朝起きて洗顔し、歯を磨く。
コーヒーを飲みながら、「ヤフージャパン」をチェックし
8バーツ(20円くらい)の“タイ製豆腐”に日本から持参した
キッコーマンのしょうゆをたらし、チューブわさびを添えて食す。

溜まった洗濯物を一回40バーツ(120円)のランドリーに持っていく。
途中、セキュリティーのオヤジと「サワディーカップ!!」と挨拶をし
自分の郵便物をチェック。
普段は郵便物は特に何もないが、日本にいる親がオレ宛に送った“年賀状”が
キチンとタイにいるオレのコンドミニアムに届くか。
最近の楽しみは、郵便受けを見ることである。

洗濯機に、洗濯物をブチ込み、タイ製の洗剤と、
“ダウニー”を入れてセット完了。

部屋に戻る途中、コンドミニアムにあるスイミングプールに寄り道して
プールサイドをを覗く。
70パーセントの確立で、平日の昼ごろに現れる
“ボン・キュッ・ボン”のスタイル抜群、
色黒アジアンガール(予想年齢23)がいるかいないかのチェックであり、

“いた場合”と“いなかった場合”でその後の「行動」が大きく変わってくるが
その日は“いなかった”。

軽くため息をし、自分の部屋に戻る。
シャワーを浴びて外出する準備を開始。
相変わらずぬるいシャワーを浴び、浴室を出ると
クーラーも、扇風機もオンしてないのに、肌寒いのは
タイが乾季だからであり、人肌が恋しい日本の冬を思い出すが
外に出て道を歩けば、じわじわと汗が出てくるから
やっぱりまだまだ人肌は必要ないわ。

何でも揃う、某「ロビンソン」で
消耗した生活用品と、地下の「tops market」で食材を買い足す。
生鮮コーナーで、オレの大好きなアボガドが、日本と同じ価格であることに
毎回イライラさせられる。
タイ大手携帯会社「AIS」にて、下手な英語と、タイ語を組み合わせて
なんとか一ヶ月の「データプラン」を申し込む。

ロビンソン隣、露天街のマーケットで
自分のセレクトした服を販売しているタイガール友達と
軽く挨拶をし、コンドミニアムに戻る。

帰り道にある
ソムタム(青パパイヤのサラダ)屋台にて
ソムタムプラー(醗酵した魚のエキス・唐辛子5本入り)を買う。
実際は、ここのソムタムが食べたいわなく、
ここの店のおばちゃんの娘に会うのが目的である。

予想年齢16歳くらい。
「笑顔がとってもキュート」な彼女の名前も本当の年齢も知らないが
密かなファンであり、もう少しタイ語が上達してから、
話してみたいと日々思う。
ただ決して、“男女”の関係になりたいとかそういう
危険な感情はなくて
ただ大人になる過程を見守るような親的な感情である。
が、そのほうが危険なのかもしれない。

コンドミニアムに着き、ランドリーにて洗濯の終わった
服を取り出し自分の部屋のベランダに干す。
毎回、必ず一つハンガーが壊れる。タイの安ハンガークオリティの低さに唖然。

夕方、近くの屋台街へ25バーツ(75円くらい)のぶっ掛け飯を買いに行く。
グリーンカレー、イエローカレー、油たっぷりの炒め物等々、
どれも旨いが、辛い。
さっき買ったソムタムも一緒に食べながら
ようつべにて日本のバラエティ番組をチェック。
海外で生活していると番組より、CMのほうが楽しみな時がある。

そして深夜、寝る。






「そう、ここはタイだもの。」


まともな正月らしい正月を過ごしてないオレとしては
新年を迎えても
変わりない“ゆるーい”日々を送っているわけで
今日、某mixiのボイスを見て
「そうか日本は今日成人式かー」と、思いだした。

一昨年だったかその前だったか忘れたが、
当時21か22だったオレは、
バイトとして働いていた居酒屋、某「笑笑」の店長と
その後輩と3人でスーツを着て
我が地元、八幡の成人式へ新成人に成りすましたうえで
会場に侵入し、新成人とともに成人を祝い合ったのだ。

