停電災害等で活躍する非常用電源の条件(MSD-BOX) | 某社員?

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私的な考え

災害対策基本法、防災・減災等に資する国土強靱化基本法:(平成25年12月11日法律第95号)、防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策等におきまして、防災・減災に伴う非常用電源という言葉が注目されております。

ここでいう非常用電源、条件をご存知でしょうか?

弊社は停電対策等におきましては、法的においても、使い勝手においても、これからの少子高齢化社会(技術者不足)においても、

MSD-BOX(電気的知識がある方はマルチスイッチングデバイスと認識していただければ)が適していると考え、提案しております。

非常用電源の条件は、「無線設備基準」の中にあって 

 

① 災害時等においても所定の電力を確保し、常時運用の無線局の運用を停止しないものであること。 ごく簡単にこれだけです。 

 

細則のところに「何時間以上」などとありますが、時間数を定めた場合、その時間内に復旧できる根拠書=「復旧計画書」を添付しなければならないことになっています。 

 

この規程は有線電気通信業務=有線電話などについても全く同じであり、早い話が、24時間365日、1秒たりとも通信不能となってはならない、そのための具体的な手段方法は問わないが、「結果として」、通信不能となるものについては「非常用通信設備」と称してもいけない。想定の範囲外という言葉は通用しない。というのが 通信の世界です。

 

 通信の世界はUL(世界基準)の考え方と同じで、「到達目標が明確」にあり、そこに到達する「手段方法」は問いません。

「常時」として免許された通信設備は、有線、無線を問わず、1年365日、いつでも、何があっても通信不能となってはならない。それだけです。

 だから、全く同じ考え方で

「人命と財産を護る非常用電源」があるわけです。

 

いかに高度な通信設備や重要電気設備でも、電気が止まったら全部止まる。

だから電気は、「意地でも止めてはならない」というわけです。 

 

☆ポイント (例) 

72時間で「燃料切れ」で止まる発電機 

⇒ 72時間以内に「絶対確実に」、給油できる ⇒ 「非常用発電機」 

 

72時間で「燃料切れ」で止まる発電機 

⇒ 72時間以内に「給油できない可能性」がある ⇒ 「一般発電機」 

 

「人手」も電力維持の一部として考え、「非常時体制」として「文書化」しないといけない。 

 

MSD-BOXは「故障しない限り」給油いらず、「時間制限」なく、「無人」で電力を供給し続ける ⇒ はじめから「非常用発電機」

よってマニュアル不要。

 

 非常用発電機は、非常時に絶対確実に直ちに起動しなければならない。⇒「定期運転試験」を欠かしてはならない。 
「定期運転試験」を文書化しておかなければならない。

 

 MSD-BOXは平常時もずっと使用して、「24時間365日、点検されている」ことから、マニュアル不要。 

 

エンジンジェネレータの場合、「燃料の保管」があり、「少量危険物」あるいは「危険物」貯蔵所が別に必要で、「管理者」を要する。 

 

MSD-BOXは、「よほど巨大な蓄電池システム」としない限り、「少量危険物」あるいは「危険物」保管所とならず、基本的に「管理者」不要。

 

 ※ よほど巨大な蓄電池システムとは 4800Ah以上。
具体的に乗用車用12V100Ahの鉛蓄電池であれば、47個までであれば「蓄電池設備」とならない。 

⇒ 22セットの並列接続 ⇒ 4400Ah ⇒ 3kw MSD-BOXとして、28時間分までOK! 

⇒ もっと具体的に、5kWの MSD-BOXまで、「蓄電池設備不要」で余裕で24時間無停電電源を構築できる。

 

 これは一般家庭1軒分!!
非常用発電機として、こんな巨大なものが必要なの???と考えます。

 

 仮に5kWの非常用エンジンジェネレータとすると、だいたい、1リットルの軽油で1時間の運転となるから、1日あたり24リットルの消費。

ということは、8日を超えて運転したければ、少量危険物貯蔵所を別途設け、管理者を置かなければならない。 

 

MSD-BOXは自動車用鉛蓄電池を推奨としているのは・・・

 

 1.いつでもどこでも手に入り、誰でも交換できるし、安い。

「使用済み」バッテリは自動車用品店などで全て引き取りで、「有害ゴミ」にならない。

 2.エジソンの時代からの高い安全性。
リチウムイオン電池などは蓄電力は大きいが、バッテリ本体が物理的に壊れると、「リチウム」のために本体が丸ごと爆発し、その爆発力も大きく、大事故となる。
 (※建物が倒壊する可能性がある大地震において、物理的衝撃による爆発によって火災が発生する可能性があるため、とにかく「安全」かつ「非常用」にこだわる弊社としては、向いていないと考えてます。)鉛蓄電池は、電解液は漏れるが、吹っ飛ばないし、アルカリ溶液による中和作業で簡単に処理できる。具体的に使えるアルカリ溶液は、石灰水でも、市販のアルカリ洗剤でもかまわず、特別な処理剤を用意しておく必要がない。 

3.周囲の温度変化に強いことから、やはり管理が簡単。 

自動車用バッテリは運転している方もご存じの通り、極寒から真夏まで起動をカバーしているので、頑丈・安定度は立証済み。
 

非常用電源選定、BCP対策等においてMSD-BOXを検討、ご興味をもたれた方は、下記販売会社にお問い合せ下さい。

 

合同会社PDジャパン

http://pd-japan.com/