ブルシット・ジョブとは? | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。(^^)

 

昼休みにネットの記事を読んでいたら、聞いたことのない言葉に遭遇した。

 

「ブルシット・ジョブ」

 

「ブルシット・ジョブ」とは、アメリカの人類学者デヴィッド・グレーバー氏が自身の著書「ブルシット・ジョブ――クソどうでもいい仕事の理論」の中で提唱した概念で、「完全に無意味で、不必要で、有害でもある仕事」という意味になるんだそうです。

 

なんだか聞き苦しい表現のようにも思えるのですが、このブルシット・ジョブに当てはまりそうな仕事って、周りに意外とあるような気がしませんか?

 

参考までにネットで調べてみましたら、このようにありました。

 

ブルシット・ジョブの特徴


本人でさえ意味が分からない: 仕事の内容が自分自身にとって、社会にとって、何の価値をもたらしているのかが不明確で、存在意義を感じられない仕事です。


必要性がない: その仕事がなくても、組織や社会は何も困らない、あるいはむしろ効率が上がる可能性すらあります。


有害性: 無駄な時間や労力を消費し、精神的なストレスや不満をもたらすことで、個人の幸福度や生産性を低下させる可能性があります。

 

ああ、そう言われるとなんとなく当てはまりそうな仕事ってあるのかもなぁ。

 

さらに突っ込んで、

 

なぜブルシット・ジョブが存在するのか?


社会構造の問題: 現代社会の複雑化や、非効率な組織構造が、無駄な仕事を増やしている可能性があります。


経済的な問題: 経済成長のために、必ずしも生産性が高くない仕事が創出されているケースも考えられます。


心理的な問題: 人は「働くこと=良いこと」という価値観を持っているため、無意味な仕事でもしがみついてしまう傾向があります。

 

そして、ブルシット・ジョブの具体例としては、

 

グレーバーは、ブルシット・ジョブを以下の5つのタイプに分類しています。

①取り巻き: 上司を偉そうにみせたり、誰かに偉そうな気分を味わわせるために存在する仕事
②脅し屋の仕事: 肩書きや行動によって他者を脅かす仕事
③尻ぬぐい: 上司や同僚の失敗を隠蔽したり、責任を負う仕事
④書類穴埋め人: 無意味な書類を作成したり、処理する仕事
⑤タスクマスター: 他人に仕事を割り当て、管理する仕事

 

なるほど、①や④は結構ありそうだねぇ。例えばさ、親会社や本社からお偉いさんが来るとなると、その対応につきあわされるお付きの人だけでも、どんだけの社員が引き回されるんだろう?

 

やれコンプライアンスだ、コポーレートガバナンスだと、作らされる書類も資料も増える一方。

 

指示する方はいいだろうけど、やらされる方は溜まったもんじゃない。

 

上司の皆さん、それ「ブルシット・ジョブ」って呼ぶって知ってましたか?