新人へ贈る言葉「無理しない程度に無理しろよ!」はどうでしょう? | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。(^_^)

 

4月である。

 

4月といえば、新入生が入ってくる時期。

 

会社の場合、初々しい新入社員が入ってくる分けですな。

 

アタシの職場でも、自分のとこの課ではないんですが、同じフロアに2名の女性の新入社員が入ってきました。

 

まあ、課が違うんで直接どうこうするということはないのですが、教育係は大変だなあという感じが傍から見てもいても、ひしひしと伝わって来ます。

 

なんのかんの言っても、結局は直接指導する教育係次第。そして、それを見守る上司次第となってしまうのが、新人教育のもどかしいところ。新人教育と言っても、ただ単に仕事を教えればいいというものではない。人を育てるということは、教える人の人格形成がしっかりと熟成していないと思うような成果は得られないんだとアタシは思っている。人の生きざまや人生のわびさびや浮き沈み、思うように行かない時は愚痴を聞いてあげたりして、心に寄り添うことも時には必要なのだと思う。「情」というものを上手くコントロールしてあげないといけない。だって、人がプッツンモードに走ってしまったら、誰がどんなアドバイスをしようと、耳には入らないものなのですから、、、。

 

さて、みなさんは新人の方にエールを贈るとしたら、どんな言葉を送りますか?

 

アタシが贈るとしたら、最近仕入れたこの言葉を送りたいのです。

 

「無理しない程度に 無理しろよ」

 

サンドイッチマンの富澤じゃなくても、ちょっと何言ってるか分からないですよね。(笑)

 

これ実は、アタシが愛聴している、日曜日の夕方5時からやってるラジオドラマ「あゝ安部礼司」の中で、出てきた言葉なのです

 

それでは、富山敬ばりに「説明しよう!」

 

最初の「無理しない程度に」の「無理」は体を壊さない程度にという意味なのです。

 

時として、仕事で無理をして頑張ることは必要です。

 

でも、無理をし過ぎて、体を壊して体調不良になったり、病気になったり、さらには最近多い「心の病」になったりと、挙句の果ては自分で自分の命を絶ってしまったりしたら、あってはならないこと。そういう行き過ぎた行為を止められるのは、どこまでいっても自分だけだってことなんですわな。

 

辛いと思った仕事を、これ以上無理だと思ったら、素直に辞めればいい。体が蝕まれ続けて、どこに続ける意味があるのでしょう。もっと、精神的にも肉体的にも楽で人間として活き活き生活ができる環境は必ずあるはず。だったら、そちらに移ったほうが誰がどう考えたって、正論!なのですって。

 

大谷翔平を見てみてください。あんなに楽しそうに仕事をしている人、そうそういないでしょう。あれは、大谷翔平だから出来ているんではなくって、誰にだって出来ることなんです。

自分が楽しいと思える環境に身を置く。そうすれば、可能性は開花するってことなんじゃないですかね。

 

そして、もう一つの「無理」。無理しろよの方ですが、これは会社勤めをしている方ならわかると思うのですが、仕事をしていると、ここだ!という無理をしなければならない場面というか、ポイントというのに必ず直面します。

 

資格試験に挑戦して資格取得を要求されたり、小難しい書類を覚えなければ仕事が立ち行かなかったり、監査をクリアするためにハンパない残業で夜を過ごしたりと、こういった場面における「無理」は会社勤めを続けていく上で、あなたの信用度を上げていくために、しなければならない「無理」なのです。

 

サラリーマンは体と心が資本。なのに、信用を勝ち得るには必要でもある「無理」。

 

つまりは、「無理」をコントロールし、「オン」と「オフ」の切り替えをして行くってことなのかなあと思う分けです。

 

このブログを新入社員の方が目にすることは無いとは思いますが、なにかの折に「無理しない程度に無理しろよ」という言葉が役に立ってくれたら、嬉しい限りです。(^o^)