新年あけましておめでとうございます。
また、遠赤外線融雪システムのお問い合わせをいただき、
ありがとうございます。
その中でダントツの問い合わせが
遠赤外線放射融雪に関してです。
そこで、今回はお問い合わせの多い、
放射融雪範囲や融雪能力、強力にするには重ねる
などを描いたイメージイラストを添付したいと思います。
改めまして、
初めてこちらのブログへご訪問された方や
遠赤外線放射融雪システムというのものをお知りになられた方へ。
この製品は上方部より雪や氷を溶かす効果の高い
遠赤外線を上部から放射して融雪する
「雪を積もらせない」「路面を凍らせない」商品です。
メリット
1.上方部より放射するので、路面の凹凸に強い! !
2.ロードヒーティングに比べて設置工事が安価!!
3.器具が露出しているので、メンテナンス補修が簡単!!
4.放射下部にいても「ほんのり暖かい程度」、もちろん人体にも無害!!
5.電気工事士が屋外水銀灯などの照明器具を取り付ける感覚で施工できる。
これは個人的に大きなメリットですね。
遠赤外線放射融雪の器具から3本の電線が出ておりまして、
アース線1本、極性関係なしの線が2本です。
つまり、アースと電圧を間違えなければ取り付けたことがない方でも
施工できる。ということです。
あと、特殊な制御盤を入れなくても、
スイッチ施工で動きますよ。
その際は手動操作なので、
雪が振りそうなときや凍りそうな時などに
ご自身で判断して早めにスイッチ起動してください。
ただ、ここでデメリットも書きます。
なんでもかんでも、
すべての環境での雪や氷を溶かせるわけではありません。
言い方を変えると、
厳しい状況でも溶けるには溶けるのですが、
スイッチの入れ遅れで妙に時間がかかる場合や、
降雪量に負けてしまって残雪状況があって物足りない場合も、
もちろんあります。(理論値以上の場合)
そして積もってしまった雪を溶かすには、より時間がかかります。
やはり理論値以上の積雪状況になると、負けます。
その際は、機器の台数を増やして放射範囲(丸)を重ねて強力にするか、
軽い雪かき作業を織り交ぜながら使ってください。
ですので、
高さ2.7mで設置するものがスタンダード
外気温-2度
降雪量2.5cm/h(1時間あたり)
平均風速3m/s以下
において融雪能力(降ってきた雪をすぐ溶かし、凍結も防ぐ)が発揮される。
言い方を変えれば、上記が限界ギリギリ!
そこのところはご了承ください。