小学生時代最後の公式戦、選手権が始まった。


予選4戦全勝。


得点17失点2


県大会出場を決めた。

ほとんどの選手が4年生以降にサッカーを始めたやつばっかり。


よく逃げ出さずついてきたな。


よくここまで成長したな。




いろんな事も言われてきた。



ただ縦に早いサッカーだと鼻で笑われた。

うちの選手の前で、「スクデットはダメだ。」と言った大人もいるらしい。




今に見てろよ。


うちの選手はやるんだよ。


ずっと心の中で思い続けてきた。



いろんな事を言ってきた大人達を憎んでもいないし見返してやろうとも思わない。



ただね・・・



今のうちの選手達を見てもその言葉が出ますか?


今のうちのサッカーを見てもそんな事が言えますか?



これだけは言える。



俺はね、うちの選手に絶対の自信を持ってる。


グラウンドの中でも外でも。


だからね、最後の県大会。



俺は、意地でもうちの選手達を輝かせる。


胸を張ってグラウンドに立たせる。


絶対に躍動させやり切らせる。


そして応援してくれる全ての人に感動を与えるようなゲームを見せる。


意地見せてやる。


勝って全ての人に恩返しだ。















今回の選手権予選

グラウンドの関係で応援は、ネットの外から。


いろんなチームのいろんな応援がある。


うちのベンチに入れなかった4、5年の応援歌。


うちの保護者のグラウンドを出る者への温かい拍手。


グラウンドへ入る者への熱い声援。


試合前に選手、サポーター全員で組む大きな円陣。


温かい炊き出し。


ベンチにいて背中に沢山のパワーをもらった。


選手達も躍動してくれた。


勝利とは、グラウンドに立つ選手の力だけではなく、いろんなサポートがあって成り立つもの。


俺は思う。


やっぱりうちが一番だって。


とりあえずあと2つ。


勝って感謝の気持ちを示そう。


サポーターの笑顔を見るために今日もやり切ろう。



昨日の福岡遠征。

俺の中での禁じ手を使った。


自分の中でこれをやるとチームが進歩しなくなるとわかっていた。


だからチームがある程度熟成するまでやらなかった。


ヒナタの1トップ。


間違いなく熊本県内でトップクラスのスピードを持つヒナタ。


キックとジャンプ力も申し分ない。


多分見てた保護者の方も思ってたはずだ。

なんでトップで使わないんだろうって。


しかし、ヒナタをトップにすれば必ず縦に早いサッカーになってしまう。


中盤省略したサッカーになってしまう可能性があったためずっとやらなかった。


逆にカケルは、パスばかりイメージさせないため、ゴールに対するイメージを持たせるためあえてこの前までトップをさせてた。


リュウタロウにいろんな事を覚えさせるのも6年がいる今しかない。





思った通りの結果だった。


収まるし薄かったら縦にもいける。


リュウタロウの二列目からの飛び出しも効果的だったし。


久々にトップ下に戻したマナトが、奮起したのも大きいな。


そしてもうひとつ、夏にある選手が移籍した際に俺が選手に言った事。


秘密兵器がいるから心配すんな


ジエイが休んだため思い切って起用したレンジ。


ようやく殻を破り始めた。


経験、ディフェンス能力、ドリは、まだまだジエイにおよばないが、ヘディングの時の滞空時間、強いキック。


なかなか良いものを持ってた。


試合結果は、ベスト4と残念な結果に終わったが、新たなオプションが加わり意味のある大会だった。


正月早々6年の心に土足で上がり込んでいったしな。


戦うってどんな事かわかったか?


昨日、タクトのお父さんが、タクトに対し激しく怒鳴った。


あんな優しいお父さんが、あれだけ熱く怒鳴った。


6年よ。


お父さんもお母さんも周りの全ての応援してくれる人達がお前達の夢に乗っかってんだよ。


これに応えなきゃ男じゃないよな?


