ベッカーズ.リポート 更に発見編 | スダコフツ167のブログ

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FC3Sとの日常と、戦車模型の考察が、中心です。

スダコフツ167の意味はドイツの4号突撃砲です。

いやいや、当方の気になりいろんな資料に名前だけ良く出てくる、謎の人物にて砲兵予備役少佐アルフレード.ベッカーを調べてますが、流石に本人の記録が同じようなのしかないので、関連する項目から、追ってみました。

その1 増強西方旅団(快速が付く場合あり)
この旅団は第931戦車旅団が正名称でベッカープログラムにおいて、フランス中から、車両を集めたりしてベッカープログラムの実行部隊として活動し、更に改装された車両にて機械化部隊として編成されます。
最終的には、再建中の第21装甲師団に編入されて発展的解消をします。

その2  第200突撃砲大隊
この部隊は事実上ベッカーの直属の部隊で、当初は独立運用されてましたが第21装甲師団に編入。第227歩兵師団以来の部下達が多数編入されてると思います。
編成自体はベッカープログラム発動と共に編成されて自分達で作って自走砲で編成されてますので練度は高いです。
記録上1944.7/2にベッカーが大隊長になったとありますが、ノルマンディー上陸初日から、活動してる所をみますと1943年の誤植かも知れませんね?。
大隊自体は8月には、全滅し装備品もなくなった為に後退し再編成され総統護衛旅団の戦車連隊の第3~5中隊に編入(4号突撃砲23両)され、最後は駆逐戦車大隊に再編成され、増強された総統護衛師団と共に終戦を迎えたそうです。
多分ベッカー自体はベルリンの兵器局に異動したんではないかと妄想。

その3  なんで突撃砲扱いなの?
ベッカープログラムにて開発されたイギリス製軽戦闘車両改装の砲兵戦車やホチキス&FCM改装の砲兵戦車は仰角が20°と擲射はできても曲射は出来ないから、突撃砲扱いなんだと思います。
因みにロレーヌシュレッパーは仰角40°とベスペ並みに仰角が取れる為に自走砲扱いだと思います。

その4  フォイヒティンガーの偉業(笑)。
時系列的に1942年7月にフランスに異動し11月リラ作戦に参加。
その後、1943年にフランスで増強西方旅団所属の自走砲大隊(階級的には増強西方旅団所属の第931機甲砲兵連隊の連隊長に任命された可能性あり)に異動し成果を挙げる。(多分ベッカープログラムにて生産されたロレーヌシュレッパー15cm自走砲36台で編成された実験大隊の演習だと思います。)
その後第21装甲師団長に栄転する(笑)。
この人とベッカーはセットで行動してたと思います。

オマケ  ベッカーの謎(笑)。
ベッカーは黄金十字章を授与されてますが、常識的に2級及び1級十字章も授与されたんですかね?。
写真からは良く確認出来ませんでした。
後はベッカーは突撃砲兵のジャケットを好んで着用してましたが…
やっぱり騎士十字章を狙ってたんですかね(笑)。