レポートと感想文は違うって、知ってた? | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。(^。^)


先週末の郡山での面接授業の際、2日目の冒頭で受講生一堂が先生に注意されたことがある。


先生曰く、「昨日のミニッツペーパー(時限ごとに気付いたことを書く紙のこと)を見て感じたのですが、みなさんはレポートの書き方ってご存知ですか?レポートと感想文は違うんですよ。」


別にすごい剣幕で怒って言ってたわけではありません。ただある意味、一堂そろってこの発言に頭をかち割られた衝撃だった。


なぜなら、そんなことを言われたのはたぶん生まれて初めてだったからだと思う。


放送大学に通っているほとんどの学生はシルバー世代である。経済的理由で大学に進学出来なかったり、卒業はしたけど、生涯学習の一環として始めたなど。現役世代だとアタシのように大学資格をめざしていたり、後学心に目覚めて通う者などだと思われる。


でね、速い話が今の今までレポートなんて書いたことがない。ましてや、書き方なんて習ったこともない。感じたこと、気づいたことを思うがままに書き綴る吉田兼好の徒然草よろしく、それがこうしたクエスチョンに対するアンサーなんだろうと、何の疑いも持たずに今まで生きてきた。


宮城学習センターでもこの手の書き方でなんの問題もなく、単位が取れてきた。仮に感想が8割、9割入ったところで、「それがなにか?」「内容が面白くて、中身が濃かったらそれでいいじゃん」、そう思っていた。


それが、この先生はこれではダメなんだよと言い切った。ダメ出しをしてきた。ある意味、お金を払っているのは学生の方なので、教授側が学生のご機嫌を伺い、下手に出て気を遣う光景もよく見かける光景だったのに。


でも実は今までが、とんでもない甘ちゃんだったのである。


先生は、1日目のレポートを見ただけで、「こいつらなにも分かってねぇな、気づかせてやるか!」と思ったのかどうかは分かりませんが、我々の内角高めにズバッとストレートを投げ込んで来たのである。


世の中には相手の良くないところに気づいても、嫌われたくないからと、余計なことはスルーする人が圧倒的に多いものである。


直言してくれる人ほど、ありがたいものはない。

そういう心根を持たないと、人間としての進歩はついて来ないのではないだろうか?


ちなみに先生の言う、レポートと感想文の違いはこういうことのようですよ。


感想文とレポートの違いは、主に以下の3点です

● 目的

○ 感想文は、ある特定の対象について、自分が感じたことや考えたことを述べるもの


○ レポートは、あるテーマについて、調査や研究を行った結果をまとめ、主張や結論を導き出すものです。 


● 内容

○ 感想文は、主観的な意見や感想が中心となります。

○ レポートは、客観的な事実やデータをもとに、論理的に構成された内容が求められます。 


● 表現

○ 感想文は、自由な表現が許されます。

○ レポートは、論文や研究論文のような、客観的な表現が求められます。


具体的には、感想文では、対象に対する自分の意見や感想を、具体的なエピソードや体験談を 交えて、わかりやすく、読者に共感してもらえるような文章で書くことが求められます。一方、レ ポートでは、対象に関する事実やデータを、客観的な視点から整理・分析し、論理的に展開する 文章を書くことが求められます。


そうは言ってもこのブログに関しては、すこっちが感じたことや考えたことを、自由な表現でエピソードや体験談を交えて書いていきますので、そこんとこ、よろしくです。m(_ _)m