どうも、すこっちです。!(^^)!
正月休みには最低3冊は本を読みたいと思っていたんですけど、ようやく1冊目が読み終わりました。その本の題名は、「フランス人は10着しか服を持たない」です。
この本、2014年にベストセラーになった本なのですが、カミさんが購入して読んだものがずうっと本棚にあり、先日の「断捨離」でBOOK OFF行きのはずだったんですが、私もちょっと読んでみたいなあという気もあり、残ってたんです。
飽食の国日本、欲しいものは大抵買えてしまう日本、なんとなく満たされなくて購買欲を満たすことで日々のフラストレーションを解消している人も多いのではないでしょうか?
何か満たされない、このままの生活でいいのかしら?いくらかでもそんな疑問をお持ちの方には是非とも読んで欲しい一冊かもしれません。
この本を読んでびっくりしたのが、フランス人と言うのは基本的に「間食をしない」のだそうです。その代わり、三度の食事はきちんとしたものをしっかりと食べる。だから、「時間が無いので朝はヨーグルトだけでいいや。」とか、「朝食を食べている時間なんてないよ。」というシチュエーションはまず、あり得ないのだそうです。早く起きての朝食は当たり前なんだとか。
ましてや、食べながら歩くなんてことはマナーに反することなので、絶対にあり得ないことでも
あるのだと。いやはや、それに比べたら、私を含め日本の人達のマナーと言うのはフランス人の目には、相当目に余るものがあるのかもしれませんね。
ほかにも目からウロコだった、内容を紹介しますと、
①フランス人からしたら、フィットネスやジムに通う、ランニングなどはナンセンス!
普段の家事や買い物で体を動かすことで、エクササイズは十分。
②要らない服はどんどん捨てる、そして春夏10着秋冬10着に絞る。
クローゼットも整理され、暮らしの質を高める。
③自分に合った色、自分に似合う服を厳選する。
定番のスタイルを決める。
④イケてない服は1着も持たない。
⑤誰に会っても自信を持っていられるような服装でいる。
⑥一番良い持ち物を普段使いにする。
⑦物を買わない。
⑧教養を身に付ける。
⑨ささやかな喜びを見つける。
⑩質の良さにこだわる。
まずは①。 確かに普段の掃除や家のことをきちんと面倒くさがらずにやれていれば、十分に体は動かせているわけで、別に散歩も別な運動もしなくても何とかなるもんなんだよね。
これは、大いに反省すべきだなあと思いました。(>_<)
それと、②~④ね。私もそう言えば、着なくなった服がタンスにあること、あること。
あ~、こんど思い切って着なくなった服は捨てちゃいたいと思います。
そして⑤。皆さんも経験ありませんか? ちょっと、そこのコンビニまでだから上はスェットで下はジャージにサンダルで買い物に。だけど、そんな時に限って会社の偉い人だったり、自分が思いを寄せている異性とバッタリ鉢合せをしてしまったり、なあんてこと。
この本では、いつ、どこで誰に会うか分からないでしょう?そんな恰好を見た相手にどう思われますか?常に誰に見られても、「あ~あの人はいつもきちんとした服装で、センスがいいよね。」って思われるような服装でいましょうよと書いている。確かに、もっともな話ですよね。
⑥は良いものを買って、長く使いましょう。ズバリ、「量より質でしょう!」ってことね。
⑦はそうだよね、衝動買いの戒めですかね。私も反省せねば、、、。(-_-;)
⑧は以前、私も触れたことがある「文化的趣味のすゝめ」みたいなことだよね。
精神的な心の豊かさが伴わなければ、そもそもこの本の言っていることを肯定的に受け止めようって気にはなれないような気がします。
⑨はそうしたことが出来るようになれば、無駄な買い物も変な浪費もしなくなるってことかもしれないですね。そう、幸せと言うのは気づくことが出来れば意外と身近にあるものです。
⑩もう、これがこの本のまとめみたいなものですよね。「質」の良さっていうのはもちろん質の良いものを買って長く使いましょうってこともあるけれど、人間としての心の「質」もセットで向上していかないといけませんよ!ってことになるのでしょう。
つまり、精神的な心の豊かさを高めていくことが出来れば、いくらでもお金を掛けずに満足のいく生活をしていくことが出来る。別に大型液晶テレビがあって、電気機器に囲まれた生活だけが理想の満足ライフではなく、ロッキングチェアに揺られながら読書をしていても、それはそれで十分、至福の時という言い方も出来るわけですよね、本人の価値観的には。
良い価値観、良い教養、良いセンス、良いモノの考え方を身に付けていきたいものです。!(^^)!