【英語絵本のレベル】Guided Reading Levelについて | 親子で楽しむ英語の名作絵本 Minnie's Bookshelf

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英語絵本の読み聞かせから、チャプターブックの読書まで、段階的に子どもを導くための厳選レベル別リスト

おうち英語を続けること10年。今日は、英語絵本のレベルについて。
 
このブログでは、子どもが英語の本を読む力をつけるために、親がサポートしやすいよう、おすすめ絵本をご紹介していますが、それぞれの本に、テキストの難易度などの参考として、「レベル」を示しています。
 
Minnie家では、アメリカで「ガイデッド・リーディング・レベル(Guided Reading Level)」と言われるものを主に参考にしてきました。なので、このブログでもそれを使っています。
 
Guided Reading Levelは、アメリカの国語の先生であるFountas氏とPinnell氏が開発したもので、正式には「F&P Text Level Gradient」と言うそうです。テキストの難易度が「A」から「Z」の26段階に分類されます。
 
実は、F&Pによる公式なレベルは、公開されていません。
Fountas & Pinnell Leveled Books Websiteで購読料($25/年)を支払うと、取得できる仕組みです。
 
しかしながら、いわゆる名作といわれる絵本や、どこの図書館にもおいてあるようなポピュラーな本は、いろいろな形でレベルが知られています。
 
例えば、アメリカの公立図書館などが作っている「推薦図書」リストに書いてあったり、
時には、本の裏表紙に表記があったりします。

 

例: 

左のMagic Tree Houseは「F&P Text Level M」、

右のSuper Fly Guyは「Guided Reading Level H

と表記があります↓

 
なので、こちらのブログでは、このような形で知られているレベルを参照しています。
あくまで目安の1つであり、また、
公式なF&Pによるレベルではないことをご承知おきください。
(公式なF&P Levelは見直しが入って、レベルが変更になることもしばしばだそうです)
 
なお、F&P Guided Reading Levelは相当するアメリカの小学校の学年が定められています。
例えば、
Grade KはA~D、
Grade 1はレベルE~J、
Grade 2はレベルK~M
となります。
FPLevel_vs_GradeLevel
 
 
さて、本のレベルで注意が必要なのは、このレベル分けは、親(とか講師とか)が参考にするものであって、子どもにあまり意識させるべきではないということです。
 
子どもには、その絵本の持つ雰囲気とか、イラストとか、内容で、本を選ばせたいものです。