あなたは気付いているかな?請求書の妙。 | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
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どうも、すこっちです。(^^ゞ

 

前回だったかお役所の申請用紙が市町村によってバラバラで、なんで統一出来ないんだろうかねぇ~ということを書かせて頂きましたが、今回はそれと似たような感じかな。

 

会社勤めをされていて営業セクションの方、個人事業主として事業をされている方、いずれにしてもお客様に物を売ったり、サービスを提供して対価を頂く立場の場合、請求書という発行しますよね。

 

アタシは営業セクションにいたこともあったので、月末月初めのいわゆる締めの過酷さを嫌というほど味わった部類である。締めの無いセクションに行けたらどんなに楽なんだろうなぁと感じたことが一度や二度ではなかったように思う。

 

一方、現在アタシは異動して経理である。そーすると請求書を作成しないのはいいのですが、今度は他の会社からもらった請求書の支払をチェックするという業務がある。毎度毎度分厚い請求書の束を、金額や支払先に間違いがないかを目を皿のようにしてチェックをしているのですが、ここでアタシはあることに気付いた。

 

何枚も何枚も請求書をよーく見てみると、請求書のフォームがバラバラなのである。

縦型のもの、横型のもの、サイズがA4だったり、B4だったり、B5だったり、システムで出した請求書は多いものの、手描きの請求書も結構ある。そしてなにより、請求書チェック者を悩ませるのが、合計額が上に書いてあったり、下に書いてあったりってやつね。もうさぁ、その都度目が上に行ったり、下に行ったりでそれだけでも疲れる。(-_-;) あと振込先の銀行口座も上に書いてあったり、下に書いてあったり、、、。

 

確かに請求額が分かればいいよ。フォームがバラバラで何が悪いんですか?、そんなことをなんで制約を受ける必要があるんですか?と言い出す人もいるだろう。ましてや、チェックするヤツのことなんて知ったこっちゃないよ。おっしゃることはいちいちごもっともな部分もある。

 

でもさー、いっそのこと請求書のフォームを統一してね、例えば「A4縦で合計額は右の一番下にだけ表示しなさい、振込先はその左隣に表示しなさい」と決めて、その統一フォームは絶対守ること!例外は認めないし、ルールに従わない請求書は無効!みたいにして、その統一フォームに則って、会計ソフトメーカーは請求書を作ることみたいなルールにすればさ、どこの会社が作った請求書であっても、右下を見れば合計額が分かるとか、すぐ左に振込先があるとか、分かるわけじゃん。そしてなにより、請求書の支払いチェックをする人(アタシもか)が請求書をめくりながら、同じ箇所を見続ければいい分けですから、首も目も疲れないし、チェック間違いも無い。

 

なんでね、こういうことに誰も気付かないんだろう?いや、気付いていても声を上げないんだろう。こういうのが当たり前だという、思い込み。このことに何の違和感も、嫌悪感も抱かずにただただ年月を重ねてきた、流してきた請求書発行という仕組み。

 

このことに気付いたとして、どこの誰にどういう働き掛けをしたらいいのか、皆目見当が付きませんけど、

改善出来たとしたら、これほど喜ばしいことはないんじゃないかとアタシは勝手に思っている。

 

見過ごされて来た「請求書フォーム問題」。ひょっとして、世の中にはこういう見過ごされたまんまの問題が他にもあるんでしょうな、きっと。(-_-;)