おうち英語を続けること10年。子どもたちと読んだ思い出の英語絵本を振り返ります。
Bears in the Night (1971) by Stan & Jan Berenstain
Guided Reading Level: D
Lexile: NP (Non-Prose)
Word Count: 110
数あるThe Berenstain Bearsの本の中でも、特に易しいThe Bright & Early Booksシリーズからの一冊。
(Berenstain Bearsは「ベアレンステイン・ベアーズ」と読みますね)
7匹のこぐまたちが、こっそりベッドから抜け出して、月夜にひびく鳴き声の正体を探しに行きます。
In bed
Out of bed
To the window
At the window
Out the window
というように、短いフレーズでお話が進みます。
Out the window
Down the tree
Over the wall
Under the bridge
Around the lake
Between the rocks
Through the woods
ところが、いざ声の主を前にすると、怖くなって、慌てて来た道を帰っていきます。
行きと帰りの道を、7匹がたどるので、フレーズの繰り返しが続きます。
繰り返しがおもしろいので、Lucas5歳のとき、まだ文字を追うことはしませんでしたが、この本を初めて読み聞かせている途中から「じぶんでよむ」と言い、絵を頼りにフレーズを唱え出すということがありました。
また、読んでいるうちに、自然と in / out / over / under / around / through などのイメージがつかめてくるようです。
ユーモラスなイラストとストーリーを楽しみながら、学べてしまう、リーダース絵本の古典的名作と言えるでしょう。
Bears in the Night (Bright and Early Books) 723円 Amazon |