どうも、スコッチです。(^^)
11/3は祝日で文化の日。
ご存じの方もいるとは思いますが、この日は明治天皇の誕生日なのですよね。
なので、天皇家が絡んだ休みはハッピーマンデーに振り返られない。だから、建国記念の日(紀元節)や勤労感謝の日(大嘗祭)は月曜日休みにはならないでしょ。
実はウチら会社勤めのサラリーマンにとって、今回のような週の半ばのお休みというのは、大変有り難いのです。1週間の中から黒い日が少なくなるのはしんどいけど、大手を振って中休みが取れる、なんて素晴らしい仕組みなんでしょ。(ハッピマンデーが出現するまでは、祝日はずっとそんな存在だった、たまに連休に重なるぐらいでちょうどいいのでは?)
貴重な祝日文化の日、アタシのスケジュールはハードだった。
まず午前中は仙台城でガイド。
少しばかりしかありませんが、仙台城本丸の紅葉も色づいておりますよ~。
全国旅行支援も始まっておりますので、仙台城ですこっちもお待ちしております。(^o^)
さて、じゃあ午後はどこに行ったのか?と言いますと、向かうは日立システムズホール。
お目当ては「エンジョイクラシック コンサート2022」
(ここからが、すこっち探検隊でぇーす)
実はすこっち、このコンサートのチケットをずいぶん前に購入していたんです。
なぜかと言いますとそれは、ズバリ「学生料金のチケットがあったから」なのです。
(誤解のないように言っときますけど、ちなみにこの方は放送大学の2年生です。)
な、なんと学生チケットだと、1,000円なのです。
しかも、B席。あなた、B席って、どの辺りなのか分かりますか?
スマホのカメラのズームなしで、このぐらい撮影できる距離なんです。
視力がよかったら、楽譜も読めてしまうぐらいの距離。
正直、すこっち50数年生きてきて、コンサートの最前列(ちなみにA列はコロナ対策で空席)は初めての経験。
ちなみに、今回のエンジョイクラシックってこんな感じ。
実はTBCラジオで定期的に番組をやってまして、今回のコンサートはそのスペシャルコンサートという位置付けだったのです。
今回のメニューはこんな感じ、みなさんが分かるやつあるかなぁ?
でね、コンサートがいざ始まって、冒頭の「フィンランディア」が演奏された時、衝撃が走りました。
な、なんだこの迫力!そして、ボリュームに臨場感。そして、圧倒的な重厚感。
そうなのです。体験済みの方は言わずもがななんでしょうけど、コンサートの最前列って、味わえるモノ、そのものが末席とは全然違うんだということを、思い知らされました。
ここから演奏させる楽曲がですよ、次から次へと繰り出される訳なんですが、ここのところ実はすこっち、残業続きでして、精神状態ズタボロだったんですわ。下手をしたら、クラシック=寝るんじゃないか?みたいなことも正直、思ってました。
しかし、学生席=B席という味わったことのない高待遇は、違ったよ。
もうね、ハンガリー舞曲5番の時はさ、馴染みの曲ってのもあるけど、かなり精神的にハイテンションになったし、
スメタナのモルダウの時には、なんだかよくわからないけど、涙が出て来ました。なんだろうねぇ~、疲れたアタシの琴線に触れたんだろうね、きっと。
そして、最後のアンコールでは「ラデツキー行進曲」ですよ。
ご存知ない方のために説明しよう!(富山敬ばりに)
ラデツキー行進曲とは、ヨハン・シュトラウス1世の代表的な楽曲であり、ニューイヤーコンサートなどでは、アンコールの定番曲として披露される楽曲なのである。
アタシもこの「ラデツキー行進曲」は良く知っていまして、一度でいいからニューイヤーコンサートで、この「ラデツキー行進曲」を生で聞いて、手拍子を打ちたいなぁと切望していました。
そしたら、本日のアンコール演奏が、この「ラデツキー行進曲」ですよ。
超ラッキー&これ以上のお引き合わせがありますでしょうか?
さあ、みなさんもご一緒にお手拍子を!
もうすこっち、感無量です。。゚(゚´Д`゚)゚。
こ、こんな超プレミアな体験がわ、わずか1000円でし、しかもB席という最前列のVIP席で体験できたというのは、すこっち人生の「お宝」としか言いようがありません。m(_ _)m
1日=24時間の限られた時間ではありますが、大変充実した1日を過ごすことが出来ました。
今回のことで、アタシは再認識しました。
自分の中で文化的趣味であっても、スポーツ的趣味であってもいいんですけど、深く掘り下げてある程度深掘りをしていくと、そこには一般ピープルが感じる以上の気づきやひらめきや感動が味わえる。それって、ある意味「深掘りしたもの勝ち=価値」みたいなものじゃあ、ないですか?他人にとっては、目の前で起きている出来事が取るに足らないこととしか認識されないことであっても、感じる感性を持ち合わせている人に取ってみれば、それは何物にも代えがたい出来事だということを感じられるのって、超プレミアなことだと思いませんか?
心に響くということは、演じる側とそれを享受する側とが共鳴して、周波数がびったり一致している瞬間だということ。それを体験できるかどうかは、深掘りをした人にしか分からない、ということなんじゃないかなーとすこっちは今回、すごく感じました。
そして、音楽の素晴らしさ。
「音」を「楽しむ」と書いて「音楽」。
これって、日本人のどなたかが「music」を日本語訳したんでしょうけど、あっぱれですよね。
その人の「感性」が音楽というものを通して、試されているんじゃないかとアタシは思います。
あなたもクラシックを侮ってはいけない。だって、今どきの音楽よりもずーっと前に創られた作品が今もなお、価値を認められて、引き継がれているってことは認めざるをえないです。
「温故知新」。クラシックを知って、今の音楽を聞けば、さらに世界が広がる。
音を楽しめるのは、人間の特権なのですから。やらなきゃ、損、損。
以上、すこっち探検隊のエンジョイクラシック コンサート2022年の報告でした。(^^)