【LIFE SHIFT】100年時代を生き抜く3つの力 | Story=Art × Logic

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話題の本「LIFE SHIFT」を読みました。

 

人生80年時代から100年時代へと変化していく中で、

人生の歩み方が多様化していく。

 

これまでの人生の方程式が崩壊していくことが、

よく読み取れる良い本だと思います。

 

 

 

 

さて、今回、この本を読んで、

私なりに「この100年時代を生き抜くのに必要な力とは何だろうか」

という問いがたち、これに対する答えを整理してみたので、ご紹介したいと思います。

 

 

 

■人生100年時代を生き抜く3つの力

 

① 健康を守る力

 

まず、人生100年とはいうものの、

人間の寿命には、「健康寿命」という考え方があります。

 

これはつまり、「健康なままこの世に存在していられる寿命」のことです。

 

最新の厚生労働省の調査によれば、

 

厚生労働省は、介護を受けたり寝たきりになったりせず日常生活を送れる期間を示す「健康寿命」が、2016年は男性72.14歳、女性74.79歳だったと公表した。前回(13年時点)と比べ男性が0.95歳、女性は0.58歳延びた。平均寿命との差も男女とも縮小した。厚労省は食生活の改善などが寄与していると分析している。

 

平均寿命は、80歳を超えていますが、

健康なまま暮らすことができる年齢とは10年程度の開きがあります。

 

この健康寿命は、

「心身に問題がなく働くことができる年齢」とイコールです。

 

従って、逆に言えば、健康寿命ギリギリまで働くことができるようになれば、

その後の10年程度は、貯蓄等で生活ができるということです。

 

では人生100年時代ではどうでしょうか?

 

この健康寿命も、おそらく、90歳程度になると推測されます。

 

従って、人間誰しもが80歳を超えて働くことが当たり前の時代になるということです。

 

このように考えれば、今私たちがイメージしているような「当たり前のような老後」というのは、

極めて例外的なイメージになっていく、ということです。

 

しかし、この前提は、「健康が守られている状態である」ということです。

 

では、健康を守るためにどうしたらよいか?

 

それは、

 

「良い食事を取り入れる  (インプット)」

「悪いものを取り入れない (Not インプット)」

「悪いものを身体から出す (アウトプット・デトックス)」

 

という3つの観点から考えることが可能です。

 

それぞれ具体的な方法がありますが、

これはまた別の機会にご紹介できればと思います。

 

要すれば、人生100年時代の前提は、

 

「健康寿命をどれくらい伸ばすことができるか、という健康を守る力が大事」

 

ということです。

 

 

②稼ぐ力

 

人や社会に役立つ力とも言い換えることができると思います。

「人々の悩み」を解決したり、「人々の喜び」を創出したりすることにより、

それをお金という生活手段に変換することが可能です。

 

これが「稼ぐ力」と言い換えられます。

 

未来を想定すると、

お金というもの自体が消滅していく可能性も示唆されています。

 

仮想通貨という通貨革命が起こり、

今も「お金という概念のアップデート」が起きています。

 

また、AIの発達により、人間の仕事が奪われていくことにより、

徐々に「人間本来が持っている力を自然に発揮する環境」が整っていくと考えます。

 

これにより、もっと創造的に、もっと自由に、自分を表現することが人の役に立つことに繋がっていくと思います。

 

そうすると、究極的には、お金は消滅して、自分の持っている「ギフト」を世のために役立てることにより、

「価値の交換」を行えるようになっていく。

 

これは、お金だけにフォーカスした「稼ぐ力」という考え方ではなく、

「どのようにして人の役にたつか」という「価値を生み出す力」にシフトしていくということでもあります。

 

この「価値を生み出す力」を身につけることにより、

私たちは生きている実感や、人々からの感謝をえて、人生を生きていくことが可能となると思っています。

 

しかし、現代ではまだ、「お金」という手段が力を持っています。

このお金を得るためにどのようなことを考える必要があるでしょうか?

 

具体的には、マーケティングなどの基本を理解しておく必要があると思っています。

これもまた別の機会に。

 

 

③仲間をつくる力

 

3つ目は、この「仲間をつくる力」です。

 

仲間をつくることにより、

世界が広がります。

 

またその世界の広がりが、「チャンス」になったりします。

人と人のつながりが、輪が、広がっていくことにより、

大きな喜びが生まれます。

 

ジャンプに連載している漫画「ワンピース」は、

その象徴です。

 

私も経営をしていると思うことがあります。

 

「もっと仲間がほしいな」

 

このような欲求は、人間の根本的な欲求のひとつなのでしょう。

本能的に「ひとりでは生きていくことは難しい」と感じているからなのでしょう。

 

ではこの仲間をつくる力、どのように発揮していけばよいでしょうか?

 

それは、

 

「Visionと熱意」

 

がキーです。

 

 

 

「あなたがこの世で見たいと思う変化に、あなた自身がなりなさい」

 

ガンジーの言葉です。

 

一人の人間の描く「社会の変化やビジョン」に、

情熱を持って挑んでいる姿は、

いつの時代も人の心を打つものです。

 

リーダーとは、

 

「何もないところで急に踊りだす”変わり者”」

 

なのです。そして、実は、このような”変わり者”を、

リーダーたらしめるのは、

 

「フォロワーの存在」

 

なのです。

 

一人で踊っているだけだと、

ただの変な人で終わってしまいますが、

その姿に何かしら心を打たれた人が、

それにフォローする。

 

実はこの動画に、

その「リーダーシップのエッセンス」が詰まっています。

もしよろしければご覧ください。

 

 

 

 

 

人生100年時代を生き抜く3つの力。

いかがでしたでしょうか?

 

今回読んだ「LIFE SHIFT」からインスパイアされ、一気に描ききりました。

 

 

 

私はアートを通じて、

このような「社会の大きな変化にどのように立ち向かっていくか」

という「哲学」を少人数を対象に月1回、セミナーとして行っています。

 

このような変化の激しい時代に生まれたことを幸せに思うと共に、

過去の英知に触れ、それを現代に生かしていくこと。

 

これが今こそ必要なんだと思います。

 

 

 

 

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