「タイパ」という言葉、ご存じでしたか? | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
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どうも、すこっちです。!(^^)!

 

毎年、毎年流行語大賞というのがありますけど、なんか最近のこれって「いったい、どこで流行ってるの?」とか、「誰が使っているのよ?」とか、「無理矢理持ってきたね」と言ったものばかりと感じるのは私だけでしょうか?

 

今思えば、2013年の流行語大賞の「今でしょ!」、「じぇじぇじぇ」、「倍返し」、「お・も・て・な・し」の4つ同時受賞のときが、まあそれなりに納得がいった感じかなぁ。

 

とにもかくにも、どこから沸いてくるのか、無理矢理ひねり出すのかは分かりませんが、たぶん日本人は流行語が好きな民族なんでしょうね。

 

さて、こちらはアタシが今日の日経新聞でたまたま見掛けた流行言葉。

 

「タイパ」

 

この言葉からあなたはどんな意味を想像しますか?

 

さぁ、さぁ、大喜利の時間です。この時間で疲れ切った脳をフル回転して考えてみて!

 

う~ん、「大麻パーティー」の略!それ、流行と関係あるか?

 

シンプルに「タイ料理パーティー」まあ、ストレートですけどタイ料理がそれほど話題か?

 

じゃあ、「きゃりーぱみゅぱみゅ」みたいに「たいりーぱみゅぱみゅ」とか?

それ、相当苦しいな、、、。(-_-;)

 

と、まあ戯れ言はこれぐらいとしますかね。

 

正解は「タイムパフォーマンス」のこと。略して「タイパ」なんだそうです。

 

費用対効果のことを「コスパ」なんて呼びますが、時は金なりが極まった最近では、限られた時間を使っていかにリターンを最大化するかが問われる。それがタイムパフォーマンス、略して「タイパ」。

 

まあ、分かり易く言うとですよ、例えば動画のコンテンツなどについて、「時間をかけて見たのにつまらなかった」と思ったときは、「タイパが悪い(低い)」というように使われる。

 

タイパ重視はZ世代の特徴で、背景には自由に使える時間が足りない状況があるんだとか。「若年層ほど、見たい動画や遊びに行きたい場所は多く、コンテンツ過多の環境に身を置いている。またSNSで日々せわしなくコミュニケーションに対応しなければならず、つねに時間が足りなくなってしまうんで、タイパにこだわる必要が生じるんだってさ。(そういやあ、うちの息子も食事をしながらスマホで何を観てるんだか、そもそもそこまでして観る必要あるの?)

 

動画コンテンツにアップされた作品を全部観ようと思ったら、人生を3,4回やらないと無理でしょうからね。今じゃあ、タイパを上げるために動画の早送り視聴が一般的になっているんだとか。

 

いったい、ドラマを早送りで観て、なにがどう面白いんだーい!そもそも感情移入もへったくれもないだろうに。何となくストーリーを把握できたら、それでいいんかい?

 

アラフィフ世代のアタシらには付いてはいけませんな。(-_-;)

 

「デジタルデトックス」という言葉をご存じでしょうか?

 

画面とにらめっこをすこし止めて、毒抜きしましょうよってこと。

 

こんなことを続けていたら、20年後、30年後、どんな生態を持った人間になっているのか分かったもんじゃあ、ないよって。