どうも、すこっちです。(^o^)
まずは阪神タイガースファンのみなさまに敬意を評しまして、
18年ぶりのリーグ優勝、おめでとうございます。🎊
今年のペナントレースの戦いっぷりは見事でしたねぇ。何と言っても、岡田監督の円熟味を帯びた采配が的を得ていて、随所に「采配勝ち」みたいなところが見えました。
やっぱ、3回の監督経験は伊達じゃない!そういう意味では伊達男!お見事でした。
さて、一方の我が楽天イーグルス。
今日も今日とて、せっかく目の上のたんこぶのソフトが負けてんのに、お付き合いで仲良く敗戦と来たもんだ。
しかも、負け方がひじょうによろしくない。選手はよくやっている、頑張っている。
どうにもフラストレーションをぶつけたいのは「ベンチワーク」首脳陣、特に監督である。
結果から言うと、今日の対オリックス戦延長11回の表に鈴木翔が森に決勝2ランを打たれてジ・エンドとなる分けなのだが、その前に安楽が中川の併殺崩れで2アウトまでこぎつける。ツーアウトランナー1塁で迎えるバッターは森 友哉 。
ここで、石井監督はピッチャーを安楽から鈴木翔に交代。
いや、ちょっと待ってよ!その采配、おかしくないですか?
確かに1塁は埋まっている。なので、森との勝負を考えた場合、左の鈴木翔がベターな選択だということなのかもしれんけど、それは違うだろうとアタシは思った。
この場面、森友哉は勝つつもりだったら”ARUKASHI”=「歩かし」=「申告敬遠」でしょ。
仮に森を歩かせて1・2塁になってスコアリングポジションにランナーを進めたとして、次のバッターの杉本を抑えれば3アウトでチェンジである。
仮に杉本にヒットを打たれたとしても、あたりが良すぎたら満塁だし、次の宗を抑えればチェンジである。仮に取られた点が1点ならば、取り返すにしても負荷が少ない。
だからこの場合、森を申告敬遠にして、安楽が続投して杉本と勝負をすれば余計なピッチャーは使わなくても済むし、右対右だし、なによりも森と杉本を天秤に掛けたら、絶対に森との勝負を避けて、杉本と勝負すべきである。これは、数字がどうのこうのと言うよりも、第六感というか、気持ち悪さと言うか、打ちそうな雰囲気をどっちが持っているかという点では絶対に森のほうが嫌である。
なのに、勝利に導けるはずの呪文”ARUKASHI”を使わず、ザラキを食らってパーティー全滅。
ヤバいモンスターに遭遇したら、戦わずして「逃げる」のが、ドラクエをプレイしたことのある方なら常識である。
いったい何を考えているのか?そもそも、森はヤバい、勝負しない方がより勝利に近づけるだろうという想像力が働かないのだろうか?外野で見ている素人のウチらでさえ、考えつくのに。
実は今回と同じような思いに至ったことは、これだけではない。
9/12(火)の対ロッテ戦の7回、阿部のエラーから始まったこの回、なんとか2アウトまでこぎつけてランナー1塁、3塁。ここでロッテのバッターは楽天が何度も煮え湯を飲まされている荻野。
ここも、どう見たって”ARUKASHI”でしょ。勝負強い荻野に何度痛い目に合って勝利を手放していることか、分からんはずはない。仮に歩かせて満塁にしたところで、まだ3-1で2点勝っている。ここは、への突っ張りはいらんですよ、迷うこと無く”ARUKASHI”=申告敬遠がベリーベストの策である。
なのに、勝負して則本の甘く入った初級のストレートをレフトスタンドに逆転の3ランホームランを食らってしまう。(結果3-5の負け)
もうね、”信じラレナイ!”ね。学習能力がないのか?想像力がないのか?勝つ気があるのか?
なぜ、打たれそうなヤバいやつとの勝負を選択して、旧日本軍の戦い方みたいな玉砕戦法に走るんだい?今どき武勇伝なんて、オリラジだってやんないよって。勝てる試合をベンチワークの愚かさから絵に書いたような敗戦に導くなんて、愚の骨頂である。指揮官としてあるまじき行為である。
残り20試合とマスコミが騒ぎ立てる時期になったが、選手が精一杯やって負けるのはしょうがないし、ファンもある程度納得がいく。だけど、「いったい何を考えているの?」と思わせるような不可思議な采配はベンチが”munou"と言われても仕方がないし、明らかな背信行為である。
石井監督には、とにもかくにも”ARUKASHI”という呪文を覚えて頂きたい。
劣った戦力で結果を出すには、欠かせない呪文であるということを肝に銘じて頂きたい。
以上、すこっち