すこっち探検隊が行く「クラブウィルビーアカデミー2024」in東京大学 | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。(^^♪

 

昨日のブログにも書きましたが、行ってきましたよぉ「クラブウィルビーアカデミー2024」in東京大学に。新幹線から地下鉄に乗り換えて外に出たら「雪」ってマジか~い!ってまあ東北人にとっては別に珍しくもないけど、東京は明日もっと雪降る予報らしいね。

 

さて、はぁ~るばる 来たぜ 東大へ~(といっても東京駅から地下鉄4駅ですけど)

 

まずは、ご覧になる機会が無いという方のために、しばし東京大学構内見学をどうぞ!

 

これが有名な赤門というやつです加賀前田家の朱塗りの門

とにかくどれもデザインが伝統と風格を感じさせるのよね

こういうのドラマや映画で出てきそう

これが安田講堂事件で有名な安田講堂

 

 

今回は特別にこのブログをご覧のみなさんにだけ、アタシがメモった内容からお裾分けタイムとしましてお伝えしましょう。

 

まずは1時限目の月尾嘉男先生の「日本が目指すべき情報社会の彼方」からです。

 

地球が誕生して46億年が経過したのですが、私たちの祖先である人類が誕生したのはおよそ1万年前と言われている。地球の歴史に比べれば、まだまだ浅い歴史なんですわな。

白亜紀末に直径10キロの隕石が日本に衝突し(メキシコのユカタン半島あたり)、恐竜が絶滅した原因になったと言われているんだそうです。


人類が進歩を遂げた革新的な出来事として、「グレート・ジャーニー」というのがありまして、現生人類(ホモ・サピエンス)が20万年前のアフリカに出現し、そこから人類が大移動を始め、3万年前にベーリング海峡(シベリアとアラスカの間)を越えて(本来は海だったところが超氷河期で元々浅かったこの辺りが浅くなって凍って渡れるようになった)アメリカ大陸~南アメリカ大陸まで移動し、人類が全世界に散らばったという分け。

 

人類が農業を始めたのが8,000年前、その当時から比べると産業革命やらデジタル社会の到来でエネルギー消費が実に25倍も増えたんだそうです、凄いよなあ、なんではるばるアフリカから南アメリカまで行こうと思ったでしょう。

コンピュータが1年に創り出す能力の進歩は目覚ましくて、2045年には人間の10億倍になると言われていたのですが、チャットGPTという技術爆発で2045年よりさらに早まる可能性が高まった。それにより、いま人間がやっている仕事の49%が消滅し、AIや機械に置き換えられるとみられている。アメリカでは自動運転のタクシーが登場しているし、日本でもトラックの自動運転の実証実験中で、来年には認可が下りるのではないかと言われている。


なんと、チャットGPT4に日本の医師国家試験と司法試験の問題を解かせたら、どちらも合格点が取れたんだそうですよ。手術は無理としても診察だけなら、AIで十分だったりして。

でも、それにより生成AIを利用した犯罪が増えている、サイバー犯罪の増加
ディープフェイク画像や実際に外国の首脳が偽造会談で騙された事例があるそうです。

これも驚きなんですが、羽田空港の入国チェックはすでに顔認証が導入されていて、中国では電車に乗るのも顔認証が導入されているんだって。

監視カメラの設置はダントツで中国が多いんだそうで、監視カメラ市場の6割が中国製なのですが、どうやら中国製の監視カメラは撮影した画像を中国に送る機能があるんだそうで、アメリカは絶対に使わないそうです。

イスラエルでは顔認識で職業まで特定できるシステムがある「パーセプション」
なんと、歩容認証というのがあって、歩く姿を撮影して個人を特定できる機能を日本で研究中なんだとか。

デジタルはログ取られて、顔も歩き方も捕捉される。もはやプライバーは無いものだと思って行動しないといけない時代なのかもしれない。


「情報と情緒」 

情報は持っている人が少ないほど価値がある

情緒は持っている人が知っているほど価値がある→日本は情緒がある国
これからの時代は情緒が国力になる、文化が力になるのです。

コロナが終わったら行きたい国、日本がトップ
2023年に訪問すべき52か所 2位盛岡 福岡19位
2024年版 3位山口市 日本の魅力もまだまだ健在

強制からナレッジへ→それとなく進めること、工夫

ワールドカップのスタジアムで実際に行われた話として、「煙草のポイ捨てを止めて!」ではなく、「勝つと思う方のチームの灰皿に吸い殻を入れて!」と一計を案じたら、見事にポイ捨てが減った。

音の出る階段を作ったら、面白がって階段を利用する人が増えた

階段の1段ごとににカロリー消費量を表示したら、階段を利用する人が増えた

そう行動をするように仕向ける工夫、アイデアを取り入れよう

最後に月尾先生はこんな言葉で締めくくられました。

 

自分がこれだと思ったことを好き勝手にやればいい

 

見つからなかったら、自分で創り出せばいいんです。

御年82歳。いまだに衰えを知らない冒険者、素晴らしいことですな。(^^)