心折れるなんて100年はえ~よ。


まだ何もやり遂げてないんだから。


心折れるってのは、いろんな経験してきてもうこれ以上どうしょうもない時になる状態だ。


お前達は、今からいろんな事を経験し得ていくんだよ。


だから折れるなんて100年早い。




俺が望むのはただ一つ、やり切るって事だけだ。


最後の最後、やり切ってみんなで笑おうぜ。


勝って恩返しだ。





1月2日は俺が実家に帰る数少ない日。

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いつもの如く大津過ぎぐらいから雪が本格的に舞い始める。


子供達は積もるかな?って大はしゃぎだが、この雪じゃ積もらん。


そんな雪が阿蘇に入ると粒の大きいいわゆるボタ雪に変わる。


この雪だと積もる。


実家に着いた頃には結構降ってた。

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でも俺らがガキの頃は膝下がしょっちゅうだったからなんか寂しい。


で、着いたら食べて、寝て高校サッカーを見る。


これも定番。


今年は評論家の親父が孫達の世話でコタツにいない。


翔と2人で観戦。


退屈で寝てしまった。


翔から見た試合は草津東だったらしい。


でもそれで勝つから東福岡は、さすがだ。


コスモス・ウキ出身のツバサも点取ったみたいだ。


高校3が低学年の頃からか目標とし、バチバチやってたチームのエース。


なんか嬉しかったな。



その後は、宏の息子、リオに癒されてた。

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帰ってからも義姉の息子、アサヒにトミカプレゼントしたりしたが、俺は男の子には超あまい。笑


リオもアサヒも逞しく育って早くボール蹴れよ~。


去年に引き続き兄弟全員揃い孫も5人に増えた。


うちの両親が一番楽しみにしてる日かもしれんなぁ。



相変わらず兄弟の会話はないが。笑


にしても、翔に対してうちの親はお年玉やり過ぎた。笑


俺には厳しかったのにやはり孫だ。
あけましておめでとうございます。

今年は、いろんな事を仕掛けていく年にできたらと思います。


失敗を恐れず前に進んでいけるよう全力で頑張ります。


今年もよろしくお願いいたします。




俺は教育者、クラブ生全員の保護者でもない。


挨拶、勉強、その他



俺が言うべき事じゃないよね?



俺が教える事じゃないよね?


