俺が好きなギタリストとして、一番最初に出る人物であり、崇拝してるとまで言ってしまいそう(笑)なギタリスト、既にこれまでのBlog内では度々言ってきました。
「Zakk Wylde」
そのZakk Wylde率いる、Black Label Societyが久々に日本では9/11に「Unblackened」をリリースする。
当初の予定ではリリースは3月とか、5月とか言っていたけど、まぁLive自体が6月に行われたってのもあるし、当初の予定からズレるのは外タレには日常茶飯事ですわ(笑)
さて「Unblabkened」は通常のBlack Label SocietyのHeavyなLiveとは打って変わって、アコースティック中心のLiveになってる。
アコースティックと言っても、Zakk Wylde名義で出した「book of shadows」の様な感じでは無く、もっとエレキも弾いてます。
いつものBlack Label Societyの面々に加え、ストリングスを弾いてるのはDerek Sherinian。
これまでDerek Sherinianのソロ・アルバムにZakkは4~5枚参加して、いつものHeavyなギターに、歌声、そしてYngwie MalmsteenやJohn Sykesとソロバトルをやってたりもする。
Derek Sherinianはキーボードだけど、ギタリスト好きで有名で、ソロ・アルバムはギタリスト必聴のもの!(笑)
今回はUnblackenedとして、Black Label Society側に参加となっとる訳です。
Unblackenedの注目すべき点の一つにファンにも嬉しいセットリストがある。
【Set List】
01. Losin'Your Mind
02. The Blessed Hellride
03. Sold My Sold
04. Road Back Home
05. Spoke in the Wheel
06. House of Doom
07. Queen Of Sorrow
08. Machine Gun Man
09. Sweet Jesus
10. In This River
11. Throwin'It All Away
12. Takillya(Estyabon)
13. Won't Find It Here
14. Rust
15. Speedball
16. I Thank You Child
17. Stillborn
現在のBlack Label Societyではまずプレイされる事の無い、Zakkの初のソロとしてのバンド、PRIDE&GRORYから「Losin'Your Mind」や「Machine Gun Man」、「Sweet Jesus」、さっき言ったソロ名義の「book of saddows」から「Sold My Sold」や「Road Back Home」や「Throwin'It All Away」、「I Thank You Child」と言った楽曲がプレイされてる事。
勿論、Black Label Societyのアルバムからもメロウな曲を中心に、いくつかHeavyな曲もアコースティックなヴァージョンにアレンジされてのプレイ。
そしてBlack Label Societyとしてのアコースティックなアルバム「hangover music Vol.6」からも「House of Doom」や「Queen Of Sorrow」、「Won't Find It Here」と言った曲がプレイされてるのが嬉しい限り!
ギターピースの「Takillya(Estyabon)」や「Speedball」もプレイされてる。
Zakkはギターだけじゃなく、ピアノもプレイし、ギターは最近ではレコーディングのメインでLiveでは出番がめっきり無くなった、Rebel Flagを始め、いつものBlueのBulls eye Les Paul CustomにLes Paul Custom Vatigo、ストライプ・ペイントされたZV、Flying V CustomやダブルネックのEDS-1275、Chet Atkins CEが使われてる。
知らない人やそんなに聴いた事が無い人からすると、名前やメタルのギタリストってイメージからHeavy一統に思えてしまうかも知れないけど、Zakk Wyldeの良さってのはHeavyなものだけじゃなく、Classic Rockだとか、メロウな楽曲、Heavyな曲をピアノ・アレンジで歌ったりと、Heavyだけじゃなく、メロディの素晴らしい聴かせる楽曲も素晴らしいとこ。
俺もZakk Wyldeからの影響もある為に、Heavy一統の歳の近い人や若い子よりも、Classic Rockが好きな年配の人との方が話が合って弾んだり、メロウなアコギものも好んで弾いたり、曲作りをしたりするのが現実だったりする(爆)
UnblackenedのLiveは本国の公演がTVでもO.A.されていて、最初からリリースも決まっていたから、つべにアップされたのは速攻消されてた(笑)
まぁでも、ブートで最近出回り始めたね。 9月まで待てないとか、まぁ映像編集やサウンド編集が公式版は良くなるんで、その違いを楽しみたい人はブートを先に買うのもありかもね。
俺は~、うむ迷う。
さて、Black Label Societyの「Unblackened」は2枚組のLive CDとBlue-Ray、DVDの3形態でのリリース予定。
