おうち英語を続けること10年。子どもたちと読んだ思い出の英語絵本を振り返ります。
The Very Busy Spider (1984) by Eric Carle
邦訳『くもさんおへんじどうしたの』もり ひさし訳 1985
Guided Reading Level: I
Lexile: 330L
Word Count: 262
読みやすい文章で、のどかな情景の広がる印象的な絵本です。
農場のフェンスにいるクモさん。朝早くから、せっせと巣を作り始めます。
農場にいるのんきな動物たちが、一緒に遊ぼう、と誘いにやってきます。
Want to run in the meadow?
Want to roll in the mud?
誰が誘っても、糸を張ることに集中しているクモさんは、全く取り合いません。
The spider didn't answer. She was very busy spinning her web.
ウマ、ウシ、ヒツジ、ヤギ、ブタ、イヌ、ネコの次にアヒルが誘うころに、ようやく巣が完成します。
The spider didn't answer. She had now finished her web.
その後、この出来上がったばかりの巣で、クモさんは獲物を捕らえるのです。
さて、日もすっかり暮れ、今度はフクロウがやってきます。フクロウのひとことは、農場の動物たちとは一味違います。
Who built this beautiful web?
でもやはり、クモさんはお返事しません。寝てしまったのです。
She had fallen asleep. It had been a very, very busy day.
had finished her web / had fallen asleep / had been a busy day
中学英語で学ぶ「完了形」。幼いうちから、このような情景とともにイメージがつかめたらステキですね。
