ヴァン・ゴッホという巨匠が残したアートのエネルギーとは? | Story=Art × Logic

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今年夏から始めた

 

 

「ゼロからわかるアートセミナー」

 

の第1クール全5回が終了しました。

 

最終回は、日本でも知らない人はいない

 

「ゴッホ」

 

を取り扱いました。

 

ゴッホといえば、

 

「耳切り事件」

「拳銃自殺」

「狂気」

 

といったイメージが強いかもしれません。

 

確かにそういった面があったことは間違いないかもしれませんが、

彼の人生をつぶさに見ていくと、

そのようなイメージを持ったママにしておくことは、

「もったいないな」とも思います。

 

そして、実際に、

ゴッホがどのように生きてきたのか、

年表を用いて読み解いていき、

「ゴッホがどんな人物であったか」

という仮説を、参加者の方々の間でダイアローグしていただくことにより、

構築していきました。

 

その仮説を元に、

ゴッホの絵50枚ほどを次々に見ていき、

参加者に好きな作品をマークしていってもらいました。

 

その上で、

1枚1枚、どのような点が好きかを発言し、

意見をかわしていったのですが、

このプロセスを通じて、

 

「他の人と自分が考えていることって、こんなに違うのか・・・」

「この絵が好きな人って、いるのか・・・」

「そんな深い見方をしたことがなかった・・・」

 

などなど、驚きの声があがっていました。

 

私も、参加者7名が「こんなにも違う見方をしているのか」と驚くと共に、

 

「そりゃ、人間同士、うまく行かないこともあるな」

 

と、その考え方や見方の差に愕然とした(笑)気持ちになりました。

 

 

■ゴッホが歴史に残る巨匠となった理由

では、日本だけでなく世界的にも有名なゴッホは、

なぜ歴史に残る巨匠になったのでしょうか?

 

この点についてもセミナー内で解き明かして行ったのですが、

その答えは実は、あまり美術史観的な見方をしているものは少なく、

どちらかというと、

 

「いや、まじこの絵を見ればわかるよね?すごくない!?」

 

という評価であり、その絵のエネルギーの凄さに圧倒されたから歴史に残った、

と言えるようです。

 

実際、セミナー内でもゴーギャンの絵と比較して見て行ったのですが、

ゴッホの絵というのは、その筆致や捉え方が、

「高次元的」で、とても「人間が見ていた景色」ではない、

と感じることが多々あります。

 

このような「宇宙人的な絵画」は、

エネルギーの塊であり、

見たものを圧倒する強さを持っている。

 

それがゴッホの凄さなのだと思います。

 

参加者全員が、ゴッホの絵に感動し、

満足度100%となったセミナーでした。

 

 

 

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これからの時代、自分の美意識やセンス、感性をどのように磨いていくか、

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