初対面の人との処世術!タブーなのは「政宗の皿」!? | 「ガイドが教える 仙台城を10倍楽しむ方法!」

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仙台城のボランティアガイドが、仙台城の魅力や伊達政宗のトリビアな話を出し惜しみせず、ボリューム満載で語り尽くしまーす。(^_^)

仙台観光をお考えの方は、旅支度の前に予習としてご一読を頂ければ、仙台城が10倍楽しめるかも。

仙台城ガイドボランティア会のブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。m(_ _)m

 

今年も早いもので、4月を迎えました。

 

我が仙台城ガイドボランティア会も4月5日(土)からガイド初めとなり、春の到来とともにガイド活動もいざ出陣です!

 

さて、4月といえば年度初めの月。学生さんであれば、新入学にクラス替え。社会人であれば、新入社員だったり、人事異動で新しい環境でリスタートを迎えるという方もいるでしょう。

 

今回は初対面の人との会話において、気を付けておきたいキーワードが実は我らが伊達政宗様の「政宗」が関係しているというお話をしてみたいと思います。

 

私達ボランティアガイドも初対面のお客様と接してガイドをさせて頂きますので、コミュニケーションを取る「会話」には最新の注意を払っておりますが、この初対面の方との会話において、気を付けておいたほうがいい鉄則というかキーワードがあります。

 

それが、「政宗の皿」です。

 

「政宗の皿」?政宗様が高価で大事な皿でも落として、壊しちゃったの?

 

いえいえそうではありません。これは、大事なキーワードの頭文字を取ったものなのです。

 

この「政宗の皿」の意味はこうなります。

 

「政」は「政治」

「宗」は「宗教」

「の」は「野」=「野球」=「プロ野球チーム」

「皿」は「サラリー」=「給料」

となります。

 

「の」と「皿」は多少無理なこじつけのようにも感じますが、まあ考えた人が我らが政宗様と結びつけたかったのでしょう。

 

つまり、初対面の人と会話をするときに、「政治」の話、「宗教」の話、「プロ野球チーム」の話、「給料」の話をすることはデリケートなので、まかり間違うと喧嘩になるかもしれませんよ、だから注意しましょうね。ということです。

 

例えば、「政治」については、経済活動への影響から、人や組織によっては支持する政党や政策が大きく違っています。特に初対面となるビジネスシーンにおいては、政権批判や政党を支持する発言は控えたほうがよいでしょう。

「宗教」についても、様々な宗教があります。国家紛争の原因となっていることもあり、特に国際的なコミュニケーションにおいては、配慮した方が良いデリケートな話題となります。

「野球」については、特にプロ野球のチームなど、熱烈なファンの多いジャンルとなりますので、避けた方がよい話題です。スポーツ全般にいえることですが、特定の選手やチームについて賞賛したり、ディスるような発言はトラブルの元となりますので注意しましょう。とはいっても、内容にさえ注意すればそれほどNGではなく、盛り上がれる話題ではありますので、場の空気を読んでご活用頂きたい。


「サラリー(給料)」については、いわずもがな。初対面でなくとも、自分の給料を聞かれて気持ちの良い人はいません。相手の給料やボーナスを聞くだけでなく、自身の報酬についても話題にしないほうがよいでしょう。

 

新しい環境での新生活のスタートで、地雷を踏まないに越したことはない。

 

高価な皿を割ったら、大変ですよね。人間関係も壊れてしまったら、修復は大変です。

 

「政宗の皿」にはそんな深ーい意味が込められているのかもしれません。