どうも、すこっちです。(^^ゞ
すこっちが、何やら小難しいカタカナ語を引っ張り出して来たね、とこんな顔(-_-;)になってはいませんか?
このブログを続けてご覧になっている方はすでにご承知のことですが、私、仕事をしながら現役の大学生(放送大学)もやっております。
以前ブログにも書いたアタシがイスカンダルの意味を知ったこともそうなんだけど、
この社会人&大学生生活において、収穫なのは今まで知らなかったことを結構教えてくれるもんですなぁ。う~ん、違いの分かる男にどんどん近づいてるね。
さて、今日は授業でアタシが覚えたての気になるワードをなんと、このブログをご覧になっている方だけに教えちゃうというプレミア企画の始まり、始まり~。(^o^)
今日のワードは「ハイパーソニック・エフェクト」です。
ん、誰ですか?「ソニック・ザ・ヘッジホック」なんて懐かしいセガゲームのノスタルジーに浸っている人は、微妙に似ておりますが違います。
それでは、富山敬ばりに分かり易く説明しよう!
1877年にトーマス・エジソンが蓄音機を発明しました、当時としては大発明。だって、一度奏でた音を録音して再生するなんて技術、人類には存在しなかった。その後レコードが発明される分けなんだけど、これがいわゆるアナログ信号、アナログオーディオである。
それに遅れること105年後の1982年に商品化されたCD=デジタルオーディオはあっという間にアナログオーディオを駆逐して、世界をデジタル色に染め上げた。今ではiPodに代表される音楽データのみの販売が主流となっていますな。
人間が音として聴き取ることが出来るとされている周波数はおよそ20Hz~20,000Hz(20kHz)なんだって。つまり、あんまり低い周波数の音とあんまり高い周波数の音は人間の耳では拾えない。
なので、どうせ聞こえないんだからとデジタルオーディオでは、最初っから聞こえない周波数帯をカットとしているのです。(記録可能なのはMAX22.1KHz)
その点アナログオーディオはそんなシステマティックな処理は行っていないので、あるがままをあるがままにレコードやテープに録音しているんです。
でね、ここからが重要です。
どーせ聞こえない周波数帯はカットしているデジタルくん=賢くて合理的なよい子
聞こえない無駄な周波数帯まで録音してるアナログくん=不器用で残念な人
だと誰もが思っていた。
ところが、ある実験で立場は逆転する。
可聴音(聞こえる音)だけを聞いてもらったときの脳の血流量を調べたところ、音を流していない時に比べて、血流が低下したのです。聞こえない高周波のときには何の変化も無かった。
しかしと、血流が低下する可聴音と聞こえない高周波帯の音を一緒に聴いてもらったところ、脳の奥にある中脳、視床、視床下部、そしてそこから前頭前野に広がる報酬系神経ネットワークが活性化するという現象が発見されたのです。
超高周波帯を含む音によって活性化された中脳、視床、視床下部を含む脳深部は、脳の中でも身体の内部環境を調整するもっとも重要な役割を果たし、生命を維持するために決定的な働きをしているので、基幹脳と呼ばれている。
つまり、デジタル音源だけを聴いていると、基幹脳は活性化しないけど、これがアナログ音源だと脳の大事な部分が活性化するということなんだって、これが「ハイパーソニック・エフェクト」なのであります。(ただし、イヤホンで聴いても効果はないそうです)
でも、そうは言っても今さらレコードやテープで音楽を聴くって環境的にかなり難しいよね。
「心・配・ご・無・用」
なんと、自然性の高い熱帯雨林環境音には可聴域上限を大幅に超える高周波部分を含むものもあるし、可聴音も存在するんだそうです。さすがにジャングルに行くのは無理ですが、森林浴や緑の多い公園を散策するだけでも可聴音と高周波音のシャワーを浴びることは可能だということ。
人間の祖先だって元々はジャングルで生活をしていた分けですから、やっぱり、自然って偉大なんだね。家に閉じこもってばかりいたんじゃ「脳が老けるぜ!」ということなんでしょうな。
以上、すこっちの「ハイパーソニック・エフェクト」解説、いかがだったでしょうか?
あなたの明日からの習慣決まったね!「自然とふれあう」しかないでしょ。!(^^)!