先日、春雷が発生する直前の2024年3月中旬に
長野県阿南少年自然の家 様におきまして
雷警報器サンダーメーター(TM-2)の点検を行いました。
指定時間内に雷を検知する度に受信機のメーターが
グングン上がっていき、
メーカーが指定する危険域に達すると、
受信機から警報が鳴り、周囲に警戒・避難を促します。
この雷警報器は電荷検出型であり、
大地と空、2点間の電位差を見ながら常時監視します。
大地と空の電位差が大きいほど、
電流が流れやすく、電気エネルギーが高いこと
つまり空と大地に回路形成される可能性(落雷)を
意味しております。
アンテナ部の期待寿命は10年でありますが、
施設担当者様の移動や安全性を向上、機械本体の故障を確認するため、
毎年、アンテナ固定部の確認やアンテナ部から疑似雷信号を
入れて、受信部で受信するか、点検確認しております。
レベル調整機能付きで、
現場に合わせて鳴り方を調整しております。
基本的に、どの雷情報よりも一早く鳴動を狙っております。
また、接点端子もありますので、
移報信号を使うことによって、他の機器も動かすことができます。
施設周辺のグラウンド等、広大な施設内を監視する場合は、
連絡に遅延が発生する場合がございますので
感度を高めており、外の様子や、気象庁のナウキャストと
合わせて判断しているとのことです。
雷警報器サンダーメーター
有限会社バスタ技研の製品であり、
弊社信越電気防災株式会社でも取り扱っております。