夏なのかどうか分からない気温になってきましたが、
ちょっとした恐怖体験をしたので書いておきます。
あれは8月の半ば、そう、お盆前のことであった。
私はとある打合せに行くため、車を走らせていた。
たまたまそのとき乗っていたのは、
運ばなければならない物があったので、
軽トラ。
この軽トラは、空調が壊れており、
私は窓を全開にして走らせた。
時刻は午前11時20分くらい。
その時である。
何かが車の中に侵入した。
最初は気付かなかった。
そのうち、低い重低音のような音が聞こえる。
何?何??
私は考える。
ミラー越しに黒い物が横切る物が見える。
セミ?それにしても違うような気が・・・あっ!
車の前方に。
又今年も出会ってしまいました。
すずめさん。
ひどく怒っているようでして、
バシバシとガラス面にアタル。
よりによって今回は軽トラ。
後ろに行ってくれない!
頭の後ろにいらっしゃる。
何か時々私のカラダに当たってくる気がする。
これは時間の問題だ。
よし、一端冷静に考えよう。
ココは国道。
車止める。
車外に素早く前方回転受け身をして着地。
しばらく様子を見る。
だめだ、打合せに間に合わないし、エスケープできる場所がない。
どうしよう。どうしよう。
そしてココで更なる悲劇が。
雨である。。
しかも強い。。。
また、ココで考える。
アメアタリタクナイ。
窓締める。
すずめさん閉じこめられる。
怒る。
そして私が怒られる。
痛い思いする。
車止めて外に出ても服が濡れる。
考えただけで嫌だ。
仕方がないので窓半分。
しかし、あまりにもこの空間が嫌なので窓を全開に。
右側が濡れる濡れる。最悪だ。
そしてココで、アイテムを発見。
トイレットペーパーである。
私は素早く頭や腕にトイレットペーパーを巻いた。
これで、すずめさん防御をしよう。
デモココで気付く。
これってミイラ?
これは異様だ。
雨なのに窓を全開にして軽トラに乗った
顔や腕をトイレットペーパーで巻いて運転している奴がいる。
恥ずかしい。
周りの視線が気になる。
そして濡れる。車の中なのに。。
これが約30分も続いた。
幸い何もなかったのだが、ぐったりしてしまった。
何年か前に、霊らしきものと遭遇したのですが、
今回はそれを越えたね。
いや~な感じだったし、なぜか筋肉痛になった。