今問われる、令和の価値観 | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。(^_^)

 

アタシは昭和生まれの昭和世代。最近のトレンドで言うところのX世代である。(知らない人はもぐり!)

 

なんとなく、戦前の国体主義を引きずって育てられた団塊世代。そのジュニアとしてこの世に生を受けた分けなんです。そうするとね、上から強制された抑圧的な型にハメるという政策に付き合ってきた最後の世代なんだと思うのです。強制的にやらせられた夏のラジオ体操に学校のプール。泳げようが泳げまいが足と手をバタバタさせて向こう岸までたどり着け!的な水泳指導。運動会では足の遅いヤツはそれこそ周りの雰囲気を察知し、死ぬ気で走ったリレー。部活では水を飲むのがタブーだとされ、終わった後の水道の蛇口から飲んだただの水のなんと美味しかったことか。

 

年頃になればなったで、彼氏彼女のいないことが周りからもうとまれ、コンプレックスの塊になっていたっけ。学校を卒業すればしたで、どこの会社に就職するかでワーワー言われる。結婚適齢期になればなったで、親からも親戚からも友人からも彼女はいるのかとか、結婚はいつなんだとか周りからのプレシャーに囲まれて育った20代。

 

よくよく考えてみると、団塊ジュニア世代、まあ、今どきの言葉で言うとX世代ですか。は、そうした国や親や教師、はたまた親戚や友人からのパワハラの刷り込みに影響されて、人生を歩んできた最後の戦士なのかもしれないね。そんな、パワハラに負けて(別に負けたからという分けでは無いけどね)アタシのように結婚して子供もいて家庭を築いている人もいれば、そのパワハラに打ち勝って人生を謳歌している方もいらっしゃる。まあ、人それぞれの人生ですからね、こればっかりは。

 

んじゃあ、現代に立ち返ってみて、今のZ世代(分かんない人はググって見るべし!)はどうなのか?

 

まあ、日本だと令和世代とでも言うんですかね。別にアタシは令和世代の生活も習性も好みも考え方も全て把握しているわけでは無いけど、アタシの主観で感じたままを言うとね、果たして今のまんまで良いんだろうかねって?

 

生まれながらにして、パソコンとインターネット環境のある世界。個人差はあるものの、十代で親からスマホを支給され、全世界とつながって、得たい情報は思いのまま、買い物もネットで出来ちゃう。映画は映画館に行かなくとも、スマホで済ませられる時代。SNSでありとあらゆる人とコミュニケーションが取れて、情報には事欠かない。最後の砦の恋愛さえも、マッチングアプリで事足りてしまう世の中。

 

ひまがあれば、スマホを眺めてゲームにネットサーフィン。視力は悪くなるわ、思考力は低下するわ、なにより無気力、無根性。物事に対する熱いハートが感じられない。自分の世界だけを追求し、その満足感だけで人生をハッピーエンドに彩ってしまう。

 

そんなんで、いいのかい?本当にそれで良いと思っているんかい?いや、良いか悪いかの選択レーンにさえ上がっていないんじゃないのかな?

 

「手のひらを太陽を」っていう歌を知っていますか?

 

手の平を太陽に 透かしてみれば 真っ赤に流れる 僕の血潮

ミミズだって オケラだって アメンボだって みんな みんな 生きているんだ 友達なんだ

 

このね作詞があのアンパンマンのやなせたかしさんですよ そして作曲がいずみたく先生

 

令和世代は申し訳ないけど、一度、手の平を太陽に透かして見て欲しいんです。

 

自分の血潮なんて感じたことある? それが、生きているって事なんだよ。

 

そんな血潮を本当に感じたらさ、果たして今のまんまでいいのかな?って思うはずなんだよね。

 

X>Zなのは年だけだと思うなかれ、目には見えないそれ以上のものをX世代は持っているのだよ。

 

そう、XYZは「シティハンター」の待ち合わせの合い言葉。例の場所でX世代はZ世代を待っているからね。