本来の目的としては、成人を迎えた若者たちへ
オレのバイト先である「笑笑」の、
飲み会の宴会コースをお勧めする販促活動であったが、
販促はそっちのけで、着物で着飾った
「日本女子の観察」のほうがオレの目的であった。
そしてあわよくば、年下女子と出会えるチャンスなどと狙っていたが
収穫はゼロであり、妄想に終わったのはいつものこと。

まあ成人式の式典に参加し、式の会場に入ったときの
「あの人誰?」「あんな同級生いたっけ?」
と周りから疑いの目で注目されたのも気持ち良かったし、
着物女子を見て楽しめただけでも満足であり、
人生で2回、成人式に参加したという経験はそれはそれは良い思い出となった。

そしてそれに味をしめ、
新たな「遊び方」を手に入れたオレは、

翌年も、仲間を誘って「地元の成人式に参加しよう!」と企画したが
あっさり断られた。
自分で言うのもあれだが、同い年の人間より若く見られる顔なのだ。

しかしスーツを着ただけで
来賓客や保護者ではなく、「成人」として入れてしまうのはいかがなものかと
当時はそのセキュリティの甘さに疑問を抱いたが、
今は、セキュリティ云々について、まったく気にしない。
冒頭の言葉のとおりである。

オレのコンドミニアムだって、友達のアパートだって、
建物の入り口には、ヤームと呼ばれる警備員が24時間、入れ替わりで
グースカと眠りながら、
不審者の侵入を防ぎ、居住者の安全を守ってくれているのだ。

いやちゃんと起きて、警備してくれているヤームもいるが、
深夜や日中の人気のない時間帯に限って
暇なのだろう。大概のヤームが寝ているのが目に付く。
おまえの仕事は何だと問いたくなるが、

オレもまだまだ人のことは言えないので、

そこは我慢しよう。

ペタしてね

警備は人間ではなく動物のほうがいいかもね。



笑笑といえば
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「マグナム!!」


風呂上りのアイス
ほどウマいものはないわけで
普段からの甘いもの嫌いなオレにとっては
風呂上りのアイスが
一日で唯一の糖分摂取なのだ。

と、言いたいところだが、
オレの部屋はあいにくバスタブはなく
シャワーのみ。
15分程度のぬるいシャワーで体は温まるわけもなく
当然、シャワー後のオレの体は冷たいものを欲さないのだ。
しかーし今日、
とあるきっかけで暖かいお湯につかることが出来たのだ。

“風呂”に入るのはかなりの久しぶりで
日本では風呂に入っても絶対に言うまいと
決めていたのに、つい

「極楽」

と言ってしまったのは、
やはり約3ヶ月ぶりにあたたか~いお湯に入ったからである。
お湯の温度は約42度、追い炊き機能があるとなお良し。

ここタイに来る前、
毎日風呂に入っていた時は、たまにバブなど入れて
香りや効能を付け足して、入浴を楽しんでいたわけだが
久しぶりの風呂は
無色透明の透き通った“お湯”が一番癒される。
そして風呂上り後に絶対に飲もうと、
行きのコンビニで買った牛乳を

“ゴクリ”とあえてのどを鳴らしながら飲んだ。

しかしここはタイ。
ほとんどの飲み物が甘めに作られているこの国では
牛乳も若干甘めに作られており、
日本の“風呂上り”に浸っていたオレは牛乳を飲んで
今時分がタイにいるんだと我に返った。

しかし体は冷めることなく
“ポカポカ”なのはお風呂のおかげ。
普段は使わないというエアコンを無理矢理言って
オンしてもらい、
クーラーの効いた部屋で風呂上りの余韻に浸っていれば
アイスが食べたくなるのは当然の如し。

しかし牛乳を買ったのは良かったが
アイスを忘れていた。

そして今、
買いに行こうか、行かまいか。

迷っているのだ。


ペタしてね

ネコが恋しい。