深く説明していなかった太陽光発電の話 | 某社員?

某社員?

私的な考え

どーも。

昔はヤンチャだったんじゃないの?と言われた某社員?でございます。


良い意味で「根性がある奴」と解釈しておきます。


さて、太陽光発電について正しい情報を伝えていらっしゃらない箇所が多いように見受けられます。


読んだ方が混乱しないためにも、若干難しめな言葉を使いますが、ご理解の程、よろしくお願いします。



太陽光発電は原理的に太陽という核融合炉を利用する原子力電池です。

(原子力電池とは、核反応により得られる熱や光を直接、電気に変換するものをいい、間に機構、つまりタービン発電機などを介さないものを言います。)


原子力電池は宇宙空間でも使用されており、理論を熟知している学識経験者がしっかり作れば、システム自体の信頼性は抜群であります。


ただし蓄電という話になると話は別で、単純に昼夜と天気、発電できない間に電気を蓄える、高価で短寿命、扱いの難しいバッテリが問題であります。


このバッテリというものは、レアメタルを用い、化学変化を利用するものですから、どれだけ踏ん張ってもコスト面の根本的解決策を見出すことができないということも原理的にはっきりしていることなので、蓄電型太陽光は負担の少ない小規模発電向きということになります。


レアメタルの塊であるバッテリの価格低減には限度があり、将来的にも経済的なものにはならないということは、今の時点でもはっきりしています。


蓄電池は、かのエジソンが苦心惨憺して作り上げたアルカリ蓄電池までが限度、今、いろいろな電池がありますが、どれもこれも、鉛蓄電池とアルカリ蓄電池の延長にしか過ぎず、下手なことをするとエジソンオリジナルよりも高価になったりもします。


蓄電池の原理は完全解明されていますから、究極どこまでというのもはっきりしている。


つまり行き着く先が既に見えている。


一方で原料価格が高いことから、結局、コストダウンばかりを迫られるシビアな世界で儲けが出ない。


どこの家庭にもあるものなのに、世界的に蓄電池メーカーが少ないというのは仕方のないことです。


やはり地球上では、システムのずば抜けた信頼性から、どこまでいっても「重要電源用」というのが太陽光発電の一番の使い方であり、「雑電源用」ではありません。

価格競争で一番の特長である信頼性を落としてしまうようでは、何をやっているのかさっぱりわからなくなってしまいます。


まあ、今後は弊社サイト、もしくはソーラーUPSサイトにて、このあたりの説明も必要になってくるのではなかろうかと思います。