【英語絵本のレベル】Lexileについて | 親子で楽しむ英語の名作絵本 Minnie's Bookshelf

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英語絵本の読み聞かせから、チャプターブックの読書まで、段階的に子どもを導くための厳選レベル別リスト

おうち英語を続けること10年。

引き続き、英語絵本のレベルについて。

 

昨日の記事でF&P Guided Reading Levelをとりあげましたが、

ほかに、Lexile(レクサイル)という指標もよく知られていますね。

 

F&Pがアルファベットで表されるのに対して、

Lexileは、-200くらいから2000くらいまでの数字で表され、

数字のおしりには、「L」の文字がつきます。

 

値が大きくなればなるほど、テキストの難易度が高いことを示します。

 

また、数字の頭には「AD」や「BR」などの「レクサイル・コード」がつくことがあります。

 

例えば、

Yo! Yes?: BR40L  

→ 「BR」はBeginning Readerのことで、ゼロ以下をあらわしますので、難易度としては、「-40」

 

The Very Busy Spider : 330L

→ テキスト難易度は「330」

 

The Gruffalo : AD510L

→ 「AD」はAdult Directedのことで、子どもが自分で読むというよりも、大人が読み聞かせることを想定していることをあらわしています。

テキスト難易度は「510」と高め(Grade 2~3相当)ですが、もっと幼い子どもも対象としている

 

 

レクサイル指数はLexile and Quantile HubLexile Find a Bookから公式な値を取得することができます。

 

 

 

このHub、この4月に刷新されたのですが、まだ少し使いづらいですね…。

使い方は、一番上のQuick Searchのところに、本のタイトルや作者名などを入れて本を検索します。

 

検索画面:

 

本の詳細ページ:

 

Lexileもアメリカの学年ごとの目安があります。

Source: Lexile Grade Level Charts

 

例えば、チャプターブックでしたら、レクサイルによると、

 

Nate the Greatシリーズの1作目Nate the Great340LでGrade 1~2、

マジック・ツリー・ハウス1作目のDinosaurs Before Darkは510LでGrade 2~3、

ハリーポッター1作目のHarry Potter and the Sorcerer's Stone880LでGrade 4~5、

 

にちょうどいい読み物ということになります。

 

Lexileは、テキストの難易度を測るだけでなく、読み手の読解力の指標にもあるとのことです。

例えばTOEFLを受検すると、スコアレポートで、自分のレクサイルも分かるのだそうです。

そして、自分のレクサイルが分かれば、その-100から+50の範囲のレクサイルの本が「ちょうど」のレベルの本ということになるそうです。

 

我が家はこれまで英検は受けてきましたが、TOEFLは受けたことがないので、近々受けてみたいと考えています。