どうも、すこっちです。(^^ゞ
日本経済新聞。
私たち一般ピープルには、少々敷居が高くって、なんとも近寄りがたい響きの新聞。
ウチで購読している地方紙の河北新報を、アタシががよく飲む2,000円台のチリワインに例えると、日本経済新聞の立ち位置は、そうね~ロマネコンティとは言わないまでも、8,000円~10,000円台のフランス産ボルドーかブルゴーニュワインといったところでしょうか?
そんな日本経済新聞をアタシは購読してかれこれ1ヶ月が経つんです。
えっ、なんで?
そういうキャラでしたっけ?(゚Д゚)
実を言いますと、2ヶ月間だけ無料キャンペーンというのをやっているというTwitter情報から、早速購読をしてみることにしたんです。ものは試し、好奇心旺盛のアタシらしいでしょう!(^_^)/
この購読。実は、実際に新聞が家に配達されるんじゃあ無くって、ウェブ版で読む方式。だから、家には新聞紙が溜まったりすることが無い。(実際に届いたら、カミさんに何を言われるか、、、。)
そんでもって、主に会社での昼休みに今までだとYAHOO!の記事に目をやっていたんだけど、今では日本経済新聞のウェブ版を可能な限り購読している。
今まで、敷居は高いし、よー分からんし、なによりボリュームがあり過ぎて読む気にならんわ。(>_<)
そう思っていた日本経済新聞ですが、実際に読み始めるとですね、まーこれが面白いの、なんのって。
別に河北新報やYAHOO!ニュースのことをダメ出しをするつもりは無いんですが、一般紙やTV、ラジオやネットで流れるニュースや記事って、何回も繰り返し流される、誰もが知っている、当たり障りの無いニュースばっかりのオンパレード。
その点、日経さんは違いますよ~。なんて言うのかな、バリエーションが豊富。そして、一つ一つの記事が、斬新な切り口でしかも、掘り下げて書いてある。なるほど、経済に関してそこまで明るくないアタシも、知らず知らずのうちに気分だけは自称「プチ経済通」っぽくなった気がするもの。(持ち上げすぎだろ!)
でね、先日、早速この日本経済新聞効果が発揮されたんです。
取引先の方が別なお客様を連れて、うちの事業所を見学されることになりまして、たまたまアタシがエスコート役というか案内役をすることになったんです。業界の仕事に関係する話はね、差し障りの無い範囲で普通に話をしていたんですが、時間が進むにつれて、最近の世界の貿易情勢、経済情勢、うんぬんかんぬんみたいな方向へ話がシフトチェンジするじゃあ、あーりませんか?(゚Д゚)
「あらら、どうしましょ!?」
普段から、ちょっとは新聞も読んでるし、そこそこの話題には付いていけるものの、あんまし突っ込んだ話を振られたら、テキトーにお茶を濁すぐらいしか出来ないだろうなあ~と以前のアタシだったら思っていた。
ところが、である。
ここ1ヶ月の日本経済新聞購読。これが、ものの見事に大当たり!!!(^^)!
逆にお客様の話をリードする形となって、会話が弾む、弾む。これはあくまでアタシの勝手な推測ですが、「こ、こいつはいったい何者だ?」的なシャアがアムロと初めて矛を交えて感じたあの感覚を、アタシは与えてしまったのかもしれないと、勝手に「一人ガンダムシンドローム」で悦に入っていたのです。
この時、アタシは悟った。(よく悟るね、最近)
結局のところ、アタシらのような会社勤めの一般サラリーマンって、経済エコノミストでも経済評論家でもなんでもない。業界のコアな話には仕事柄付いてはいけるけれど、こと世界経済ネタにまで話が及ぶと、結構な確率で防戦一方になってしまう。そりゃあ、そうだ。仕事と関係の無い話は誰しも雲の上の話だと思っているし、知らなくたって別に困らない。
要は世界経済の動きだったり、税制のことだったり、政治のことだったり、トレンドだったり、今流行のカーボンニュートラルとかSDGsとかの話のホンのさわり程度、野球で言ったら、ヒットやホームランは要らない、フォアボール狙いぐらいのスタンスで全然いいのだ。
この一般ピープルが知らないようなことをホンの少しだけ知っている。これが、貴重なのである。そして、この楽天の捕手の打率2割ちょうどぐらいの知識をですよ、さも知っているかのように、自分なりに味付けをして語ってみせる。これだけで、「経済用語」に反応する相手様は結構満足をするものなのである。
そのためには、日本経済新聞が大きな役割を果たすんだなぁということ。
別に知らなくたって、困らないし、そのネタを披露する場が来るという保証も無い。単なる無駄知識なトリビアで人生を通り過ぎて行くのかもしれない。でも、そのフォアボールがきっかけで貴重な決勝点につながることだってあるのが、人生の摩訶不思議であり、面白いところでもあったりする。
あと1ヶ月で無料期間は終わるのですが、最近は自腹を切ってでも購読を継続しようかなと思っている今日この頃です。
あなたも、お試しで無料購読してみては?
ちょっと経済通ぶって、誰かに話すだけで、あなたの立派な血となり肉となるかもよ。!(^^)!