どうも、すこっちです。(^^)
暑い、とにかく暑い。(-_-;)
せっかくの土日の休みもこう暑いと、見事に「行動力」というパラメーターがダウンしていく。
ですが、今日のアタシは前から楽しみにしていたあるコンサートがありまして、そちらに行ってまいりました。
そのコンサートというのがこちら↓
毎年、泉の日立システムズホール(仙台市青年文化センター)で開かれ、今年で第8回目を迎える「こどもの夢ひろば”ボレロ”~つながる・集まる・羽ばたく~。
主催する、こどもの夢ひろば”ボレロ”実行委員会というところが、子供たちにクラシックに興味を持ってもらおう、親しんでもらおうというコンセプトで、演奏者にも子供たちに参加してもらって、スペシャルオーケストラとして、クラシック音楽の中でもメジャーでポピュラーで親しみやすいラベルのボレロをご披露するというコンサートなのです。
みなさんは、ラベルのボレロって聴いたことがありますか?
「て~ てれれれれれ てってれれ~ てれれれれれれ~ てれれ てれれれれ てれれれれれれ てれれ てれれって てれ~」(これで伝わってる?)
まあ、聴けば分かるという人が多いとは思いますが、リズムは至って単調。最初は静かな立ち上がりなんだけど、それが繰り返えされ、いろんな楽器が入ってきて、ボルテージが最高潮になり、最後は大盛り上がりで終わる。みたいな、昔のヒーローもののアニソンみたいな気分アゲアゲの楽曲なのです。
これがねー、聴いているとひじょうに気分が盛り上がる。
コロナ禍でマスク三昧で、人と会ったり、会話もままならず、見えない力で抑制されている毎日を送っている身としては、これ以上のストレス解消はない!とアタシは見た。
しかも、チケット代がなんと、500円!
これはすこっち探検隊が行かないという選択肢はない。
なにより、このパンフレットのメッセージがいいではないですか!
「でも、生きることは、歩みを止めないこと。そして、笑うことは健康のために、とても大切なこと。だから、安全第一で、コロナと共存しながら今こそ頑張って歩み続けたいと思います。
そして、心に何かをみんなと一緒に創っていきたいと思っています。」
聞きましたか?日本の総理大臣さんよ。のったりくったりした喋り方で、まいどまいどメッセージらしいメッセージを発しないのに比べたら、こっちのほうがよっぽど伝えたいことを完結に述べているとは思いませんか?
なんと、このコンサートメインイベントの”ボレロ”の前に、4曲も演奏される。
いずれも、耳に優しくて、親しみやすい楽曲でした。中でも有名なモーツァルトの交響曲第40番の第1楽章ね。「ティララ~ ティララ~ ティラララ ティララ ティララ ティララ~」
ってやつ(これで、果たして伝わってるかしら?)
やっぱクラシックは生演奏で聴くもんだわね。(^o^)
そして、お待ちかねのメインイベント!ラベルの”ボレロ”
これが、なんとアレンジが加わっていて、小学生のみなさんが片手に鈴を持って、ダンスも取り入れるという、特別仕立てとなっていた。
最初はそれって、どんなもんなのかなぁ?と思っていたけど、これが原曲を損なうこともなく、なかなか良いアレンジに仕上がっていた。
そして、さすがは”ボレロ”。
単調なリズムの繰り返しで、どんな感じになるのかは何度も聴いているから、展開は分かってはいるんだけど、やはり名曲は名曲でした。なんかね~出演者全員が一体となってる感がすごい伝わってくるのが、このボレロのいいところ。最後の方のシンバルが2回鳴らされるところなんか、「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」って感じ。
そして、最後のフィニッシュは一緒に盛り上がろうと、会場全体が一つになってたわ。
もうね、9回ツーアウト満塁のピンチのところを抑えの松井裕樹が外角にズバッとストレートを投げて、空振り三振!ってな時の盛り上がりと変わんない感じだった。(伝わってる?)
クラシックも長い楽曲は眠気に誘われるようなこともあるけれど、短いものは意外と集中して聴けるもの。とくに、テンションアゲアゲ系の盛り上がるやつはいいよね、やっぱ。
以前のブログに書きましたが、クラシックを生で聴くことは「ハイパーソニック・エフェクト」といいまして、脳細胞を活性化する良い効果があるんだそうです。
みなさんも、たまにはクラシックに浸ってみるのも良いものですよ。(*^^*)