どうも、すこっちです。(^o^)
今日何年ぶりかで、仙台銘菓「萩の月」を食べた。
カミさんが買ってきたのですが、実は最近漫画「ブルージャイアント」のヨーロッパ編全11巻をTSUTAYAから借りてきて、二人とも完読したんです。(いやー良かった、最高でした)
でね、急遽日本に帰った主人公の宮本大が故郷仙台のお土産として買って帰ったのが、「萩の月」だったのです。そしたら、「そーいや、しばらく萩の月なんて食べてないなあ」なんて話をしてたら、カミさんも「ブルージャイアント」に感化されたのか、買ってきていたというわけなのです。
たぶん、かれこれ5年以上は口にしていないかなぁ、「萩の月」。
まあ、個人差はあるとしても自分が住んでいる地元のお菓子(とくにお土産品)というのは、「戴き物」だったら食べることはあるだろうけど、なかなか自分でお金を出して地元のお土産品を買うなんてことは、そうそうあることではない。
かくして、およそ5年以上ぶりぐらいで食べた「萩の月」のお味は!?
んん?あれっ、こんなだったけか?
なにかが違う!こ、これはアタシの知る「萩の月」の味じゃあ、ない!
まず、中に入ってるカスタードクリームの存在感が乏しい。昔アタシが食べた萩の月のミルク感たっぷりの存在感抜群の味はこんなもんじゃなかった。そして、クリームを囲むフワフワスポンジ生地のカステラがこれまた薄っ!こんなに薄かったっけか?昔は中の濃厚なカスタードクリームをしっかりと受け止める懐が深くて頼りがいのある、ドカベン山田太郎のようなフワフワスポンジだったのに、、、。(-_-;)
まさか、「菓匠◯全」が手を染めたとは思いたくはありませんが、平成という名のデフレ不況がかれこれ30年も続いて、食品業界は善良な消費者の舌を欺きつつ、着実にコスト削減を図る「ステルス値上げ」という禁じ手を編み出した。内容量をちょっとずつ減らしたり、バターを使っていたのをマーガリンに変えてみたり、安易な甘味添加物(スクラロース、アセスルファムK、アスパルテーム)頼ったりと、故創業者が草葉の陰で泣いているようなやりたい放題。
以前のブログに書いたこともあるのですが、アタシは一時期食品添加物害悪の本にハマったことがありまして、それ以降製品表示は必ず読んでいますし、ヤバいやつが入っているのは口にしないようにしているんです。なので、我が家の家族は人一倍、食品添加物に対する舌のセンサーの感度が敏感なのです。
そんなアタシの舌が「なんか違う!」と感じたってことは、少なくとも当たらずとも遠からずだと思いたい。
名前が売れてしまえば、「土地の名前+銘菓」と一度巷にブレークすれば、あとはオートマチックに商品は売れてゆく。そんな奢りがあるのかないのか確かなところは分かりませんが、こうなってしまうと、アタシ的にはやっぱり安心して食べられる「支倉焼き」の方が好きだなぁ。と思う、今日このごろです。