マルチバンクエンジン | スダコフツ167のブログ

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FC3Sとの日常と、戦車模型の考察が、中心です。

スダコフツ167の意味はドイツの4号突撃砲です。

M4ジェネラル.シャーマン中戦車
この戦車は戦車初心者には、全く理解出来ないアメリカの合理主義の結晶を、これから余り本に載って無い事中心に書いてみるよ(笑)。
つぅかシャーマンってさM4~M4A6までの    基本的バリエーションに初期型から最後のE8まであるから覚えるだけでも死ぬ程大変…(泣)。
しかも解説しているイラストやタミヤのボックスアートまで当てにならないってのが恐ろしい…(笑)。
後は昔から断片的にに雑誌にシャーマンのバリエーションを扱った連載も、大体は打ち切りってのが…(笑)。
シャーマン男(初代、二代目)にシャーマン道もありしたね…(笑)。

しかも、シャーマンの本場米国のシャーマニアみたいに、簡易インジェクションキットにレジンキットも1990年代には有名な著名人が頑張って良いキット出してましたね。
今では全て枕並べて討ち死にしましたが、パステルカラーの思い出ですわ…(笑)。

そんなマイナーなシャーマンで、何故か別格なのが,    
M4A4ですよ…(笑)。
アメリカ人も作ったのに要らないって8000両近く作ったのにイギリス人にポイしたって品物なんですが…
その原因がクライスラーA57マルチバンクエンジン。





排気量4.1L直列6気筒エンジンをW型に放射状に並べてメインのフライホイールをギアを概して回すってちょっと不安で怪し過ぎる複雑なメカニズムに難色を示しそうですが…





そこは流石にビッグスリーのクライスラーですわ。
元が乗用車用エンジンですから、耐久性はマニュアルの完備と整備兵のトレーニングの徹底と予備パーツを多数用意すれば大丈夫って考えでした。
後はイギリス人のイギリス性戦車よりはマシだとか習うより慣れろって気質だから合ってたんでしょうね(笑)。




画像は腰下ですが…流石に大丈夫かと心配しますよ…。



此方はE/gブロックですが、多分乗用車のパーツを最低限改良したんでしょうが、バラせば普通ですね(笑)。


キャブも独立ですか…
しかもサイドバルブで圧縮比が低いけど耐久性が高いってマルチバンクエンジンの秘密ですわ。



こいつはクランクにカムが見えますが、多分市販車と同じパーツ流用ぢゃないの❔。
現代人には理解出来ないですが、1940年代の乗用車やトラック用E/gはほぼサイドバルブで、オペルとか一部がOHVなのよ。
OHCとかDOHCなんか飛行機とか一部の戦車位ぢゃないの❔。

サイドバルブだから圧縮比が低いからパワーが出ないから30気筒エンジンになったんですね。

でもさ、マルチバンクエンジンのバルタイとか点火時期にキャブ調整は各バンク毎にしないと駄目だから最初は面倒かもしれませんね(笑)。
確かにアメリカ人は面倒くさがってやりたく無いってポイしちゃうよね(笑)。
後は冷却水ポンプも各バンクごとだから面倒くさいとか(後に1個に合理化)下の方のバンクのプラグとかはE/g下ろさないと不可能とかありますが、他のE/gより極端に耐久性が低いって事は無いし、当方的には正解だと思います。

M4シャーマンは規格として最大限パーツの共有化に生産性を高める用工夫されてますから、ドイツのマイバッハE/gなんかよりは扱いやすいと思います。