってないと言えど、弾いてみると以前よりは格段に弾きやすくはなってる。

 

うん、まぁ取り敢えずはコレで慣らして行く。

 

っつーこってのBlogのタイトルに「Part-1」と付い取る訳です(笑)

 

 

 

 

 

また今後、低音弦側を中心に削って調整して行こうと思う。

 

その際は良い感じになると思うので…

 

思っているので(笑)

 

アコギ曲でも弾いてYouTubeにアップしようと思ってる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

っつーこって、

「メインのアコギ Alvarez Yairi YD-61(DY-61)の弦高下げ Part-1」

 

でした。

 

Twitterでも呟いたけど、

これまで有難い事にSNS繋がりで一緒にスタジオに入ってギター、ペダル、アンプの音作りとかそれぞれの拘りとか話したり、聴いたり、弾いたりして貴重な体験をさせて貰ってるけど、それとは別に純粋にアコギだけの「アコギ会」とかやりたいなと思ってる。

 

エレキになると、参加人数とアンプの数とか借りれる台数とか決まってたり上限もあったりしてしまうけど、アコギだとそこは考えなくて良いし、普段エレキを弾かない、アコギしか持ってないって方が参加出来たりもするからね。

 

エレキと違って、アコギにはアコギの楽しさがそこに新しく生まれるだろうなってのも思うし。

 

純粋に皆のアコギを弾いてみたい!って思うからね(笑)

 

今はコロナ禍ってのがあるけど、現状どうにかなったら是非やりたいね~

 

 

 

 

っと言う訳で、

 

今回はこの辺で!

 

いつになるかは分からないけど、

 

「Pert-2」をお楽しみに。

 

では!!