高校の同級生と偶然の再開、その時感じた○○○。 | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。

 

毎日が氷点下。これって、、毎日が北海道民と同じような気分を味わっているということかしら?

つくづく北海道の人って、偉いわ~。じゃあ、アラスカやシベリアの人はもっと偉いのかい。

 

寒い寒いと言っても、いいところあと2ヶ月くらいのもんでしょう。

まあ、寒いと言うだけじゃなく、この時期に何かをチューンナップしておきたいものですね。

 

さて、今日はわたくし、大変驚きの出来事があったのです。

 

お客様から見積もり依頼があり、業者に見積もり依頼の電話をしたんですね。

しばらくしてから、折り返しの電話がありました。

 

その業者の方が言うには、わざわざ見積もりを持って、私のいる会社まで会いに来るというのです。

「いやいや、別にFAXで送ってもらって、全然構いませんよ。」って言ったんだけど、

「いえいえ、是非とも伺わせて欲しいというのです。」

 

まあ、そこまで言うならということで、お待ちしておりました。

 

しばらくすると、二人連れの訪問客が参りました。

 

そこで、名刺を交換したところ、「あれ、なんか引っかかる名前だなあ~、ひよっとして。」

 

そうなのです、名刺交換をした彼は、実は私の高校時代の同級生だったのです。

 

ただ、いくら名前はぴったんこであっても同姓同名ってこともある。

なにより、この人どう見てもおぼろげながら私の持っている当時の彼の面影がみじんも感じられない。

 

だいたい、彼とはそんなに親しい間柄でもなかったし、ウン十年の時空を超えて軽々しい話なんて

出来るようにも思えなかった。(名刺の肩書はワタシなんかより数段上だったし。)

 

結局、その時は終始仕事の話しかしなかった。隣にお目付け役の別な方も同行されていたので、

なおさらである。

 

それから、彼らが帰ってから、問い合わせをしたいことがあったので、名刺を片手にその彼に電話をしてみることにした。

 

「どうも、○○会社のすこっちと申します。先ほどはどうも、お世話様でした。」

 

「ところで、かくかく、しかじか、○○○。」と仕事の話。

 

しかし、しばらくして「あれ、ひょっとしてすこっちさんてどちらの高校でした?」

 

「あーやっぱり、そう来ましたか。私もそれに触れていいものかなあ~と思っていたんですよ。」

 

と、ここから急に馴れ馴れしい「同級生モード」の会話になるワタシ。

 

しばし、そんな会話をした後で「これからもよろしく~。」と電話を切ったのでした。

 

今日のこの偶然の遭遇で私が気付いたことが実はあったのです。

 

さて、何でしょう?

 

それは、こんな話をしたら大変失礼なのかもしれないけれど、久々に会った私と同い年の彼は、

「相当、老け込んでいた。 そんな感じがしたのです。」

 

そりゃね、私も人のことをとやかく言えないし、白髪交じりだし、この前まで石持ちだったし(それは関係ないか)それ相応の年齢には見えるんだとは思います。

 

だけど、彼の見た目はどうひいき目に見ても、50代前半から50代半ばと言われても「ウン」とうなづけるような気がした。まあ、当時から「老け顔」な方ではあったけど。

 

私も、最近は人間観察に結構目が行く方でして、特に注目したのが彼の「手」である。

 

顔は多少のごまかしは出来ても、「手」のごまかしは効かない。その躍動感が感じられない「手」を見た時に、あらためて彼の「老け」を痛感した。

 

でもね、だからどうしたと言うんだよ!彼はそれなりに苦労を重ねて来たから、今の地位があるわけで、

「老け」は勲章の一つと言っても良いんじゃあないのかい。

 

それに比べれば、私なんて鳴かず飛ばずのサラリーマン人生だ。仕事以外のステージでは自分なりに結構羽ばたけているのかなあ~なんて思って充実した気にはなっているけれど、それと老け込まないことを天秤にかけた時に、果たして人生の天秤棒はどちらに傾くのか?これは、なかなか難しい問題だ。(-_-;)

 

ただ、これだけは言わせて欲しい。

 

人間、常に見られているという意識を忘れてはいけない。

 

日々の積み重ねがその年代の自分を形作るわけなのだから。

 

みんなが気付かないことに気づく、見えないものが見えるようになる、

そんな、感性の豊かさ、アンテナの敏感さ、意識の鋭敏さ

 

そうしたものは常に感度を維持しておきたいものです。

 

そう、サッカーでゴール前まで行ったのに、すぐにパスするんじゃあなくて、

常にドリブルシュートを打ってやるんだというアグレシブルさは持ち続けていきたいものですね。