さもありなんneo -28ページ目
 
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全機発艦準備ヨシ!
 
 
風見…『って、いつの間に…
 
店長…『帝国海軍の雲龍じゃ!』
 
風見…『でもよく見ると、艦載機は書き割じゃないっスか…
 
店長…『もうこの頃は我が国には、空母に乗せる艦載機はなかったんじゃ』
 
風見…『…
 
店長…『冗談はさておき、タカラトミーのガチャアイテムなんじゃね…』
 
ひろ子…『店長の事だから本気で言ってるのかと思ったにゃあ』
 
 
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風見…『第五艦隊のタイトルが付いてるけど、実際の第五艦隊とは関係ないみたい       っス』
 
店長…『どうやら、シリーズ第5弾にかけてるみたいじゃのぅ』
 
 
 
 
ガチャカプセルに入れるために船体は3分割、飛行甲板と艦載機はシールで再現と大胆不敵なパーツ構成ながら完成してみると意外とちゃんとして見える恐るべきアイテムであります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

インドシナに於いてイギリス製空母でアメリカ製艦爆を運用するフランス海軍
 
 
 
音声入っていませんが、貴重な当時の記録映像であります。
 
結構ヘルダイバーも小汚いのが分りますねぇ~
 
 
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製作中のヘルダイバーもいよいよ塗装開始であります。
 
 
 
 
風見…『どひゃぁ~、なんなんスか、このしましまは?』
 
店長…『通常パネルラインに濃い色を先塗りするんじゃが、こいつはリベットが緻密        に打たれてるんで、こんなになってしもうた』
 
 
 
 
で、基本色で中を塗っていく訳であります。
 
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風見…『いつにも増して小汚いっス』
 
店長…『1回目はこげなもんでいいんじゃ…』
 
 
実機はミッドナイトブルーの単色でありますが、外連味を持たせるためにフタロシアニンブルー(ブルーインパルスのあの青)をベースにアレンジしてます。
 
 
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店長…『部分的に色調を変えつつ3~4回目くらいでこげな状態になるわけじゃ』
 
風見…『しっかし、こんなふざけた塗り方をよく公開できるっスねぇ…』
 
店長…『むっ…』
 
ひろ子…『よい子の皆さんは、マネしないほーがいいにゃ~』
 
 
 
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クリックするとほぼ原寸大
 
 
タミヤ1/50の飛燕であります。
 
1970年に再販されたバージョンですね。
 
箱のキズは箱自体が破れているわけではなく、表面に貼り付けられた糊の回ってない部分が経年変化(水分が入ったみたい)によりクラックが入っている状態です。
 
所謂、貼り箱と言われるタイプの箱ですな。
 
昔のプラモデルの箱は、それは立派なものでありました。
 
大概このコーナーで紹介するのは、背景まで描き込まれたアーティスティックなものが多いんですが、今回は珍しくホワイトパッケージであります。
 
この1/50シリーズでは、この飛燕と99艦爆、零観がホワイトパッケージ仕様になってます。
 
おそらくタミヤは、この時期全てのラインナップをホワイトパッケージ化しようとしてたんだと思います。
 
ソレが何らかの理由でポシャったんで、1/50シリーズには2種のパッケージ形態が存在したのではないかと思われます。
 
あたし的にはエアモデルがホワイトパッケージ化されなかったのは大正解だと思います。
 
ソレはその後の1/48シリーズの成功にも裏付けられてると思います。
 
キット内容の素晴らしさもさることながら、ボックスアートの素晴らしさが成功の一旦である事は間違いないでしょう。
 
だからといってこの飛燕のパッケージが、つまらないものかと言えばそうではない訳で、実に見事な側面イラストな訳です。
 
結局この側面イラストは1/48シリーズのカラー側面図としてキットに同梱する事により意思は残されるんですな。
 
 
 
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キット内容は、後の1/48シリーズに比べるとやはり一昔前の構成ななってます。
 
しかしながらタミヤの熱意は、箱を開けたときに十分伝わってきます。
 
 
                  それでは…また 
 
 
 
 
 
 
 
 
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J21も密かに進行中であります。
 
この世代のエレールキットは繊細な凸ラインのモールドが特徴であります。
 
通常単発の戦闘機は左右胴体を貼りあわせればOKなところが、コイツの場合メインの胴体(コックピット部)とブーム2本の3ピース構成なので、手間3倍!
 
めんどくさがりモデラーのあたしにとっては、キット選択を誤った感があります…
 
やっぱこの手の構成の機体って実機でも量産性をあんまり考慮してないみたいでありますねぇ
 
 
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で、ヘルダイバーネタに…
 
当時インドシナ方面でフランス海軍が運用してた空母アロマンシュであります。
 
元はイギリス海軍のコロッサス旧軽空母のコロッサスでありますが…
 
戦後余剰になった英空母は英連邦諸国や南米諸国に売却されました。
 
第二次対戦で空母の戦略的有効性が実証されたため所有したがった国々が多々あったのでありましょう。
 
しかしながら、空母を中心とした機動部隊を運用するためには莫大な予算を必要とする為、決定的打撃力として保持しえたのは米、英、仏(あたし的にはアメリカのみ)だけではなかろうかと思われます。
 
第二次対戦当時も機動部隊を運用して腰だめで殴り合いをしたのは実質日米両海軍のみだったとあたしは考えております。
 
近い将来DDHに類別されてる海自の艦種がCVEとして建造される日も近いかも…
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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こうして同世代の彗星と比べると両者の違いがよく分りますねぇ~
 
敵機動部隊のアウトレンジより飛び立ち、敵戦闘機を振り切って一撃を与えるという
コンセプトの彗星の凛々しさが際立ちます!
 
ま、今回の主役はヘルダイバーなので彗星のことはコレくらいで…
 
ここまで来るとそろそろお楽しみの塗装工程に突入する訳であります。
 
さてその塗装は…
 
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ジャカジャン!
 
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インドシナ戦争時のフランス海軍仕様に決定であります。
 
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さしたる理由は無いんですが、デカールも付属してるし…って事で
 
なんて思ってたんですが、今回の製作記には隠された理由が…
 
アメリカ製の艦爆をイギリスのプラモメーカーがキット化し、その金型を使ってインドで製造したものを、日本人がインドシナ戦争で使われたフランス海軍仕様で製作するという、戦前・戦後のアジアにおける植民地問題をも連想させる壮大な企画になってる訳であります。 (こじつけっぽいにゃあ…byひろ子)