というわけで

ワシントン・ポーですよ。

 

昨日の記事

最後のほうでちょこっと

言及したアレです。

 

英国の推理作家

M.W.クレイヴンの

シリーズものなんですけど、

私はシリーズ第一作

『ストーンサークルの殺人』

(日本語訳版)を

2年くらい前に購入して

そのまま本棚に

置きっぱなしにしちゃって・・・

 

 

 

 

いえ、読んだんです、

読み始めはしたんです。

 

2回ほど。

 

でもちょっと・・・

 

1回目は冒頭部分で

「今はこういうのを

読みたい気分じゃない」と

ページを閉じてしまって、

で、気を取り直して後日2回目、

ティリー・ブラッドショーが

登場したところで

「ああなるほど、こういう

キャラクター造形、最近

流行りですよね、

ありがちありがち、今は結構」

 

ただ私はこういう

『読みかけの本』が

本棚にあるのが

悔しいほうなので

去年10月の

緊急一時帰国の際に

飛行機に単行本を持ち込み。

 

往路は夜便だったので

本を開くことはなく、

結局復路で読み始めたのですが。

 

「他にすることもなければ

普段の状態では読まない本も

読むだろう」くらいの心積もりで

自分を騙し騙し読み進めたところが

・・・なんかもう

一気読みをしてしまい。

 

あまりに面白かったので

その場でまた頭から

読み直してしまうほどで。

 

読み終わってしまえばね!

 

ティリー・ブラッドショーちゃんは

私の贔屓キャラクターですから!

 

今回第2作と第3作目の

『ブラックサマーの殺人』と

『キュレーターの殺人』を

日本滞在中に読み、

 

 

 

 

 

そして羽田発パリ行きの機内に

満を持して

『グレイラットの殺人』を

持ち込み、ああ楽しかった!

 

 

 

 

楽しさを詳しく説明すると

ネタバレしてしまう恐怖があるので

あえて口をつぐみたいのですが

・・・私、今結構本気で

シリーズ第5作目を

原書で読もうか

迷っていますからね。

 

 

 

 

英文だともう

発行済みなんです・・・

 

もう少し待てば絶対に

素敵な和訳版が

出るはずなんですけど!

 

(これ、訳者も

かなり上手いですよ)

 

英語でこの内容は

私には歯が立たない気もするし・・・

 

でもブラッドショーちゃんの

その後については

早いところ知りたい・・・

 

『ストーンサークルの殺人』を

途中で投げ出してしまったアナタ、

ワシントン・ポーおじさんと

ティリーちゃんが一緒に

お出かけをするところまで

根性で読み進めてみてください。

 

そこまでいけばこっちのものです!

 

三度目の正直ですよ三度目の!

 

 

ワシントン・ポー君は

逆ボンド的というか

007シリーズのような

わかりやすい『美女』は

作中に登場せず

一癖も二癖もあるような

女性ばっかり湧いて出て、

で、そこらへんの方たちと

主人公のポー君が

簡単に性的に絡まないところが

いかにも現代風というか

古き良きクリスティ時代の

英国ミステリの伝統に

のっとっているというか

 

ポー君はその前にあの食生活だと

近いうちティリーちゃんから

「加齢臭には

柿の葉石鹸だよ、ポー」

とか言われちゃいそうな

危うさがあり

お互い脂には気をつけよう、うん

 

美味しいですけどね

カンバーランド・ソーセージ

 

ワシントン・ポーものを

未読のアナタも

読み返し組のあなたも

自分には合わなかったアナタも

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