里崎さんが説く、プロ野球チーム究極の黄金期の作り方 | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
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どうも、すこっちです。(^o^)

 

プロ野球ペナントレースも大詰めに入ってまいりましたね。

 

我が楽天イーグルスはホークスを三タテにして3位とのゲーム差を2まで縮めまして、ようやく射程圏内と言える状況に近づいてきました。でも、ここからが縮まりそうで縮まらないのがゲーム差の妙というもの。頑張ってほしいなあ。

 

その一方で遥か雲の上というより、成層圏いや大気圏さえも超えて宇宙にまで飛び出してしまった感のあるオリックス・バファローズ。気が付けばマジック22で2位とのゲーム差が10.5(8月28日時点)と優雅な一人旅といった感じである。

 

だけどよくよく思い出してみると、つい5~6年前まではパ・リーグの最下位の常連だったはずなのに、一体全体何がどうして、ここまでの常勝軍団に登り詰めたのか?

 

まあ、一重に西村監督のフェードアウトを機に2軍監督から1軍監督のお鉢が回って来た中島監督の手腕に尽きるということなのかなぁ。敵ながらあっぱれです!

 

このオリックスの黄金期の樽熟成を元ロッテの捕手、里崎智也さんがひじょうに的を得た記事を投稿されていたので、みなさんにもぜひとも御覧いただきたい。

 

まずはこちら、

 

「今のオリックスがやろうとしていることは、勝ちながら、育成もしつつ、休ませるべき主力には休養を与えている。過去、巨人、西武、広島など不動のメンバーで連覇したチーム作りとは一線を画す。そういう点で、画期的かつ新しいコンセプトを示している。」

 

そして、

 

「今を大事にしながら、全員をフラットに見る。その結果として、頻繁な入れ替えと、2軍で好調な選手をすぐに試すことで、1、2軍を含めたチーム全体の活性化が実現している。
 勝ちながら、育成もして、さらに休ませる。並列が難しい3つのファクターを見事に成立させている今のオリックスには、黄金期への予兆を感じさせてくれる。」

 

なるほどね、冒険をしない安全パイの固定メンバーで固めるチームが多い中で、あくまで全員をフラットに見た上で、新陳代謝を怠らない。なかなか真似の出来ないことだわね。

これって監督のブレない信念と勇気ってことなのかな。

 

ひょっとして、これからの企業の社員育成の理想像にも通じるところがあるかもしれませんね。