3・11から7年、すこっち流復興プランとは? | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。!(^^)!

 

今日は、そう、3/11であります。しかも、日曜日。

 

私も午後2時46分にはちゃんとNHKラジオのスイッチを入れて、家族で黙とうをしてました。

 

今日1日が新聞でもラジオでもテレビでも震災関連のニュースや番組が繰り返し流されていて

あらためてこの日の「重み」というものを感じてしまいますね。

 

復興のあり方というか、人それぞれいろんな考え方があるでしょう。

 

ここは私、すこっちなりに考えた震災復興プランというのを書いてみたいと思います。

 

私の家も津波につかりました。家族は全員無事でしたが、津波に使った家はあらためてローンを

組んで、修繕しました。今は、その家に住んでいます。

 

私も被災者の一員なので、大切な方を亡くした方や被災者の方の悲痛な気持ちは十分に理解できます。

 

でも、3・11をしんみりモード一色で1日を終わらせて、忘れないっていう伝統もそろそろ切り替えが必要なのではないかなぁ、と感じるところもあるのです。

 

例えば、仙台市内に15か所のコインパーキングを運営している「株式会社パークジャパン」という会社は復興を後押しするという考えから、3/11にその15か所の駐車場を全て無料にするという復興支援を行っているのです。

 

これって、単なる震災イベントよりもよっぽど社会貢献というか、立派な復興支援だと思うのです。


この駐車場を利用して、仙台に来る人が増える→街に繰り出す→お金を落とすという形の方が遠回しではあるけれど、仙台の街のためにはなるような気がするんです。

 

もちろん、被災したのは主に沿岸部なので、仙台市内の駐車場とは関係が無いかもしれませんが、

ようはこうしたコンセプトで復興を考えて行った方が、プラス思考なのではないでしょうか?って

 

すこっち流震災復興プラン

 

その1 「3月11日を被災3県(岩手・宮城・福島)だけ休日にする。

 

私が考える一番の復興支援はこれだと思うのですよ。

 

今日がいい例ですよ、今日ってちょうど日曜日でしょう。

 

あちらこちらで復興イベントなんかが開催されているけれど、日曜日だから参加者が多い。

これが、平日だとせっかっくのイベントも、けっきょくは肩透かしに終わってしまってもったいない。(-_-;)

 

平日だと、会社で仕事そっちのけで「震災モード」に浸るというわけにもいかないし、かといって全然知らん顔と言う分けにもいかない。中途半端になるくらいだったら、いっそのこと休みにしてしまった方が震災を忘れないという意味では、効果が絶大だと思うのですけど。

 

最近じゃあ、祝日をなんでもハッピーマンデーに組み入れようと政府は画策するけどさ、建国記念日や勤労感謝の日はそれに組み入れないでしょ!(これは天皇家絡みだからだけどね)3・11だって、お休みだったら、誰も「遊び呆ける日」とは思わないし、午後2時46分には黙とうぐらいはすると思うんですよね。

 

今やタイタニック号の如き、「晋三丸」なんだからさ、「国民栄誉賞」の乱発なんかで国民のご機嫌取りをするくらいだったら、いっそのこと3/11を国民のお休みにしてみては?(反対する人はいないのでは?)


 

その2 「復興支援=被災地にお金を落とさせるモードにしちゃいましょう」

 

これは、先に紹介した駐車場無料の話にも通じるものがあるんですけど、仮に3・11がお休みになったとしたら、この日は被災地で「3・11経済効果○○億円」みたいなイベントを官民あげてやるってことです。

 

例えば、駐車場無料、JRは被災3県内1,000円乗り放題切符の発売、東北自動車道は被災3県内は完全無料、萩の月を始めとする被災地土産品は全品半額、るーぷる仙台は100円乗り放題、瑞宝殿の拝観料は無料、うみの杜水族館も半額とね。

 

なにもデスティネーションキャンペーンの時だけ、商魂たくましくなるのが能じゃないと思うんだよね。

 

何より、被災3県に他の地域の方が観光に来て、お金を落としてくれれば、それが何よりの復興支援なわけじゃあないですか、会社や個人事業主が儲かれば、払う税金も増えるわけなんですから。

 

その3 「みんなが歌える歌があるといいかもね」

 

さて、「音楽」とは?この問いに対して著名な音楽家はこのように答えている。

 

①音楽だけが世界語であり、翻訳される必要がない。そこにおいては魂が魂に話しかける。バッハ

 

②音楽とは精神と感覚の世界を結ぶ媒介のようなものである。ベートー・ヴェン

 

③音楽があなたの人生の重荷を振り払い、あなたが他の人たちと幸せを分かち合う助けとなるように。           ベートー・ヴェン

 

24時間テレビって知ってますよね? あれって、最後にみんなで「サライ」って歌を唄うでしょう。アフリカの飢饉と貧困救済のためのチャリティーソングとして出来上がったのが「ウィ・アー・ザ・ワールド」12月になるとあちらこちらで聴くのが、「第9」でしょ。ピョンチャンオリンピックのメダリストの表彰式で「君が代」が流れれば、涙がほろっと流れた人もいたでしょう。

 

つまり、音楽は万国共通、年齢・性別を問わず、永久不変の魂を共感出来る「ツール」なんですわね。

 

各地の震災イベントと言えばコンサートに朗読、ミュージカル様々なものがあるけれど、そこに被災3県と言わず、国民全員が心を1つに出来るような「歌」があれば、それをみんなで歌うことで、亡くなった方の供養にもなるでしょうし、震災を忘れないことにもなるでしょう。何より、これほどの一致団結はないはずです。

 

そして、その歌はきっと、天国に届くはずだと、私は思うのです。

 

どうでしょう、私の考えた復興プランって?