すこっち映画ナゥ!「オリエント急行殺人事件」を観てきました。 | 仙台城 謎の覆面ガイド「すこっち」のブログ

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平日はフツーの会社員、しかし週末は伊達政宗の居城「仙台城」にてボランティアガイドを務める謎の男、「すこっち」。
ウィスキー好きで名付けたハンドルネームで、ジャンルを問わず、縦横無尽にブログで語り尽くします。

あなたも「すこっち」に酔いしれてみませんか?

どうも、すこっちです。(^o^)

 

さて、皆さんは映画観てますかぁ? せっかくのお正月休みなんだから、当然1本ぐらいは観るために映画館に足を運んだんですよね!

似ているようだけど、DVDを借りてみるっていうのはすこっち的にはNGですからね~。(>_<)

 

それはつまり、美味しいラーメンはそのラーメン屋に実際に足を運んで、味わうのが醍醐味なわけで、どんなに高いインスタントラーメンやカップラーメンを食べようとも、決してその代用にはならないのです。

 

今回私が観てきたのは、「オリエント急行殺人事件」です。そう、アガサ・クリスティの有名なミステリー小説で何回も映画なったり、ドラマになったりと知っている人は知っている作品なのであります。

 

しかし、恥ずかしながら私、アガサ・クリスティの小説自体、読んだことが無く、映画も見た記憶が無い。せいぜい、NHKあたりの海外ドラマとして名探偵ポアロのドラマを多少観たくらい。

 

でも、興味はあったんです。なので、今回の鑑賞に踏み切りました。(そんな、おおげさな)

 

この映画、スタートから「はあっ?なにこのシーン」って思わせる出だしです。まあ、名探偵ポアロのちょっとした紹介も兼ねてるんでしょうけど、なかなか唐突過ぎて、すんなり馴染むって感じではなかったような、、、。(向こうの映画にはありがちです。)

 

そして、ポアロがこの「オリエント急行」(略してオリ急)に急きょ乗り込むことになってしまって、事件が起こるという展開。

これって、今泉君と突拍子もない所に行って、事件に遭遇する古畑任三郎のようであり、毛利小五郎と蘭と一緒にこれまた遠出をした旅行先で事件が起きてしまう名探偵コナンの展開のようでもありますな~。(-_-;)

 

この作品、とにかく登場人物がやたらと多いんです。だけど、実はその登場人物がたくさんいるということが、後々大きな役割と言うかつながりと言うか、持っているんですね~。これ以上はネタバレになるので言えませんが、ぜひとも登場人物に注目して頂きたいです。

 

そんでもって、まあ当然お約束のごとく、列車内で殺人事件が発生します。(っていうか、そうしないとストーリーが始まらない。)

 

乗客全員が容疑者!そうは言ってもコナンじゃないけど、「真実はいつも1つ!」なわけで、そんな複数の犯人が結託して殺人を犯すという展開は考えづらい。じゃあ、いったい誰が犯人なのか?そんな、事件のジグゾーパズルを名探偵ポアロが解き明かしていくのであります。


映画が終わった後の私の率直な感想としては、「あーなるほど、そういう展開もありなのね~。」ってな感じで、意表を突かれた感があるし、もう一方で、そこまでよくもこじつけたね~。って感じがしないでもない。そして、最後は「探偵として、あんたそれはありなの?」と言いたいんだけれど、まあ、落としどころとしてはありっちゃあ、、ありだろうね、今回の場合は。」って納得させられる部分もあったりするのです。

 

私がコメントしていることの真相を確認したいという方は、ぜひとも映画館に足を運んで確認をして頂きたいです。

 

そういやあ、私の人生を振り返ってみると、こと謎解きとか探偵ものは好きなんだけど、アガサ・クリスティもシャーロックホームズも怪人21面相も赤川次郎シリーズも、こと推理小説というものをじっくりと読んだことがなかった。どうしても、お手軽だから「刑事コロンボ」とか「古畑任三郎」とか、「名探偵コナン」とかそういう方に走ってましたねェ~。

 

冒頭のラーメンの話じゃあないけど、本物の醍醐味を味わいたかったら、推理小説を読んでハマってみないと、永久にカップラーメンの味しか分からない人になってしまうのかも、、、。(-_-;)

 

そんな、推理小説ってぇものを考えさせてくれる、作品でありました。

 

わたくし、個人的にはあのやさぐれ感丸出しで、冴えないおやじなんだけど、いつのまにかのらりくらりと犯人を追いつめていく「刑事コロンボ」が好きですね~。!(^^)! あとは、全然タイプが違いますが、やっぱり「ダーティーハリー」かな。日本だと「あぶない刑事」かな。