「勤め上げるということの偉大さ」 | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。(^_^)

 

いっこうに沈静化しないコロナ禍。

 

緊急事態宣言が5/31まで延長が決定した。

 

名前だけのGW。みなさんは連休をどのように過ごされているのでしょうか?

 

まだ仕事に行ける人はいいけど、仕事に行きたくても行けない人もいる。

テレワークの人は一応お給料を貰えるけれど、中には仕事もお給料もピンチという人もいる。

家賃の支払いはどうするのか?勤め先の会社が倒産?閉店?解雇?

もはや、マスク2枚を貰い10万円を貰ったところで、穴の空いたバケツに水を注ぎ込むようなもの。(-_-;)

 

五里霧中、暗中模索、コロナの荒波に揉まれる日本丸の航海は不安要素ありまくりである。

 

ふと、こんな状況でいろんなことを考えると、身近にいる自分の親の偉大さをあらためて感じてしまう。

 

アタシの両親は戦後すぐの生まれで、無い物づくしの中で育った。

結婚して所帯を持ち、私と弟が生まれる。その間、オイルショック、宮城県沖地震、プラザ合意、バブル、平成不況、ロストジェネレーション、湾岸戦争、東日本大震災などなどいろんなマイナス要素の雨が降り注いだ分けなのだけど、なんだかんだ言っても父親は家族を路頭に迷わせることもなく、不自由な思いをさせることもなく、定年まで会社を勤め上げ、退職金と年金をもらうという、サラリーマンとしての最低限の義務と責任を全うした。母親はずーっとパート勤めを続けて家計を援助し、なおかつ家事と子育てをやりきり、私たち兄弟を世に送り出した。

 

何の変哲も無い、サラリーマンとしてごく普通の人生、普通の家族。

 

でもね、この「普通」がいかに超プレミアなことであるのか。

 

それを、コロナ禍ナウの状況下であらためて感じました。

 

非常事態宣言に伴う行動抑制。それによって、のちのち家計の収入ダウンが始まったとしたら、果たして私たちは無事にこの荒波を乗り越えることが出来るのだろうか?そんな所まで考えてしまうと、

 

あらためて、「普通」を死守するということが、簡単なものではないんだね。

 

両親が成し遂げた「普通」の偉大さに、敬意を表します。

 

みなさんも、親の「普通」に感謝しましょうね。(^^ゞ