初回限定版として、Blue-Ray+Live CDとDVD+Live CDの映像とCDが同梱されたヴァージョンのリリースも決まってる。
既に尼で初回限定版をポチりましたがね(笑)
かなり楽しみで、届いたら何回も見まくると思う。
さてさて、日本ではBlack Label Societyが2010年リリースした「ORDER OF THE BLACK」が最後になり、伴うツアーで一度来日が決まるも、流れて(笑) 結局は来日ツアーは実現してないので、2005年以来来日ツアーはやってない。
EpiphoneのGraveyard DiscipleとGibsonのBFGが新しく発売された際に東京のみのイベントで来日したけどね。 まぁライブじゃねぇーし、平日の東京で急に決まったイベントに行けねぇし(笑)
なんで、「ORDER OF THE BLACK」の前のアルバム「Shot to Hell」に伴う来日ツアーも無かったから、長い間Black Label SocietyのライブやZakk Wyldeのプレイを直に見てない。
ブートやつべで見たりは出来てるけどね。
本国や他の地域では何度も結構長いツアーに出てたりするんだけどね。
この「ORDER OF THE BLACK」ですが、4つの地域にてジャケットのデザインが異なります。
そして、それぞれにボーナス・トラックとして、カヴァー曲が収録されています。
このドラゴンのジャケットはアジア圏でのデザインになり、BLACK SABBATHの「junior's Eyes」のカヴァーが収録。
アメリカ圏は中心にドクロロゴの十字架のペンダントかな?のジャケット。 Neil Youngの「Helpless」のカヴァーを収録。
ヨーロッパ圏はハンマーのジャケットで、Blind Faithの「Can't Find My Way Home」のカヴァーを収録。
オーストラリア圏は古びた本のジャケットでSimon&Garfunkelの「Bridge Over Troubled Water」のカヴァーを収録。
となってる。
そして、日本では未発売だけど、この4曲のカヴァーと「ORDER OF THE BLACK」収録の「PARADE OF THE DEAD」、「OVERLORD」のアコースティック・ヴァージョン、同じく収録の「DARKEST DAYS」と同曲のヴァージョン・違い。
クリスマスにiTunsにて配信した「The First Noel」を収録したミニアルバムが2011年にリリースされてる。
【The Song Remains Not The Same】
アコースティック・ミニアルバムで「book of shadows」や「hangover music vol.6」と被りそうだけど、「The Song Remains Not The Same」は生々しいアコースティックに、ドラム、ピアノ、ベース等、かなりクリアなサウンドで、かなり良いアコースティック・アルバムだと思う。
発売日に買って以来、俺はかなり聴いてるアルバム。
変なその時だけの流行りのアメリカン・アイドルなんかを聴くよりは、普段その手の曲を聴いてる一般の人にも「The Song Remains Not The Same」はお薦め出来る。
まぁファンとしては、「ORDER OF THE BLACK」があっての「The Song Remains Not The Same」だけどね。
俺にとってZakk Wyldeの影響は大きく、速弾きを基本フルピッキングなのも、速弾き一統じゃなく、それが口ずさめるメロディになる様にしてしまうのも、ピッキング・ハーモニクスも、アコースティック・ギターの弾き方と言うか、鳴らし方と言うか音使いと言うか、その辺も影響されてるね。
学生から二十歳過ぎまでは瀧川一郎さん、二十歳過ぎから現在に至までZakk Wyldeと言える。
やっぱ、Zakk好きってのと、俺って普段でも意見を言う時はガシガシ言ってしまうのもあって、ある友達に常にギターをガンガン鳴らしてなきゃいけない人だと思われてた事があった(笑)
昔バンドの練習を見に来た、その友達がある曲のヴァースでギターの音を鳴らさないアレンジだったのよね。 それを見てビックリしてたってのがあった。
本当はこの話は、この話だけで記事を書きたかったけど、俺の見解で定義が1つあって、初心者と中級者、上級者のバンドのギタリストとしてのある部分で決定的なのが、勿論「弾ける」と言う高いレベルの基準はあるけど、音の出し抜きだと思ってる。
初心者は取り敢えず鳴らして、繰り返し弾くし、中級者は出来る様になった、もしくは弾けると思い込んでしまったテクニックをこれ見よがしに見せ付けたりして無駄に鳴らしまくるし、初心者にもデケェ面をする(笑)
上級者は音の出し抜きが出来て、それを上手くマッチしてくる。 使うべき所で使うべきテクニックを使うし、出すべき所は出して、抜くとこはしっかり抜いて無駄に鳴らさないし、同じギタリストに対しても決して強いていないのよね。
この抜き差し、俺はまだまだで巧くなりたい部分ではあるね。
そして、この事もZakk Wyldeを筆頭に様々なギタリストから学んだものです(笑)
Unblackenedからもまた色々と学ぶ事は多そう。 楽しみだ。
現在はMEGADEATHと共に「GIGANTOUR 2013」と言うツアーをやっているけど、Black Label Societyとしての新作のオリジナル・アルバムを出してもらって、久々に来日ツアーをやってもらいたい限りだわ!
S.D.M.F.として待ってるぜ!(笑)