どーも。
サイトの構成、マンガ制作、東京・静岡・名古屋で行うソーラーUPS展示会の準備など、慌ただしく活動している某社員?でございます。
さて、環境対策など騒がれている中で、太陽光発電が環境に優しいという記述を見かけます。
今まで培ってきた勉学を元に独自持論を含めまして、ハッキリ書いておきたいと思います。
× 太陽光発電=地球に優しい
パネルを製造する際に大量のエネルギ・資源を消費し、その使用済みパネルのリサイクルも含めて、パネルの期待寿命中にそれを上回ることのできるエネルギ(資源もエネルギとして換算して)を得ることができない。
理論的に将来の技術進歩によってもそれは難しいことがわかっている。
また、占有面積対エネルギー生産量は他の全ての発電方式の中で最低であり、パネル展開用地の造成などによる大規模環境破壊の可能性を孕んでいる。
× 太陽光発電=クリーンエネルギ
パネルを含むシステムの製造、使用済みシステムリサイクル時に発生する有害物質等の処理をきちんとすれば、クリーンエネルギと言えるが、有害物質、キログラムあたりの処理費用は核廃棄物処理費用よりも高価。
それでもドイツ、アメリカ、日本などでは達成させているが、ゆえに達成させず安価に生産を続けている中国に需要が集中しており、問題である。
◎ 太陽光発電=再生可能エネルギ
そもそも定義が曖昧であるが、現状、「使えば尽きてしまい、再使用できないエネルギ」のことを「非再生エネルギ」としていることと、今後、数十億年、太陽は輝き続けることから、そう言える。
× 太陽光発電=安定供給
大電力を24時間365日安定供給するのは極めて困難である。
信頼性は抜群だが、太陽光頼みであるから、秒単位で発電量が変化し、特に大電力では制御が極めて難しく、効率も悪くなる。
◎ 太陽光発電=人にやさしい
抜群の信頼性があり、現状、全ての発電方式の中で最も優れている。
よって医療用としても手軽に利用できる電源。
人にとってはやさしい。
対して…
◎ 原子力発電=地球に優しい
質量欠損を利用する発電方式であるから、リサイクルも含めて、システムの期待寿命中にそれを上回るエネルギを生み出すことができる。
占有面積対エネルギー生産量は他の全ての発電方式の中で最高であり、環境破壊は最も少なくて済む。
◎ 原子力発電=クリーンエネルギ
もともと宇宙のエネルギである。
放射線が人・一部の生物にやさしくないだけで、全地球、宇宙レベルではクリーンエネルギである。
◎ 原子力発電=再生可能エネルギ
ウラニウム⇒プルトニウムとしたとき、もとのエネルギよりも大きくなる性質(一般にはこれを増殖と呼ぶ)があり、無限に再利用できる。
◎ 原子力発電=安定供給
全ての発電方式中、大電力を24時間365日安定供給するのに最も優れている。
× 原子力発電=人に優しい
燃料の放射性物質が人や他の一部の生物に致命的である。
(ゴキブリなどは平気。ゴキブリが登場した頃の地球環境は原子炉内部と同じくらい苛烈な環境であったため、適応している。)
要するに、原子力、核エネルギ利用は、放射性物質による事故さえ起こさなければ、全ての要求をクリアできるわけです。
結局のところ、原子力利用は残念ながらまだ実験室レベルであるというわけであり、京大原子炉実験所なども、原子力利用の研究は今後も積極的に進めていかなければならないが、今ある「欠陥システム」の利用は直ちに止めなければならない。
環境にできるだけ負荷をかけないよう、核エネルギ以外の他のエネルギ(俗に言う代替エネルギ)を使い続けて「延命」し、代替エネルギ、主に化石燃料が尽きるまでにどうしても核エネルギに移行させる必要があるというわけです。
そして、その延命方法の一つとして
『自宅や企業などで独立発蓄電源としてソーラーUPSを使う』方法を提案しているわけです。
上述より、太陽光発電を利用するソーラーUPSが環境に優しいとは決して言えません。
そういうわけで、太陽光発電は全くもって夢の発電方式ではなく、このまま爆発的な利用促進が進めば、ごく近い将来、下手をすると半年~数年以内に、上述その根本的な問題点が指摘されるようになるはずです。
色々な情報が出回っているため、われわれ国民は混乱状態であると思われます。
ただ、私のブログを読んでいただいた方だけに、我々研究チームの考えをそっと書いておきますわ。
真実かどうかは読み手の方の判断に任せます。
我々は理論に基づいて自信があります。
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