自分のお気に入りの店には行っとけよ、今のうちに。 | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。(^o^)

 

昨日の夜、用事があって仙台に出掛けた。

 

仙台駅で降りて、久々に中央通りを歩いてみると、以前はこんな店があったのに、っていうところに別な店が入っているのを結構見掛けた。やはり、コロナ禍の影響で継続を断念したのかな。そんなことを感じさせる商店街ウォッチだった。

 

しかし、アタシのショックは別なところにあった。

 

用事が済んで、あおば通り駅へと向かう。

 

夕飯を食べて帰ろうかと、お気に入りのあのお店は今日はやっているかなあ?と足を運んでみたんです。そしたら、な、なあんと!

 

 

えええーっ!!アタシがごひいきにしていた「苺」が8月にすでに閉店していたなんて、、、。(-_-;)

 

思い起こせば、駅からのアクセスが抜群で、お店の場所の説明いらずだった。飲み放題のコースも充実していて、ボリュームも満点。味も申し分なかったし、文句の付けようが無かった。あるときはアタシら夫婦とワイン教室で知り合った夫婦とで行きずりの飲み会を敢行したのもこの店だった。仙台歴史探訪会の飲み会もここで開催したこともあったっけ。そんな思い出のお気に入りのお店がコロナ禍の波にあっという間に飲み込まれてしまっていたとは、、、。

 

まあ、経営母体がストロベリーコーンズだったということは、撤退の見切りも早かったということか。

たまたま、今日仙台に出掛けなければ、気付かなかった。これだから人生の巡り合わせというものは分からない。

 

意気消沈の私の目の前にもう一つ、現れた。

 

 

こちらも、たまたま多賀城駅について、小腹が空いたんでラーメンをばと立ち寄った駅ナカの「キーチャンズ駅中食堂」。えー、キーチャンズお前もか!

 

ここは駅の前というアクセスの良さもあり、けっこう利用させて頂いた。それが、12/30で終焉ですか。

まあ、こちらもチェーン店なんで見切りは早いと言えば、早いわな。

 

でね、1日に2件もひいきにしていたお店が天国に召される(正確にはキーチャンズはまだ召されていないが)様を目の当たりにするとね、かなりの痛恨の一撃を喰らった感がある。

 

あぁ、コロナ禍って恐ろしい。こうやって、みんなのお気に入りのお店がプチプチシートを潰すように、潰されていく。いったい、コロナ禍が本格化した春先から全国でどれだけのお店が看板を降ろしたんだろうか。とっても悲しい話である。実際のところ、個人店さんはけっこう頑張っている。なにしろ、自分がこんなお店を出したい!やりたい!って信念の元に独立された方が多いですから、石にかじりついてでも続けてやるんだみたいな意地もある。どっちかっていうと、チェーン店系は見切りが早いよね。

 

だけど、そんな武士は食わねど高楊枝も果たしていつまで持つのか。いいとこ、年末か年度末がいいところなのでは?だいたい一番充てにしている忘年会に新年会というドル箱が閑古鳥なんですから。

 

だからね、アタシは前から思っていたけど、今回のことでより一層この気持ちが強まったよ。

 

「自分のお気に入りの店は今のうちに行っとけー」

 

だってね、今回のアタシのように「あれっ、閉店してたの?」ってなったら、悔やんでも悔やみきれませんよ。思い出のあの味、だけど人間ご無沙汰が過ぎるとその味も忘れちゃうからね。

 

縁起の悪い話で恐縮ですが、あなたのお気に入りの名店が店を閉めない保証はどこにもない。

 

出歩きなさいとそそのかす分けでは無いんだけれど、あなたの好きなあのお店の我慢がどこまで続くのか、、、。それは、店主のみぞ知る。ぷっつんしてしまえば、割り切っての結論は意外と早かったりするもの。

 

本当はね、長い付き合いをしたいんです。自分が惚れた味、惚れた店とはね。

 

でも、♪それを許さないのがコロナの罪。♪

 

今のうちに行っときなさいよ、お店との今生の別れになる前にね。(>_<)