すこっち、半世紀からのチャレンジ! | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。(^o^)

 

「人間五十年、化天の内を比ぶれば、夢幻の如くなり 一度生を享け、滅せぬもののあるべきか」

 

「人間五十年~、化天の内を比ぶれば~」をみなさん誤解していませんか? | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ (ameblo.jp)

 

昨年の11月14日のブログでこの有名な敦盛の下りについて書きましたね。ここで、五十年は人の寿命のことじゃあ無くて、人間界の五十年は化天(神様が住む天上界のなかでも、最も下の階層に位置する世界のこと)では、1日に相当する。つまり、人間の一生なんて神様の世界ではあっという間のことなんだよ、と説明をしました。

 

そうは言っても、なんとなく自分の年齢と重ね合わせたくなるのが、人間の性分というもの。

 

10刻みが五つ、そういうキリの良い数字でもあり、半世紀という見方も出来る。

 

突然ですが、ここですこっちからプライベートなことで発表があります!

(と言っても、そんなに大それた事ではないんですよ、と断っておきます。)

 

実はこの度、「放送大学」に入学が決定しました!晴れてアタシも4月から大学生ということになります。

 

「なんで、いまさら?」

 

「どうして、この時期に?」

 

そう思われる方もいるでしょう。

 

思えば、アタシは大学には行っていない。たぶん、高校の成績からすれば、きちんと大学進学を目指すという明確な目標がしっかりしていれば、どこかには入れたはずだ。親だって、経済的な理由で進学を断念しろとは言わなかったと思う。でも、当時のアタシは何者かが自宅前に置いていったファミコンにどっぷりと浸かってしまっていた。(未だに誰の仕業か分からない、七不思議である)

 

高校生というこれからの自分の進路を決める大事な時期に、アタシの思考は将来の自分を模索することよりも、目の前の悪魔城ドラキュラの面クリアやドラゴンクエストのエンディングを見たさに、しこしこと毎夜、毎夜、ゲームに没頭する日常を繰り返していた。思えば、なんて空虚な時間を費やし、お金を浪費して来たんだろう、、、。(-_-;)

 

結果、進路も就職はしたくないし、かといって大学はちょっと。という感じで、お手軽、お気楽な専門学校というチョイスに走ってしまった。専門学校の生活はそれなりに充実したもので、資格もいい感じで取得をしてはいたのだが、アタシはまたここで重大なミスを犯す。せっかく取得した資格を全く活かすことの出来ない業界への就職を決断。なんで、そこで立ち止まってよーく考えないんだろう、この人は。

 

結局、その就職はうまくいかず、第二就活の果てに今の会社に就職し、現在に至っている。

 

結婚もし、子供にも恵まれ、定年まであと数年と考えれば、いまさら生活のペースを乱すこと無く、粛々と日々生活をしていれば、それで済むではないか。大概の人はこう考える、「なにを、いまさらと。」

 

でも、アタシの人生は6年前から劇的に変わったのである。

 

そう、それは「仙台城ガイドボランティア」というものをやり始めてから。

 

予定調和で流れていた変化の無い単調な会社員生活。そこに、好奇心から勢いで始めたボランティアガイド。でも、そこからたくさんのお客様との交流を通して、喜んで頂いた時に感じるカタルシス。同時に始めて、3年続けた「仙台歴史探訪会」に今も続いているこのブログ。

 

人間の思考というものは、これだけ物事をポジティブに考えらるようになるだけで、こんなにも世界が広がるんだ!ということを感じるようになった。そういう意味ではガイドボランティアには感謝である。

 

そうであるならば、ここでさらにその感性を飛躍させたい!今の希薄な自分の岩盤に補強工事を施したいのだ。そして、何年掛かるのかは分からないが、見事に卒業というハッピーエンドで締めくくることが出来たら、言うこと無しだ。(放送大学は最長10年在籍可能なそうだ)

 

と、このブログでここまで発表した以上は、途中で投げ出すわけには行かないわね。

(そういう心積もりもあって、書いちゃったんですけどね)

 

まあ、頑張りますとしか今は言えませんが、さらなる進化を求めて、すこっちの新たな半世紀の始まりでございまぁ~す。m(_ _)m