今年最初で最後の花火は一人鑑賞でザ・祭りIN多賀城 | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

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すどうも、すこっちです。(^o^)

 

相変わらず毎日暑い日が続きますなぁ。

 

最近じゃあ最高気温が大阪より仙台や札幌の方が高いという「常識ちゃぶ台がえし」。

 

そんな8月の最終土曜日にアタシは出勤日だったりするのです。

 

まあ、粛々と仕事を終わらせまして、定時で帰って今年最初で最後の!?花火鑑賞に行って参りました。

 

実は多賀城市では毎年お盆休み明けに「祭りIN多賀城」という夏祭りがひっそりと開かれまして、そこで花火を打ち上げるんです。まあ打ち上げる球数も松井裕樹の投球数ぐらいささやかなんですが、周辺の市町村住民はそれなりに楽しみにしている分けです。

 

アタシも出勤の土曜日の唯一の楽しみかな、なんて思って帰ってから花火鑑賞モードで準備を進めていたんですが、同じように仕事で帰宅したカミさんは至って冷めていて乗り気じゃない。

 

あー分かった、分かった。そんならアタシ一人の単独行動でいっちゃうぞバカヤロー(BY小島聡)という分けで、一人自宅を出て近くのファミマで唐揚げを買い、ついでに缶ビールを買おうと思ったら、なんとファミマのビールコーナーの一番搾り(350ml)だけが売り切れ。これを見たときに、「あぁ、分かってる人はわかってるんだな」と思った。

 

仕方がないのでキリンラガーを買い、花火鑑賞スポットへと移動する。

 

自宅から持っていったビニールシートを砂押川の土手の草むらに陣取り、一人花火の打ち上げを待っていた、すこっち。

すると、河川敷の坂になっている石段のところに2世帯の家族が陣取った。

母親がしきりに息子に「ちょろちょろしないでよ!」とか「ほら、危ないって言ったでしょ!」といった具合に良く言えば注意喚起を促し、悪く言えば幼児虐待の寸止めかと思われるぐらいの罵声を息子に浴びせかけ続ける母親。

 

いやね、よくわかりますよ。子供は突如として予期せぬ行動をやらかしますからね、母性=子供の生命を守るためにそういうモードになるのは理解できます。でもさ、アタシの陣取る平らなところならいざしらず、傾斜になっている場所に子供を座らせるのは危険だろう。

そう思いながら観察していると、どうやら女性陣は要注意人物の息子を連れて(そこは賢い)、買い出しに出掛けた。一人残されたお爺さんと娘さんが残された。

 

お分かり頂けただろうか?アタシの席から目の前を撮影したのですが、ちょっとバランスを崩したら、川にドボンである。危険予知の意識の希薄さには注意したいものです。

 

しばらくして買い出し部隊が焼きそばやらなんやらを調達して、子どもたちも美味しそうに食べていたけど、アタシの中では「いや、そこ危ないよ」ということが頭から離れなかった。

 

かくして始まったわが街のささやかなる花火大会。

 

花火を撮影するのはタイミングが難しい。シャッターチャンスより前に押したつもりでも、ベストショットを極めるのは至難の業である。あんまし上手くいかないので、途中で止めて、生で見ることに集中してました。

 

あっという間に終わった、この夏最初で最後のたった一人の花火鑑賞。

まあ、これで一応今年の夏のメモリーを残せたのかなあと。

 

ただ、一言言いたのは、花火は安全なところで鑑賞しましょうね。ということ。

あのシチュエーションで仮にお子さんが川に落ちたとして、真っ暗だし、酔ってるし簡単に助けになんて行けないと思うよ。川に飛び込んだとしても、下手をすると自分の身が危ない。

 

今回は単なるアタシの老婆心だけどさ、まずは自分たちのいる場所には安全な場所をキープして、それからなんだと痛感した8月の最終土曜日の夜でした。