自分自身でめんどくさいことにしてたのかもしれないなぁ。


こんな事に悩み眠れぬ夜をどれだけ過ごした事だろうか。


ある指導者が話してた。


サッカーだけ教えればいいんだと。


確かにそうかもしれないよな。


いろんな事を学校や家庭のせいにしてた方がよっぽど楽なのかもしれないな。


まぁその時は俺が指導者を辞める時だろうな。


なんでこんな事考えてんだろうね。


眠れないなぁ。





今日、昨日と4年生のゼビオ予選終了後、5、6年の練習を行った。

久々に目的を持ち練習らしい練習が出来た。


しかし、本人達は気付いてないと思うが、明らかなモチベーションの差が見えてたな。


動き、声の質とも明らかに差が出てきてしまった。


6年でいまだに、た~だ呼ぶだけの声とお決まりの声しかでないのは、いただけないな。


結局は、自分の強い意思があるからそれが声として出始め動きとして出るんだよね。


昨日は、ケイイチ、ヒナタ、ジエイ、カケルが引っ張り、今日は、ケイイチ、カケルが引っ張ってた。


ヒロムは、相変わらず喋れんが、プレーの質は向上したのがわかる。


なんやかんやで身の回りの事を少しずつちゃんとやり始めれば自信になるんだよ。


カケルも先日から高いレベルの選手達とのゲームに参加させてもらったり、高いレベルの選手が集まるジュニアユースの練習会の見学に行ったりした。


そこで、体感した事、見た事が少しは役にたち自信になってるような気がする。


改めて思った、どんなレベルであろうが何かをする時に「志」を忘れてはいけないなと。


そして、一番うちのチームに足りてないのは、この「志」じゃないかと思う。



今日は昼から試合のため朝はゆっくりしてた。

そしたら早朝より一件のライン。


福岡で大変お世話になっている今宿の林さんからだった。


内容は、6年最後の遠征で熊本に行きたいと。


今でこそ福岡のチームと多く交流させていただいているが、昔トラブルに巻き込まれ福岡のチームに変な噂が流れた事があった。



ある人間がJのジュニアチームを呼ぶのに非常識な事をやってた。


その人と俺が関係してると。


全く逆で俺は数十万支払わされた被害者だったんだが・・・


そんな時、うちが一切関与してないと福岡のチームの前で話して頂いたのが、壱岐の川上さんだった。


それから川上さんに「練習試合おいで」と誘っていた頂き紹介されたのが、林さんだった。


当時の今宿は福岡チャンピオン、壱岐も新人戦準優勝のチームでかなり鍛えてもらったなぁ。


それから福岡でのカップ戦にも呼んでいただけるようになった。


今の福岡のチームとの交流があるのは、川上さんと林さんのおかげだ。


そんな林さんからの連絡だった。


カップ戦でなくてもいいから2日間で沢山試合やれればいいとの事。


嬉しいねぇ。ありがたいよね。


最後に「俺も温泉入りたいから」って。


俺が取り組んでいる「スポーツ観光」


目的は、山鹿の温泉をサッカーを通じ沢山の人に知ってもらう事で地域活性化に繋げること。


県内外のチームを招待し日頃戦う事のできないチームと本気の勝負をすることにより地域のサッカーの競技力を向上させること。



クラブって遠征いったりかなりお金がかかるイメージがある。

それはそれで、そのチームの趣旨を理解し通わせてる方達がいるんで俺は全然いいと思う。

ただ俺は、そんな理由でサッカーできない子達がいなくなるように、どんな子達でもサッカーできるように月謝も設定し地元での大会をやってる。


もちろんお世話になったチームからお誘いがあれば出て行くけどね。


話は逸れたが、そんなこんなで最後の大事な遠征先にうちを選んでくれるなんて嬉しいね。


今宿とは、一勝一敗。


先日見事なハイプレスからのキレキレドリでリベンジされた。


決着つけなんな。笑


そういえば平戸とも決着つけなん。笑


針尾さんにも連絡してみようかなぁ。










ゼビオ予選敗れて4年に重い話をした。

その後の行動も様々な姿が見られた。


何もなかったかのように楽しく遊ぶもの。


自分の気持ちを伝えにくるもの。


弱点を克服しようと努力するもの。


そんな中、アツヒロは、ずっとグラウンドを走ってた。


俺は素直に尊敬した。


4年にしてはありえない距離を走ってた。


途中一緒に走る者もいたが、アツヒロは最後まで一人で走ってた。


アツヒロ、良く頑張ったな。


俺は、怒られたからって、みんなで一緒に集団で同じスピードで走るのを見てもなんとも思いやしない。


本当に自分で変わりたいって思うなら一人でも黙々やるもんなんだよな。


今日のアツヒロみたいに。


サッカーが好き、勝ちたいって言うわりには一人で根性出して走りきる選手はなかなかいないんだよな、うちには。


アツヒロ、何も難しくないんだ。


今日走りながら歯を食いしばりながら込み上げてきた感情。


それをストレートに出してみろ。


そこまでやれる根性があるなら俺が持ってる色んなものをお前に伝えるよ。


アツヒロ、今が変わる時だ。


今日やり遂げた自分を忘れるな。


今日やり遂げた自分に自信を持て。


俺は、そんな頑張れる選手はどれだけでも応援する。


自分信じて頑張れよ、アツヒロ。






土曜日の6年練習試合。

4年のカップ戦と被り最初の前半と最後2試合だけを見た。


最後から2試合目、山鹿戦、ビブスを着ていない。

背番号のない青の練習着でやってた。

理由を聞くと相手が白黒だからと。


だからなんだ?


赤を取りにいけばいいだけじゃないのか?


黙って見ていた。


最後のアスフィーダ戦。またビブスを着てこない。


何故か?と聞くと、枚数がないと。


最初の山鹿戦の言い訳はなんだ?


適当すぎて悲しくなった。


赤、黒、白の3色のビブスがある。


そしてビブスには、背番号がついている。


何故背番号がついているのか?


相手チームが選手を識別するためだ。


そして午前中に既に試合を行い相手のユニフォームの色もわかっていたはずだ。


ちなみに4年は、一切ビブスを使っていなかった。


恥だ。


相手に対しての敬意も何もない。


そして、その場しのぎの言い訳も・・・


だったら公式戦も背番号のない練習着で出ればいい。


休んでた数名がいても同じ結果だっただろうな。


6年の今の時期になってありえない話だった。


5年も同様だな。


これじゃ勝てない。


これじゃ戦えない。


納得のできる光景だった。


俺の中で何が弾けた瞬間だった。